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ドラゴンボール改


ドラゴンボール改


ドラゴンボール改』(ドラゴンボールカイ、DRAGON BALL KAI)は、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』を原作とする東映アニメーション制作のテレビアニメ。タイトルの「改」は鳥山明本人が命名したものである。企画の森下孝三によると「『ドラゴンボールZを改めて見てね』という願いが込められている」とのこと。

概要

本作品は、1989年4月26日から1996年1月31日までフジテレビ系列で放送された『ドラゴンボールZ』(1989年 - 1996年放送)のデジタルリマスター再編集版である。ドラゴンボールシリーズとしては初のデジタルハイビジョン化作品として、フジテレビ系の日曜午前のアニメゾーン「ドリーム9」ほかにて放送された。

プロジェクトのきっかけは、データカードダスのクオリティを問題視した鳥嶋和彦がバンダイから販売されているドラゴンボール関連商品の監修を一時停止したことに起因する。問題に対応したバンダイの古澤圭亮は、問題の修正に時間がかかり(当時は)漫画・アニメ共に終了していることから宣伝も難しいため、修正までの時間つなぎと宣伝のためアニメの放送を提案した。また古澤は『Z』のアニメは原作に追いつかないように引き延ばしが多かった事を指摘し、再放送では無く引き延ばし部分をカットしたリマスター版のアイディアを出した。鳥嶋がこのアイディアを気に入り東映アニメーションの森下孝三に話したことでプロジェクトがスタートしたという。

原作者の鳥山明自らが監修に携わり、音楽は新規のものに差し替えられ、音声も全て再録された。放送当時では引退や既に故人となっている声優を中心に、多くのキャラクターの配役が変更され、元々の担当声優が現役で活動している場合でも新たな声優を起用することが多い。2009年発売の『ドラゴンボール レイジングブラスト』以降のゲームや、2013年公開の映画『ドラゴンボールZ 神と神』以降の新作アニメでも基本的に本作のキャスティングが踏襲されている。

古澤が指摘したように『Z』では放送内容が週刊連載中であった原作に追いつかないように、回想シーンを多く挿入したりアニメオリジナルエピソードを挿入するといった引き伸ばし措置が行われていたが、本作では原作が既に完結済みであるために原作の構成に近い無駄のないスピーディーな展開が可能となり、アニメオリジナルエピソードなどを大幅に省略し、演出のテンポを早めることで『Z』の2話から数話分の展開を1話でこなしている。また、『Z』には無かった要素として第1話での冒頭では悟空とフリーザの因縁を伝えるため、テレビスペシャル『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』の映像が使われている。これまでのテレビシリーズとは異なり、前回のあらすじはアバンタイトルで行われ、次回予告がエンディングの後に設けられている。

プロデューサーの小原康平は、人員・予算共に小規模のチームで番組を回すのは辛かったが、往年の演出家・アニメーターと接する機会を多く持てる企画だったと語っている。また、企画の森下孝三によると『Z』の再編集版であるためにファンが観てくれるか心配する声もあったが、想定以上の視聴者を増やすことができたという。当初の目的である宣伝効果についても、データカードダスの売り上げが改善するなど成功を収めた。

サイヤ人編 - 人造人間・セル編(第1期・2009年 - 2011年)

2009年4月5日から2011年3月27日まで放送。全98話(第98話は東日本大震災の影響により未放送)。テレビシリーズのレギュラー放送としては、『ドラゴンボールGT』が終了した1997年11月以来、11年5か月ぶりとなった。

2010年5月24日よりアメリカ・アニメ専門チャンネルの『ニックトゥーン』(Nicktoons)でも放送を開始。放送当初から9歳-14歳、12歳-17歳、9歳-14歳(男)、12歳-17歳(男)の4カテゴリで、第1話の視聴率が同局の開局以来の最高視聴率を記録する好調なスタートとなった。

魔人ブウ編(第2期・2014年 - 2015年)

セル編の後、「ドリーム9」枠では『トリコ』が約3年間放送。同作終了後、2014年4月6日に第2期として「魔人ブウ編」が放映開始。話数は上記の未放送話を含めて、第1期からの通しの数となっており、初回放送話を第99話としている。2015年4月5日より、解説放送を実施する。

魔人ブウ編は当初、日本国外のみで放送される予定であった。その後、2013年3月頃に英語版の吹き替え声優、音響監督も務めているクリストファー・サバトが「新たに(ブウ編)全66話のライセンスを取得した」と発言した。ただし、2014年4月16日に「東映アニメーション・ヨーロッパ支社」の公式HPで発表された話数は「全69話」と表記されていて食い違いがある。

2014年2月頃に、日本での放送決定が発表された。2014年4月末時点でのDVD・Blu-rayBOXの発売予定が第1巻から第4巻(第99話から第146話)だったが、実際には2015年4月以降も放送し、同年6月28日まで全5クール、全61話での放送が行われた。日本国外版は上記のとおり全61話より長いため、同じ話数であっても日本版と日本国外版ではストーリーの進行度が異なる所がある。

内容・変更など

画面アスペクト比が16:9に変更され、第1期では映像の上下がカットされたり、第2期では4:3では見えなかった部分の拡大、またそれを利用したパン移動・回転などの演出が多用された。

音声面では、モノラル放送からステレオ放送となった。

台詞や表現については『Z』の放送開始から20年以上経過しなおかつ、放送時間が午前ということもあって『Z』で使われていた台詞や表現が別のものに差し替えられている。

データ放送

2014年11月23日(魔人ブウ編の第131話)からは、フジテレビと同時ネットで放送している局のみデータ放送を開始。戦闘カードを引いて、敵にダメージを与えて倒すもの。視聴していくと、ドラゴンボールが1つずつ左から順に点灯していき、3分で7つ集まり、1回カードが引ける(プーアル、界王様、クリリン、ビーデルなど出現したキャラクターによって与えるダメージは異なる)。倒せなくてもひきわけ賞(参加賞)として応募は可能(プレゼントは異なる)。

BGMについて

第1期のBGMは、当初はオリジナルシリーズで主題歌やイメージソングに携わっていた山本健司による新規の曲を使用していたが、2011年3月9日、東映アニメーションは山本の曲の中に第三者の著作権に抵触するものが複数あったとして、差し替えるとともに事実関係の調査と対応策の協議に入ることを発表した。

これに伴い同年3月20日・27日の本放送では、山本の曲に代わって菊池俊輔が手がけた『Z』のBGMが使用され、オープニングや公式サイト上での音楽のクレジットも山本から菊池に変更された。以降、再放送およびオンデマンド動画配信においては、第1話からBGMを『Z』のものに差し替えたものを放送・配信している(挿入歌においては山本が担当したものは差し替えられているが、主題歌をアレンジしたアイキャッチや次回予告、および山本が担当していない挿入歌はそのまま使用されている)。人造人間・セル編のDVDは第6巻、Blu-rayはBOX3以降BGMを差し替えて発売された。

なお、盗作の指摘自体は2010年5月の時点で存在し、ニコニコ動画で検証動画が投稿されていた。

第2期では、2013年公開の映画『神と神』のBGMを手がけた住友紀人による新規の曲を使用。住友はその後、2018年公開の映画『ドラゴンボール超 ブロリー』までの新作アニメでも引き続き担当した。

声の出演

太字の人物は『Z』と同一人物(改名、本作途中での交代を含む)が演じているキャラクター

『ドラゴンボール』までの登場キャラクター

  • 孫悟空 - 野沢雅子
  • ピッコロ - 古川登志夫
  • クリリンヤジロベー占いババ - 田中真弓
  • ヤムチャ - 古谷徹
  • 天津飯 - 緑川光
  • 餃子 - 江森浩子
  • 亀仙人 - 佐藤正治
  • 神様 - 青野武→島田敏
  • ブルマ - 鶴ひろみ
  • カリン - 永井一郎
  • ウーロン - 龍田直樹
  • チチプーアル - 渡辺菜生子
  • 牛魔王 - 郷里大輔→大友龍三郎
  • ウミガメ - 藤本たかひろ
  • ブリーフ博士 - 八奈見乗児→田中亮一
  • ブルマの母 - 川浪葉子
  • 神龍 - 内海賢二→大友龍三郎
  • ミスターポポ - 川津泰彦
  • 天下一武道会アナウンサー - 西脇保
  • 人造人間8号 - 飯塚昭三
  • ボラ - 江川央生
  • 孫悟飯(育ての親) - 千葉繁
  • 国王ナレーション - 八奈見乗児

『Z』以降の登場キャラクター

  • 孫悟飯孫悟天 - 野沢雅子
  • ベジータ - 堀川りょう
  • 閻魔大王ポルンガ - 郷里大輔→大友龍三郎
  • 北の界王 - 八奈見乗児
  • バブルス - 藤本たかひろ
  • グレゴリー - 沼田祐介
  • デンデ - 平野綾
  • トランクス - 草尾毅
  • 人造人間18号 - 伊藤美紀
  • ミスターサタン - 石塚運昇
  • ビーデル、パン - 柿沼紫乃
  • マーロン - 牛田裕子
  • ベエ - 鈴木真仁

