大野原町(おおのはらちょう)は、かつて香川県に存在した町。三豊郡に属していた。旧豊田郡。2005年10月11日に旧・観音寺市、豊浜町との対等合併により観音寺市となり消滅した。
香川県の西南部に位置し、讃岐山脈を隔てて愛媛県、徳島県と接している。 柞田川の扇状地と三角州地帯であり、南東から北西にかけて緩やかに傾斜している。
農業が盛んである。特にレタスは多く生産されている。2003年の統計によると香川県(国内3位の作付面積、4位の収穫量)において、その面積・収穫量の約4割は大野原町である。また、「らりるれレタス」として、関西などの消費地へ出荷されている。その関係で大野原町を管轄する香川豊南農業協同組合は県単一農協を目指した香川県農業協同組合への合流を唯一拒絶し、独立を守っていたが、市町村合併後の2013年に農協も合併した。
かつては 国鉄バス琴平参宮電鉄が観音寺駅や豊浜駅から運行していたが1990年代までに順次廃止され、合併後観音寺市ふれあいバスが運行されるまでの数年間町内の一般公共交通がタクシーとロープウェイだけだった。
(特記)
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