『思秋期から…男と女』(ししゅうきから おとことおんな)は、岩崎宏美の5枚目のオリジナル・アルバム。1977年10月5日発売。発売元は、ビクター音楽産業(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)。規格品番SJX-20017。
大ヒットシングル「思秋期」を含む全12曲を収録。シングル曲の作詞にはデビュー曲「二重唱(デュエット)」から「シンデレラ・ハネムーン」まで、B面を含め全て阿久悠が起用されていたが、アルバム全曲の作詞をしたのはこの作品が初めてであり、唯一である。作曲は、直近3枚のシングルの作家である大野克夫、川口真、三木たかしがそれぞれ4曲ずつ担当している。
A面2曲目に収録されている「ランボルギーニが消えて」のイントロおよびコーダにスポーツカーのエンジン音が入っているが、この音はランボルギーニのものではなくポルシェから録ったもので、ファンから音が違うと指摘があったという。
1991年に、次作『二十才前…』とのカップリングで初CD-DA化(2作品を1枚に収録)されたが、収録時間の関係上、前述の「ランボルギーニが消えて」が除かれた。1994年に単独でCD化され、同時に「ランボルギーニが消えて」も初CD化された。また、2007年に紙ジャケットで復刻された際には、アルバム未収録であった「思秋期」のB面曲「折れた口紅(ルージュ)」がボーナス・トラックとして収録された。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou