新潟県立長岡高等学校(にいがたけんりつ ながおかこうとうがっこう)は、新潟県長岡市にある高等学校である。略称は長高(ちょうこう)。
長岡地区の高等学校で唯一スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている。校舎の正門は国の登録有形文化財(建造物)に登録されている。
1872年創立の長岡洋學校を起源とする。幾多の改称と変遷を経て、1948年に現在の名称となった。
上級学校への進学に対応した授業カリキュラムが編成されており、1時間あたりの授業時間は55分、月曜日と木曜日に至っては7時間授業の実施となっている。(※木曜日は理数科のみ実施)
中越地域のターミナル駅である長岡駅から程近く、学区制が撤廃された現在は中越地方全域から公共交通機関を利用して通学する生徒が多い。
元々は制服のある学校であったが、1972年の制服撤廃宣言を経て私服校となった。
文武両道を志しており、4年制大学への進学率は国公立大学を中心に通年で高い。
1990年代に理数科が設置されてからしばらくの間は最も学校規模の大きかった時期で、1学年普通科10学級と理数科1学級の計11学級を擁しており、教室の不足を補うために生徒玄関近くにプレハブ2階建ての教室が設置されていた。(2006年撤去)
1876年12月1日の長岡学校の開校式に臨んだ新潟県令・永山盛輝による和歌「『長岡中学校の開校を祝て』長岡の文の林に生立る わか木は国のはしらとぞなれ」が、第二校歌の歌詞となっている。
この校歌は起源が同じ阪之上小学校の校歌「文の林に生い立てる 若木は国のはしらぞと」と類似している。
2007年度にコース制導入に伴い理数科を2学級設置とし、2011年度より普通科は6学級設置となった。普通科は2年次より文系・理系に分かれる。
新潟県内の医師不足を懸念する県教育委員会の方針 により、理数科では2年次から「メディカルコース」と呼ばれる国公立・私立大学の医薬系を目指す専攻コースが設置されている。(同様の動きは県立新潟高校・高田高校・三条高校でもみられる)
理数科のメディカルコースでは長岡市医師会の全面的協力のもと、1年次に5回・2年次に3回、医師と看護師による「医療講演会」を実施しており、1年次の6月~8月には病院見学会も実施している。
同科のサイエンスコースでは長岡市内に本部を置く国立長岡技術科学大学と技能連携をし、発展した授業が展開されている。
※修学旅行は1977年度以降実施されていない(理由は不明。)。
生徒会は「和同会」(わどうかい)と称し、校訓の『和而不同』(わしてどうぜず)を旨とし活動している。
※旧制中学校時代の卒業生も含む
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou