『顔で笑って』(かおでわらって)は、TBS系列で1973年10月5日から1974年3月29日に放送されたテレビドラマである。全26回。
鎌倉市の小さな病院の院長に就任した山田大吉とその家族、病院のスタッフ、および患者たちとの日常を描いたホームドラマ。
宇津井健と山口百恵が親子役で共演しており、当作品終了の半年後に、両者が共演する「赤いシリーズ」が開始された。
番組内では、本作と同じ宇津井主演でサントリーがメインスポンサーだった『東京警備指令 ザ・ガードマン』が放送されていた枠である関係で、サントリーの酒類・飲料やポスターなどが頻繁に登場していた。
鎌倉にある、100年あまりも女系家族が続いている「花田外科病院」は、代々婿養子が院長を務め、当の院長である花田誠一郎も婿養子である。養子という立場からか、妻・きり、娘・秀子、義妹・徳子らに頭が上がらず、先代から婦長を務める千代や看護師、医師たちからいじめられている。その誠一郎が脳溢血で倒れ、誠一郎と亡き父とは親しい関係にあり、東京で外科医として活動する山田大吉が中学生の娘・悦子と共に花田家へやってきた。大吉は10年ほど前に妻と死別し、男手ひとつで悦子を育ててきた。そして、大吉は恩師である誠一郎の頼みで院長代理を任せられることとなった。
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