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スターゲイト アトランティス


スターゲイト アトランティス


スターゲイト アトランティス』(英: Stargate Atlantis)は、アメリカ(撮影はカナダ)で制作され、2004年から2008年にかけて放送されていたサイエンス・フィクションテレビドラマ(海外ドラマ)。スターゲイト SG-1からのスピンオフ作品であり、謎の大陸アトランティスは他の銀河系にある都市型宇宙船という構想の元、隊員たちの活躍を描く。 全5シーズンで日本ではAXNが2006年9月から日本独占初放送している。 AXNウェブサイト等での表記は「スターゲイト:アトランティス」となっている。

エピソードガイド

シーズン1

エリザベス・ウィアー博士がSGCから南極のエンシェントの砦(SG-1がアヌビスを撃退する為に使用した)の調査基地に異動になり、ZPMやドローン(アヌビスの戦艦を撃沈させたオレンジ色の物体)、砦全体についてダニエル・ジャクソンやロドニー・マッケイが調査をしていた。その調査の結果、ダニエルが8番目のシェブロンを発見しアトランティスを見つけた。そして、今あるZPMを使用してSGCからペガサス銀河にダイヤルする事が可能であることが判明した。

ジャック・オニール准将がこの砦の視察に向かう為、マクマード基地でジョン・シェパード少佐の操縦する観測ヘリに乗り目指すが、その頃エンシェント砦の玉座ではエンシェントのDNAを持つ医師のカーソン・ベケットがマッケイに協力を強要されていた。渋々、マッケイの手伝いをする為に玉座に座るが、誤ってドローンをオニール達のヘリに向けてしまう。シェパードの操縦で何とかこのドローンの追跡を潜り抜け、ベケットの必死の制御によりドローンはオニールにぶつかる寸前で失速して動かなくなり、助かった。 このような手荒い出迎えを受けた2人だったが、無事に砦の最下層の玉座に辿り着く。そこで、オニールがジャクソンとマッケイの回りくどくて難しい説明を受ける間、シェパードは何も触れないようにとだけ言われて待機する事になるのだが、玉座の前で先刻のドローン攻撃の犯人を知り、玉座に興味を持つ。

シェパードは、ベケットの「軽い」説明を受け勝手に玉座に座ると、玉座が反応してしまう。そして、DNA適合の度合いがオニールを凌駕する力を持っていることが判明した。ウィアーはオニールを説得し、シェパードをアトランティス遠征チームに加えた。 そして、ZPMをSGCに持ち込み、ペガサス銀河にダイヤルする。ダイヤルは成功した。 アトランティス遠征チームは、ウィアーとマーシャル・サムナー大佐(ロバート・パトリック)を先頭に出発した。 ペガサス銀河のアトランティスに遠征隊が無事に到着すると、最後にオニールから送られたドン・ペリニヨンが現れゲイトが閉じる。

そして、都市の探検が始まる。探検隊の調査に反応して、都市が目覚め始める。しかし、長い年月を経て都市はエネルギー切れであり、海中にあった都市を保持していた最後のZPMのエネルギー残量が最低値に達していたのだ。フェイルセーフを起動した都市は浮上し始める。都市が海上に出ると、そこは何一つない大海原であった。 地球に帰るために連絡するにも、地球向けにはゲイトを開くエネルギーは不足している。ただし、ペガサス銀河内なら持ち込んだエネルギーでもゲイトを開ける。そこで、この銀河にあるであろう、新たなZPMを入手する為に冒険が始まった。しかし、この銀河内にはエンシェントがアトランティスを放棄した理由となったとてつもない脅威が待っていたのだ。

シーズン2

レイスの攻撃を逃れたアトランティス探検隊は、応援に駆けつけた新型巡洋戦艦ダイダロスで一旦地球へ帰還。地球で中佐に昇進したシェパードや増援隊を率いるローン少佐をはじめとする人員がダイダロスでアトランティスへ向かった。アトランティスでは、レイスの酵素中毒になり脱走したフォード中尉を捜索中にランナーと呼ばれる存在を知る。それは、レイスに追跡用ビーコンを埋め込まれ常にレイスに追われている人間であった。そのランナーの一人であるロノン・デックスと出会ったシェパードは、彼の戦闘能力を買い探検隊に引き入れようとする。

カーソン・ベケットは、レイスに含まれる成分を取り出し普通の人間にする薬を開発する。シリーズ終盤は、この薬を巡りレイスが地球侵攻計画を立てる。

シーズン3

レイスとの戦いも激しさを増す中、シェパードらはアスランズと称するエンシェントらしき人々に出会う。彼らはアトランティスそっくりの都市を中心とする超巨大都市に住み、ZPMを自ら製造していた。しかし、彼らはエンシェントの作ったレプリケーターだった。彼らは対レイス戦用に作られたが、エンシェントの思い通りには働かず廃棄されたらしい。しかし、生き残りのアスランズの指導者はそのことから、アトランティスとエンシェントを恨んでいた。

今シーズン中盤ではアトランティスがアスランズの手に落ちてしまうが、その結果、アトランティスはシリーズ最初で水没していたものが修理される。

「共同戦線」「兄妹」「復讐」はシーズン4へと続くエピソードへとなっている。

シーズン4

行方不明になったアトランティスを探しにアポロが捜索を行っていた。その頃、アトランティスはZPMのエネルギーが残り少なくなっており、空気を保っているシールドを居住区画に絞っても長くは保たないことが明らかになった。一方、ウィアーは瀕死の重傷をおっていたが、彼女の体内で不活性化させられていたナナイトをマッケイがプログラムし直し利用することで、命をとりとめることに成功した。しかし、細胞の半分以上が失われていた為、半分は人間、半分はレプリケーターという状態になってしまう。その頃都市のZPMはほとんどなくなりマッケイたちはパドルジャンパーにハイパードライブを搭載した試作機を使い、アスランズからZPMを奪おうと考える。半分がレプリケーターであるウィアーがレプリケーターとリンクし、ZPMを奪う作戦は成功したものの作戦中にウィアーを失ってしまう。その結果、アトランティスの新たな司令官としてサマンサ・カーター大佐が送り込まれた。またSG-1が終了したためか地球を舞台にした話がそれまでのシーズンより増えている。レイスと共同でレプリケーターを倒す計画なども出てくる。

シーズン5

ゲイトの接続事故から、遥か未来に送られてしまったシェパード。アトランティスは干上がった砂漠に埋もれていた。そこに現われるマッケイ。強烈な砂嵐の中、シェパードはパラレルワールドの出来事を知る。そしてマイケルのアジトの所在地、テイラ救出の重要性と残された時間が僅かである事も。

パラレルワールドのマッケイの活躍で、無事アトランティスに戻ることが出来たシェパード。急いで部隊を率いアジトに突入するも、タイミングが早すぎ、そこにはまだテイラの姿は無かった。マッケイはマイケルの情報端末から情報を探ろうと試みる。しかし罠が仕掛けられておりアジトは崩壊、生き埋めになってしまうのだった。

スタッフ

日本語版制作スタッフ

  • 演出 : 甲斐樹美子
  • 翻訳 : 平田勝茂
  • 調整 : 並木晃
  • 制作 : ブロードメディア・スタジオ
  • プロデューサ : 桑原弥生(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)

キャスト

主要なキャスト

その他のキャスト

用語

アサーラン(ペガサスレプリケーター)
エンシェントが対レイス用に開発したペガサス銀河におけるレプリケーター。エンシェントが生命エネルギーを吸い取るレイスに対抗する為に作り上げたが、エンシェントが望んだ通りに動かず、危険を感じたエンシェントによって破壊される。しかし一部が生き残り、1万年の間に数百万にも増殖している。自分たちを破壊しようとしたエンシェントに対して深い憎しみを抱いている。シェパード達が接触したことにより、アトランティスが無事であることを知り、復讐として破壊しようとする。彼らはナナイツ(攻撃的ナナイト)の集合体である。指導者はオベロス。アサーラスという惑星を母星として住んでいる (M7R-227)。アトランティスに似た都市がある。アトランティスにそっくりな都市型宇宙船と、オーロラ級バトルシップなどを多数保有している。レイスを殺し、エンシェントを殺せないようにプログラミングされていたが、前者はレイスにより、後者はマッケイがプログラムを書き換えたことにより無効となっている。シーズン4でマッケイらの活躍により、対レイスコマンドが再発動し、大艦隊を率いてレイスに戦いを挑むが、やがて「食料を絶てばレイスは死滅する」という考えに至り、人類の住む星々への攻撃を始め、大勢の犠牲者を出す。それにより、アトランティスはレイスと共に戦い、ベースコードを書き換えざるを得なくなってしまう。
アトランティス
エンシェントが作った空飛ぶ都市型宇宙船。アトランティスを参照。
アトランティス探検隊
12を越す国から全員が志願して集まった探検隊。メンバーは200人ほどで、ほとんどが科学者。リーダーはウィアー博士。しかし彼女がアサーラスとの戦闘で行方不明になったため、一時的にシェパード中佐が司令官代理となり、後にカーター大佐、ウールジーが正式な後任となる。
アドレス
7つのシェブロンで構成される。別銀河のゲイトにアクセスする時はその銀河を示すシェブロンが必要となるため、アドレスは計8つになる。
宇宙4大種族
アスガード、ノックス、ファーリングス、エンシェント
エンシェントの遺伝子
エンシェントの性質を受け継いだ遺伝子。この遺伝子を持つ者はエンシェントのテクノジーと交信できるが、その数は一握りしかいない。遺伝子治療技術の応用でエンシェントの遺伝子を取り込むことが出来る(ATA治療)が成功率は48%である。
刈り取り
レイスがエサである人間を収穫すること。大抵スターゲイトからダーツで星を訪れ、転送ビームで人間を吸い上げる。
ジェナイ
アソス人が何年も交易を続けてきた種族。純朴な農耕民族のように見せかけ、地下の巨大掩ぺい壕で科学研究を行っていた。自己中心的で傲慢な種族。アトランティスと対立し、一時的にアトランティスを占拠した事件があったが、ジェナイ政府に同意見を持たないコリア司令官の部下ラドンが反乱軍を結成し、後に同盟関係に。
ゼロ・ポイント・モジュール
エンシェント技術の動力源。亜空間からエネルギーを引き出す。SG-1が南極で見つけた防衛兵器もこれで動く。アスランズは自ら作り出すことが可能である。登場人物の多くはアメリカ式発音で「ズィー・ピー・エム」と発音するが、マッケイ博士はカナダ出身のため「ゼッド・ピー・エム」と発音し、そのことが物語の中でネタになることがある。日本語吹き替え版では、マッケイ博士は「ゼロ」にこだわって「ゼロ・ピー・エム」と呼んでいるという設定になっている。
高みの存在
より進化した存在である純粋なエネルギー体となった者たちのこと。普通は何世代もかけて超能力を持つようになり、さらに肉体が必要なくなって、純粋なエネルギー体へと進化するが、高みの存在の助けがあれば、普通の人間でも高みの存在になることが出来る。高みの存在は非常に強力な力を持つが、全知全能というわけではない。高みの存在となったエンシェントたちのことを「アザーズ」と呼ぶことがある。