サイヤ人編・フリーザ編

  • フリーザ - 中尾隆聖
  • バーダック - 野沢雅子
  • ラディッツ - 千葉繁
  • ナッパ - 稲田徹
  • キュイ - 竹本英史
  • オーレン - 沼田祐介
  • アプール - 吉水孝宏
  • ザーボン - 三浦祥朗
  • ドドリア - 長嶝高士
  • ギニュー - 小西克幸
  • リクーム - 佐々木誠二
  • ジース - 岸尾だいすけ
  • バータ - 小野坂昌也
  • グルド - 高戸靖広
  • 最長老 - 滝口順平
  • ムーリ長老 - 田中亮一
  • カルゴ - 佐藤聡美
  • ネイル - 楠大典
  • ツーノ長老 - 平野正人

人造人間編・セル編

  • セル - 若本規夫
  • コルド大王 - 大友龍三郎
  • 人造人間16号 - 緑川光
  • 人造人間17号 - 中原茂
  • 人造人間19号 - 堀之紀
  • ドクター・ゲロ - 矢田耕司
  • カロニー - 田中一成
  • ピロシキ - 江川央生
  • ピーザ - 西原久美子
  • セルゲームのアナウンサー - 西脇保
  • セルジュニア - 藤本たかひろ

魔人ブウ編

  • 魔人ブウ - 塩屋浩三
  • バビディ、西の界王 - 島田敏
  • ビビディ- 龍田直樹
  • スポポビッチ - 江川央生
  • ヤムー - 高戸靖広
  • プイプイ - 麻生智久
  • ヤコン - 幸野善之
  • ダーブラ - 大友龍三郎
  • ジュエール、イダーサ、ノック - 根本幸多
  • イコーセ - 赤羽根健治
  • キーラ - 平井啓二
  • プンター、猛血虎 - 荒井聡太
  • キラーノ - 松本大督
  • イレーザウーブ - 浦和めぐみ
  • シャプナー - 真殿光昭
  • ムスカ - 佐藤正治
  • 東の界王神キビト界王神 - 三ツ矢雄二
  • キビト - 青森伸
  • 老界王神 - 田中亮一
  • 大界王神 - 辻村真人
  • 南の界王神 - 稲田徹
  • 北の界王神 - 堀之紀
  • 西の女界王神 - 鶴ひろみ
  • 南の界王 - 中博史
  • パポイ、オトコスキー - 藤本たかひろ

特別ゲスト

  • フリーザの部下 - BANBANBAN、R藤本(いずれも56話)
  • 姉 - 高橋みなみ(当時AKB48) (71話)
Collection James Bond 007

スタッフ

  • 企画 - 松崎容子→情野誠人(フジテレビ)、森下孝三(東映アニメーション)
  • 原作 - 鳥山明『Dragonball』(集英社刊)
  • プロデューサー - 情野誠人→野崎理(フジテレビ)、木村京太郎→渡辺和哉→佐川直子(読売広告社)、小原康平→若林豪→林田師博(東映アニメーション)
  • シリーズ構成協力 - 小原康平、佐渡和隆(第1期のみ)、キャラメル・ママ
  • 音楽 - 山本健司→菊池俊輔→住友紀人
  • 製作担当 - 風間厚徳
  • オープニング/エンディング - 山室直儀、長峯達也、志田直俊、後藤康徳、井出武生
  • 編集 - 牧信公、片瀬健太
  • 編集協力 - 古庄賢太郎→吉田公紀
  • 音響監督 - 長崎行男→長崎行男、本山哲(魔人ブウ編)
  • 録音 - 伊東光晴
  • 録音助手 - 新垣未希
  • オリジナル版音響効果 - 新井秀徳
  • 選曲 - 本山哲、田中英行、小原吉男 他
  • 調整 - 川崎公敬、渡辺絵里奈、立花康夫、小原吉男
  • 録音スタジオ - タバック
  • 音楽協力 - 八木仁、川口真太郎、小西岳夫、宮下令文
  • HD演出協力 - 門田英彦
  • 演出助手 - 小山保徳
  • 広報 - 田中杏子(フジテレビ)、堀毛敦子
  • 演技事務 - 上保裕資
  • デジタルマスタリング - キュー・テック
  • HD編集 - 塚田徹郎、中川明子
  • デジタルマスタリング協力 - 小林宣弘、福光伸一
  • 演出 - 野渡康弘→寺崎直博
  • 制作協力 - 東映
  • 制作 - フジテレビ、東映アニメーション

