北方(きたかた)は、千葉県市川市の町名。現行行政地名は北方一丁目から北方三丁目。郵便番号は272-0815。
市川市北部に位置する。主に住宅地として使用され、市川税務署が置かれる。また、小説家であり、俳人である矢田挿雲が当地に「北方庵」を構え、晩年まで居住していたほか、ガラス工芸家藤田喬平も晩年まで居住していた。さらに、この付近に青年時代の小説家五木寛之が住んでおり、ここから中山競馬場に遊びに通っていたという。
一丁目に市川税務署、二丁目に市川北方(いちかわぼっけ)郵便局、京葉銀行北方支店、三丁目に北方霊園がある。
東は高石神・中山、西は八幡、南は鬼越、北は本北方と接している。
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、北方2-19-9の地点で22万円/m2となっている。
住居表示実施以前は北方町(ぼっけまち)と称した。
旧来の「ぼっけ」ではなく「きたかた」としたのは、「ぼっけ」が難読地名であることにより読みやすくしたものである。また、「北方」(きたかた)の前身である北方(ぼっけ)は
という説がある。
2017年(平成29年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
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