タラニス
エンシェントが休火山のカルデラ内に作った基地に住む人々(レイスとの戦争中に造られた基地)。シールドを1年間フルパワーにしていたため、エネルギー源の火山が眠りから覚め、アトランティスに助けを求める。格納庫内にオーロラ級ヒパホラルカス(オリオン)が1隻あり、支援の見返りにアトランティスに貸与する。他の星に移住するが、シーズン3でマイケルの生体実験の餌として全員が殺される。
トラベラー
レイスの刈り取りを逃れるために宇宙へと飛び出した人々。宇宙船不足に悩んでいるが、ペガサス銀河に住む人類の中では最も高いと思われる科学水準を有しており、宇宙船で交易相手の星を訪れて物資を調達している。ラーリンの指揮するオーロラ級戦艦1隻を含め、ハイパードライブを搭載した宇宙船を多数保有している。レイス、アトランティスとの合同作戦でも活躍した。
ナクアダ・ジェネレーター
ナクアダを利用した発電機。アトランティスではエネルギーの枯渇したZPMに代わって用いられていたが、ZPMを入手してからはバックアップ用として使われている。
ペガサス銀河
エンシェントの失われた都市“アトランティス”がある。地球が存在する天の川銀河から約300万光年離れている。
ミッドウェイ・スペースステーション(マッケイ・カーター・インターギャラクティック・ゲイトブリッジ)
天の川銀河とペガサス銀河の間の宇宙空間に存在する宇宙基地。二つの銀河の架け橋の役割を持っている。基地内には天の川銀河とペガサス銀河で使用されているスターゲイトが一つずつ配備されている。アイリスは設置されていない。両銀河間は移動距離が長いためゲイトとゲイトをリレーする必要があり、34個のゲイトが設置されている。この移動にはZPMを必要としないため、貴重なZPMのエネルギーの節約にもなる。また、システムはスターゲイトの原理を応用したものでありダイヤル前には特殊なマクロをアップロードする必要がある。カーターの考えでマッケイらが作成した。移動にかかる時間は約30分。シーズン3では未完成で外郭だけだったが、シーズン4開始時点では完成していた。シーズン4後半でレイスの奇襲を受け、結果的に自爆した。
ランナー
レイスのハンターに追われる人間。背中に追跡装置を埋め込まれているため、どこへ逃げても見つかってしまう。娯楽目的か、戦闘訓練なのか、レイスが人間をランナーに仕立てて狩る理由は不明。
レイス
ペガサス銀河の食物連鎖の頂点に立つ好戦的なエイリアン。人間の生命エネルギーを餌としている。エンシェントの実験ミスで原生昆虫(イレイタス・バグ)が人間のDNAを取り込み生まれたと考えられている。生命力が非常に強く長命で、1万年以上生きている個体も多い。数が非常に多いため、エンシェントは個々の戦いには勝利できても、戦争としては敗北することとなった。シーズン4ではアスランズの母星を破壊するために地球人と協力するが、その際アサーラスのZPMを複数盗み出した。レイスのテクノロジーは生物由来で、他の種族と全く異なっており、ZPMのような巨大なエネルギーを発生させる技術を持たないのが欠点である。そのため、広範囲のシールド技術が無く、ダーツやクルーザー、母艦にはシールドは装備されていないが、有機体ベースの船体により自己修復が可能。また、クルーザー、および母艦にはハイパースペースジェネレーターが搭載されているが、アスガード製やエンシェント製ジェネレーターと比べて性能が劣っており、銀河間航行には向かない。また船体がハイパースペースの放射能に弱く、一定期間ハイパースペース航行をした後通常空間に出て休む必要がある。