主題歌

第2期エンディング「純情」・「GALAXY」・「Don't Let Me Down」はビクターエンタテインメントからのリリース。それ以外は日本コロムビア(第1期放送当時の商号は『コロムビアミュージックエンタテインメント』)からのリリース。

第1期
オープニングテーマ「Dragon Soul」
作詞 - 吉元由美 / 作曲 - 岩崎貴文 / 編曲 - 京田誠一 / 歌 - 谷本貴義 (Dragon Soul)
最終話オープニング映像および提供画面の背景は『Z』では魔人ブウ編に入るまでほとんど変更されなかったが、今作では以下のように変遷している。
エンディングテーマ
Yeah! Break! Care! Break!ヤブレカブレ」サイヤ人編・フリーザ編(1話 - 54話)
作詞 - 森由里子 / 作曲 - 岩崎貴文 / 編曲 - 京田誠一 / 歌 - 谷本貴義(Dragon Soul)
ドラゴンボールシリーズのエンディング曲としては初めて歌詞字幕が流れている。
「心の羽根」人造人間編(55話 - 98話)
作詞 - 秋元康 / 作曲 - 横健介 / 編曲 - 生田真心 / 歌 - チームドラゴン from AKB48
第2期(魔人ブウ編)
オープニングテーマ
「空・前・絶・後 Kuu-Zen-Zetsu-Go」
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 岩崎貴文 / 編曲 - 籠島裕昌 / 歌 - 谷本貴義 (Dragon Soul)
「Fight It Out!!」(日本国外版)
作詞 - 山田ひろし / 作曲・編曲 - 山崎燿 / 歌 - 小野正利
エンディングテーマ
「拝啓、ツラツストラ」(99話 - 111話)
作詞・作曲 - 金廣真悟 / 編曲・歌 - グッドモーニングアメリカ
「純情」(112話 - 123話)
作詞・歌 - 家入レオ / 作曲 - 西尾芳彦 / 編曲 - 佐藤希久生
「Oh Yeah!!!!!!!」(124話 - 136話)
作詞・作曲 - 武井優心 / 編曲・歌 - Czecho No Republic
「GALAXY」(137話 - 146話)
作詞 - ヤマサキセイヤ / 作曲・編曲・歌 - キュウソネコカミ
「Don't Let Me Down」(147話 - 159話)
作詞・作曲 - 日高央 / 編曲 - 岡ナオキ / 歌 - Gacharic Spin

挿入歌

「Over the Star」
作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - cAnON. / 歌 - 押谷沙樹
17話で使用。
「参上!!ギニュー特戦隊!!」
作詞 - 山田ひろし / 作曲・編曲・歌 - 山崎燿
28話、29話で使用。
「ただ凍える挽歌(Elegy)〜The Theme Of FREEZA〜」
作詞・作曲・歌 - Demon Kakka / 編曲 - Anders Rydholm
37話、40話で使用。
「Saiyan Blood」
作詞 - 山田ひろし / 作曲・編曲 - 山本健司 / 歌 - ベジータ(声:堀川りょう)
41話で使用。
「超☆スーパーDragon Soul」
作詞 - 吉元由美 / 作曲 - 岩崎貴文 / 編曲 - 籠島裕昌 / 歌 - 谷本貴義(Dragon Soul)
41話で使用。
「たったひとりの戦士」
作詞 - 山田ひろし / 作曲・編曲:櫻井真一 / 歌 - トランクス(声:草尾毅)
82話で使用。
「My 18th Magic」
作詞・作曲・編曲・歌:cAnON.
85話で使用
「セルゲームのお知らせ」
作詞:山田ひろし / 作曲・編曲:山本健司 / 歌 - 大槻ケンヂ
85話で使用
「CURE 〜僕がここにいるよ〜」
作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - cAnON. / 歌 - デンデ(声:平野綾)
98話で使用。

各話リスト

  • 特番などによる放送の休止・内容・日時・時間変更は以下の通り。
    • 2009年7月26日、2010年7月25日…『FNSの日26時間テレビ』放送のため休止。
    • 2010年7月4日…『2010 FIFAワールドカップ ハイライト』放送のため休止。
    • 2011年2月27日…『東京マラソン2011』中継のため休止。
    • 2011年3月13日…東日本大震災に伴う報道特番のため休止・順延。詳細は#震災による影響を参照のこと。

