東菅野(ひがしすがの)は、千葉県市川市にある地名。現行行政地名は東菅野一丁目から五丁目。郵便番号は272-0823。
市川市北部に位置する。地域内は市川・新田・真間・平田・菅野と続く松の生い茂る住宅街となっており、1丁目〜3丁目にかけては現在も多くの邸宅が残る高級住宅街となっている。地域の東部に大柏川、中央部に真間川が流れる。
東は本北方・北方町、西は菅野、南は八幡、北は宮久保と接している。
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、東菅野3-17-14の地点で26万6000円/m2となっている。
菅野、八幡と共に小説家永井荷風が生前居住した地の一つであり、永井荷風の作品「断腸亭日乗」「葛飾土産」や、菅野在住であった幸田文の作品「すがの」等に当地が見られる。その他、元日銀理事であり、経済評論家、永井荷風研究家の吉野俊彦が晩年まで居住していた。
旧菅野町の東部であることから。「菅野」の由来は、かつて、北半分が菅が密生する広い湿原、南半分は砂質で「スカ」や「スガ」と呼ばれていたことから。
2017年(平成29年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
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