兵器

地球

F-302
X-302の量産機。機動性能こそデス・グライダーに劣るものの南極大空戦ではSG-1を守り抜き、レイスの無敵艦隊やダーツに対して有効な戦力としてアトランティスに配備されるなど、多方面での活躍が見受けられる。空対空ミサイルが6発と機銃若しくは機関砲が装備されている。
P-90
SG-1およびアトランティスの主装備である火器。形態区分はサブマシンガン、正確にはPDWである。
ダイダロス
米軍が開発した新型巡洋戦艦でプロメテウスの後継艦(正式名BC-304)。より高度なエイリアンのテクノロジーと経験から学んだ改良を加えて再設計され、プロメテウスよりもかなり進化している。ZPMで出力を上げれば地球からアトランティスまで本来18日のところを4日で到達できる。F-302を16機搭載。アスガードのハーミオドが乗船。ただしSG-1のシーズン10の第20話より時間軸が後になる話では、アスガード種族は滅んでいるためハーミオドが乗船していない。シーズン4でアポロと共にアスガードの新型プラズマビームを搭載した。

レイス

クルーザー
レイスの巡洋艦でハイパードライブ機能を備えている。
ダーツ
レイスが使う局地戦闘機の呼称。ダーツ状のためアトランティス・チームからはこう呼ばれている。パドルジャンパー同様に機内からゲイトを開けることができ、そのまま通ることができる。一人乗りで窓が無いため機内のコンピューターで操作する。ただコンピューターはレイスの言葉で書かれているためダーツを操縦できるのは以前にマッケイの翻訳機を搭載したダーツを操縦したことがあるシェパードなど少数しか居ない。
レイスの母艦
レイスの戦艦。銀河間航行には向かないもののハイパードライブを備えている。シールドは無いが有機体で出来ているため壊れた箇所の修復が容易。大量のダーツを収納できる格納庫を持っている。エネルギー効率の悪さが弱点である。ジャミング装置がありアスガードのビームは通用しない。母船には一人女王が居て命令を下している。

