福崎町(ふくさきちょう)は、兵庫県の南西部、播磨(中播磨)に位置する町。神崎郡。
兵庫県の南西側、姫路市の北(中播磨北部)に位置する内陸の町で、1956年(昭和31年)5月3日に田原村・八千種村・旧福崎町の1町2村の合併により成立した。中国自動車道・播但連絡道路・国道312号・JR播但線福崎駅が通っており、交通の要衝となっている。柳田國男の出身地でもあり、町の中央部に市川が流れている。由来は「福田」と「山崎」から一文字を取っているため、合成地名でもある。
市川の中流部と、その支流である七種川流域を占めている。周囲を低山と丘陵に囲まれた小盆地で、北西端にある七種山(683m)は七種の滝、つなぎ岩などの奇勝がある。町の東部には溜池が多く見られる。最も大きいものは、姫路市にまたがる西光寺長池で面積26.0ha。
国土地理院地理情報によると福崎町の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは10.1km、南北の長さは11.5kmである。
姫路市への通勤率は25.6%である(平成22年国勢調査)。
19,709人(平成23年(2011年)9月30日現在)
旧・田原村の範囲である。
高度経済成長期の合併において、姫路市は1965年(昭和40年)以降、「広域にわたる一元的地方公共団体の形成」を目指して福崎町・香寺町・夢前町・林田町の4町との合併を検討したが、林田町以外の3町はこのとき諸種の事情から合併協議会のメンバーに入らず、林田町のみが姫路市との合併を進めることになった。
平成の大合併において、2004年(平成16年)11月5日、福崎町・香寺町法定合併協議会が設置され、福崎町長が会長に就任。4回にわたり合併協議会が開かれた。2005年(平成17年)1月16日に香寺町で「香寺町の合併についての意思を問う住民投票」が行われ、その結果、「姫路市と合併する」が「福崎町と合併する」を上回った。香寺町長より住民の意思を尊重し福崎町・香寺町法定合併協議会を脱退する旨の申し出があり、協議会はその存続の意義を失った。両町長の協議により2005年2月3日をもって合併協議会を廃止することとし、両町の臨時議会において合併協議会廃止の議案が提出されて可決されたため、当協議会は廃止(解散)することになった。なお、2006年(平成18年)3月27日、香寺町は姫路市と合併した。
「ク」を二つ合わせて、「フク」として図案化した町章を1957年7月10日に制定した。
町政の重要案件(条例・予算・決算など)を審議し、意志決定をする町の議決機関。議員定数は条例により14人。議員の任期は4年。議会は毎年4回(3月・6月・9月・12月)の定例会が開かれるほか、必要に応じて臨時会が開かれる。
2000年国勢調査によると、産業別人口比率は
指定金融機関:兵庫西農業協同組合
飲食店(スーパーマーケットは含まない)
コンビニエンスストア
スーパーマーケット
書店
文房具店
ホームセンター
ファッションセンター
デパート
ドラッグストア
家電
100円ショップ
調剤薬局
町内の幼稚園・保育所は平成27年度よりすべて認定こども園に移行した。
姫路局からの受信や共同受信によって視聴している世帯もある。
古来より東西を結ぶ西国街道と南北を結ぶ生野への街道が交差する交通の要衝であった。現在も南北にJR播但線と播但連絡道路や国道312号線、東西に中国自動車道と県道三木宍粟線などの交通動脈が貫き、交通・物流などの要衝となっている。
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