立山ケーブルカー(たてやまケーブルカー)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂にある富山地方鉄道立山線との連絡駅の立山駅から、室堂への連絡バスの発着する美女平駅までを結ぶ立山黒部貫光のケーブルカー路線。正式な路線名称は鋼索線(こうさくせん)であるが、同社の黒部ケーブルカーと正式名称が重複していることもあり、案内上は用いられていない。立山黒部アルペンルートを構成する交通機関の一つである。車窓からは柱状節理の岩肌を見ることができ、自動放送のアナウンスでも案内される。
2005年に立山黒部貫光と合併するまでは立山開発鉄道が運営していた。
所要時間7分。乗車時間指定制。冬期(毎年12月1日 - 翌年3月31日)は運休する。
通常は20分間隔で運行されるが、多客期など積み残しが発生する場合は増発による随時運行となる。また、増発を実施してもケーブルカーの積み残しが発生する場合や、ケーブルカーの運休時は立山高原バスが立山駅まで延長運行される。
客車の下(立山側)に貨車を連結して運行されることが多い。この場合、立山駅へ降りる側の列車では、乗務員(車掌)は貨車の下端に設置された乗務員室に乗務する。
立山駅 - 美女平駅
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