エンシェント

アトランティス
エンシェントが作った空飛ぶ都市型宇宙船。一万年前に海中に沈められアトランティス探検隊によって発見された。元は地球の南極にあったが、生命体のない銀河に新しい命を広めようと考えたエンシェントが、数百万年前にペガサス銀河へ移転させた。同様の船が他にもいくつか存在する。もともとエンシェントが定住と植民地の拡大のために建設した巨大都市兼宇宙船である。本作で舞台となるものはペガサス銀河に存在し、惑星ランティアの海上に存在していた。第1話ではレイスから攻撃を防ぐために海中に沈めてあった。約一万年前、エンシェントはレイスとの戦いに数の差で敗れ、ほとんどがかつての故郷である地球にスターゲイトで避難し一部は高みに昇り一部は人間の身体で生きた。その際エンシェントは、子孫がアトランティスを見つけること考慮し、三本のZPMを動力源に残してシールドを起動状態でアトランティスをランティアの海底へ沈めた。アトランティスはメインタワーから放射状にのびた6つの埠頭と、その上に建造された無数の構造物からなる。スターゲイトはメインタワーの上部に設置され、多くの主要なシステムもメインタワー又はその周辺に設置されている。ビームテクノロジーを利用したトランスポーターが設置され、エレベーターのような役割を果たす。アトランティスには全部で16台のトランスポーターが設置されている。アトランティスの中心部にはZPMルームが設置されており、最大3つのZPMの格納が可能である。地球に似たブレーカーが6つ壁に設置してある(縦に2つ横に3つ)。シーズン2にダイダロスが運ぶZPMがくるまでは5台のナクアダジェネレーターでアトランティスにパワー供給をしていた。メインタワーなのどにはパワー供給はできたが一部にはパワー不足でパワーが送れなかった。その他には食堂、メインタワージャンパー格納庫、水中ジャンパー格納庫、ホログラムルーム、居住区画、医療区画、秘密の部屋、テラス、ミーティングルームやトレーニングルームなども設備されている。メインタワーのゲイトルームはステンドグラスになっており、アサーランではグラス部が開閉可能となっている。アトランティスのドアはほとんどが自動になっており、プライベートな部屋ではドアの前に人が立つとアラームが鳴る。ドアの横に設置された3つの制御クリスタルに手のひらをかざすと開閉する仕組みで、閉鎖されたドアも最下部のクリスタルで上の二つをブリッジするという方法で開けることができる。都市にはコントロールチェアーが設置されており、ほとんどのシステムはこれで操作可能である。又、アトランティスは落雷に耐えられるように多数の避雷針と4つのアースステーションが存在する。目立った武器はなく、ドローン以外の武器は使用されていないが地球人はレールガンを設置している。シールドは10個のシールド発生器から形成され、一つだけでも都市を守ることができるという。ただし十分なエネルギーが必要で、ナクアダジェネレーターなどでは不足である。本来は装備されていなかったが、マッケイがジャンパーのステルス装置を拡張し、シールドと切り替えて都市全体の姿を隠蔽することが可能となった。しかし、シールドから切り替えて隠蔽しているため、隠蔽中にシールドは機能しない。星間航行システムには19基の亜光速エンジン兼ハイパードライブエンジンが装備されスタードライブと呼ばれている。敵の攻撃などの理由でたびたび停泊する惑星を変えてきたが、アトランティス シーズン5 20話ではスーパーハイブシップによる地球刈り取りを阻止するためマッケイ博士が研究していたワームホールドライブを使い、数百万年ぶりに地球に帰還した。
エンシェントの制御椅子
アトランティス級の移動都市や地球にあるエンシェントの砦などに装備されている椅子型のプラットフォーム。ドローンやアトランティスを制御できる。エンシェントの遺伝子がこの装置を動かす為のキーになっている。
オーロラ級戦艦
エンシェントの主要宇宙戦艦。オーロラ、ヒパホラルカス(オリオン)、トリア、トラベラーのオーロラ級戦艦などが確認されている。また同型艦をアサーランに住むペガサスレプリが多数保有している。オーロラはレイスとの戦争時、レイステクノロジーに関する弱点を発見し、その情報をアトランティスへ持ち帰ろうとしていたが叶わず。アトランティスはヒパホラルカスを手に入れオリオンと名付けるが、レイスの母船をドローンで撃沈した後、ドローンからパワー転換をシールドに転換する前にもう一隻に破壊される。トリアは1万年前ペガサス銀河から天の川銀河へ撤退する際に、ハイパースペースジェネレーターが故障し光速で帰還途中に両銀河の間でダイダロスに発見された。100名以上のエンシェントが搭乗していたがペガサスレプリに殺害された。
ドローン
エンシェントの遠隔操縦ミサイルのこと。アトランティスやオーロラ級戦艦、パドルジャンパーに装備されている。地球の南極にあるエンシェントの砦にもドローンがある。だがアヌビスとの戦いで残量が少ない。宇宙での使用が前提のようなので形は銃弾のような形ではなくイカやタコに近い形をしている。使い捨てではなく、攻撃が終わったら母艦に帰還する仕組みだが、作中で消耗していることから攻撃の際に破壊されることが多いようである。
パドルジャンパー
エンシェントが作った小型宇宙船。サイズは両舷のドライブポッドを収納すればスターゲイトを通れるようコンパクトに作られている。シールドのほかステルス機能が付いており、肉眼はもちろんレイスのスキャナーすらごまかすことができる。ただしシールドとステルス機能の併用はできない。アサーランのレプリは「ゲイトシップ」と呼んでいる。

脚注

関連項目

  • スターゲイト (映画)
  • スターゲイト SG-1
  • スターゲイト ユニバース

外部リンク

  • Stargate Atlantis (series) | Television - MGM Studios(英語)
  • Stargate Command (@stargatecommand) - X(旧Twitter)
  • Stargate Atlantis (officialstargateatlantis) - Facebook
  • Stargate Command (@stargatecommand) - Instagram
  • Stargate Command (officialstargate) - Facebook
  • Stargate Command - YouTubeチャンネル
  • Sci-Fi チャンネルによる公式サイト
  • Stargate Atlantis - IMDb(英語)
  • スターゲイトアトランティスウェブ
  • Spring Field:スターゲイトアトランティス

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: スターゲイト アトランティス by Wikipedia (Historical)



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