視聴率

  • 平均視聴率:8.0%(関東地区)
  • 最高視聴率:12.3%(47話「目覚めろ伝説の戦士…超サイヤ人、孫悟空!!」・関東地区)

放送局

※すべて日本標準時

  • 北海道文化放送は、第2期では北海道マラソンの中継放送のため遅れが発生していた。
  • 福島テレビは系列局でありながら、第1期、第2期共に放送されなかった。
  • 東海テレビ(第1話 - 第52話)・テレビ静岡ではローカルでの再放送が行われていた。
  • 鹿児島テレビは、毎月第1日曜日に『ぐっとグッドかごしま』を放送するため、遅れが発生していた。
  • 沖縄テレビは第1期のみを放送。
  • 『ドラゴンボールGT』までネットしていた、系列外の青森放送・山梨放送・四国放送(以上NNN)、テレビ山口(JNN)では、第1期、第2期共に放送されていない。

映像ソフト化

2009年9月18日より本編がDVDおよびBlu-ray Discが同時に発売中。BDは1巻のみ単巻で以降はBOXのみで発売。発売・販売はハピネット。なお、日本国外ではそれ以前に『ドラゴンボールZ』の劇場版のBlu-rayでの販売が行われている。

また、2010年10月2日から発売されている人造人間・セル編からは、巻数がサイヤ人編からの続き番号(巻数)とはならずにBlu-ray BOX1〜4とDVD第1巻〜第15巻とシーズンが分けられた(レンタルDVDのみシーズンに関係なく通し番号 全33巻・全97話+番外編)。

サイヤ人・フリーザ編、人造人間・セル編ともにBlu-ray DiscではTV放送でカットされた上下部分を含めたフル画面(フルHD内画角=ピラーボックス)で収録されている(DVDは16:9のまま)。

2014年9月2日からは、第2期となる魔人ブウ編がBOXのみで各BOX1から順次発売中。BD/DVDともに画角が16:9に統一されている。また、サイヤ人・フリーザ編、人造人間・セル編のセル専用BD・DVDについてはBD・DVDともにそれぞれを1BOXにまとめた形で前者は2014年12月2日から、後者は2015年1月6日から改めてリリースされている。

BD/DVDの仕様は次の通り。

  • サイヤ人編・フリーザ編(全54話):Blu-ray第1巻+BOX1 - 4 単巻DVD全18巻。
    Blu-Ray第1巻と単巻DVD第1巻の初回分には特製データカードダスを付属。
  • 人造人間・セル編(全43話+番外編):BD-BOX1 - 4 単巻DVD全15巻
  • BD:AVC(H.264)/4:3(フルHD内画角)/カラー/リニアPCM/ステレオ DVD:MPEG-2/16:9/カラー/リニアPCM/ステレオ

なお、詳細は下部の外部リンクを参照のこと。

関連CD

シングル

  • Dragon Soul
  • Yeah! Break! Care! Break!
  • 心の羽根
  • 空・前・絶・後 Kuu-Zen-Zetsu-Go
  • 拝啓、ツラツストラ
  • 純情
  • Oh Yeah!!!!!!!
  • Don't Let Me Down

アルバム

  • ドラゴンボール改 SONG COLLECTION
  • ドラゴンボール改 COMPLETE SONG COLLECTION

サウンドトラック

  • ドラゴンボール改 ORIGINAL SOUNDTRACK
  • ドラゴンボール改 ORIGINAL SOUNDTRACK II
  • ドラゴンボール改 ORIGINAL SOUNDTRACK III & SONGS

ゲーム

いずれもバンダイナムコゲームスから発売。

ドラゴンボール改 サイヤ人来襲
2009年4月29日発売。ニンテンドーDSソフト。初回分には特製データカードダス付属。
ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝
2011年2月3日発売。ニンテンドーDSソフト。初回分には特製データカードダス付属。

関連番組

脳内エステ IQサプリ 最強スッキリペア大決定戦SP(フジテレビ、2014年5月20日)
「IQミラーまちがいエイト」のコーナーで『ドラゴンボール改』の間違い探しを放送。

イベント

歴史に学ぶドラゴンボール改・大阪城ウオークラリー
2009年10月10日・11日に「大阪の幕末から明治を歩く」をテーマに大阪各所の歴史ある地を巡りながら歩くウオーキングイベントが大阪城周辺で開催された。全部で7つのポイントでクイズを解きながらコースを巡るイベント。また、同イベントが2010年10月9日・10日でも開催された。
ドラゴンボール改 スーパーバトルステージ
熊本県荒尾市にある『グリーンランド』で2010年3月27日から4月23日の約1か月にわたって行われていたバトルショー。
上演時間は約30分。登場人物は全員着ぐるみで、そこに事前に録っておいた声を流すという方式である。主題歌はアニメ同様に「Dragon Soul」で、BGMもアニメで使われているものと同じものを使用している。戦闘中にはコミカルなシーンが何回か存在する。
このショーでは悟空、悟飯、ベジータ、ブルマ、ブリーフ博士に加え、敵キャラクターとして映画『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』の敵キャラクターであるブロリー、パラガスが登場。キャラクターの声はテレビアニメおよび劇場版に準じている。内容は、ブルマが「社会科見学カプセルツアー」と題して一般の人々にカプセルコーポレーションの見学ツアーを開いていたところにブロリーとパラガスが襲来し、それを悟空たちが迎え撃つというもの。
お台場合衆国2010〜笑うBayには福きたる!!〜
2010年7月23日にお台場合衆国で行われた『ドラゴンボール改』のイベント。イベントでは、主題歌を歌う谷本貴義、エンディング曲を歌うチームドラゴンfrom AKB48によるスペシャルライブ、野沢雅子のトークを織り交ぜたステージ「ドラゴンLIVE」などが行われた。
みんな集まれ!ドラゴンボール改ミーティング
2010年8月11日に東京ドームシティシアターGロッソにてAKB48から誕生したチームドラゴン from AKB48と『ドラゴンボール改』とのイベントが実施された。イベントではチームドラゴンのメンバーに加えて、主題歌を歌う谷本貴義や、野沢雅子などが参加し、『ドラゴンボール改』にまつわるトークやライブパフォーマンスを披露した。
ドラゴンボール改 プレイパーク
2014年7月19日から8月31日まで、フジテレビ6Fフジテレビキッズカフェ「ママトコ」ステージエリアにて開催された。イベントではオリジナルタイミングゲーム「筋斗雲にのろう!」や超サイヤ人孫悟空の立像の展示が行われた他、オリジナルグッズが販売された。
ドラゴンボール改 サマーステージ2014
2014年8月13日にお台場新大陸にて開催されたイベント。野沢雅子のトークショーに同アニメの主題歌を歌う谷本貴義、グッドモーニングアメリカの金廣真悟、たなしんのスペシャルステージが実施された。
ドラゴンボール改 雪山修行編 in 高鷲スノーパーク
2014年12月上旬から2015年4月19日まで、高鷲スノーパークにて実施されたイベント。期間中は『ドラゴンボール』の世界観にちなんだ様々な企画が実施された。

タイアップ

マクドナルド
ハッピーセット「ドラゴンボール改/フレッシュプリキュア!」(2009年10月23日より販売)
ハッピーセット「ドラゴンボール改/たまごっち!」(2011年4月15日より販売)

CMへの起用

  • 桃屋・「ごはんですよ!」
    • 「孫ごはんですよ! 登場篇」(2009年)
    • 「シェンロン篇」(2009年)

震災による影響

第1期ではアニメ雑誌などの情報では全98話と告知されていた。しかし最終話の直前に起こった東日本大震災に伴う報道特番の影響で3月13日の放送が急遽中止となった。

この影響から、本来の最終話となるはずだった98話が放送されず、結果的に97話がテレビ放送時の最終話として扱われた。なお、厳密に言うと後番組『トリコ』の放送開始(4月3日)が繰り下げられず、加えて本作の別時間枠での振り替え放送も行われなかったことによるものである(関連記事)。後年のアニマックスによる再放送も、この影響を考慮し第2期の魔人ブウ編(99話)に繋げられたが、後に98話も放送されるようになった。

98話は前述した人造人間・セル編「Blu-ray BOX4」および「DVD 15巻」にて、番外編として収録されている。

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 第1期(サイヤ人編 - セル編)
    • 東映アニメーション公式ページ
    • フジテレビ公式ページ
  • 第2期(魔人ブウ編)
    • 東映アニメーション公式ページ
    • フジテレビ公式ページ
  • ドラゴンボール改 Blu-ray & DVD 公式サイト
  • 『ドラゴンボール』シリーズ - YouTubeプレイリスト

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ドラゴンボール改 by Wikipedia (Historical)