張 盛好(チャン・ソンホ、1977年10月18日 - )は、韓国出身の元プロ野球選手。
忠岩高卒業後ヘテ・タイガースに入団した。
1997年は103試合に出場しファーストのレギュラーの座を掴む。
1998年初めて規定打席に達し打率.312を記録すると、2006年まで9年連続で打率3割を記録し、2002年には打率.343で首位打者となった。
2007年は崔煕渉の加入により長年守ったファーストからレフトにコンバートされると、打撃の調子を落とし10年連続打率3割に失敗した。
2009年オフFAを行使した際も、5億ウォン以上の高額年俸のため獲得に動く球団もなく、本人がトレードを要求したがそれもかなわず、結局年俸大幅減で起亜に残留することとなった。
だが2010年シーズン中の6月8日、3対3の大型トレードでハンファ・イーグルスへ移籍した。トレード成立までにはかなりの時間がかかり、球団はハンファ以外にも斗山ベアーズ、ネクセンヒーローズとも交渉した。
2012年9月18日、三星ライオンズ戦でブライアン・ゴードンから韓国プロ野球史上3人目となる2000本安打を達成した。
2012年11月27日、ロッテ・ジャイアンツに1対1の交換トレードで移籍することが発表されたが、交換相手は同年のドラフト会議で済州国際大から指名され、プロ選手としてまだ登録されていなかった宋昌現だった。当時の韓国プロ野球ではドラフトの指名権のトレードは認められなかったが、指名して入団させた新人のトレードを制限するルールがなかったため、このように変則的な形を通して事実上のドラフト指名権のトレードを行った。やがてこのような事例が複数発生したため論議の対象になり、以後このような形のトレードは認められないことになったが2020年より1年間につき最大2名までと条件付きで再び認められている。
ロッテではハンファ時代より出場機会が減り、2014年はプロ入り後初めて1軍で無安打に終わり同年限りで退団した。
2015年よりKTウィズに所属し、同年限りで現役を引退した。通算2100安打は韓国プロ野球歴代8位(2020年シーズン終了時)。
2016年9月11日、KTの本拠地・水原KTウィズパークでの起亜タイガース戦で引退セレモニーが開かれた。
2016年より韓国のスポーツ専門テレビ局の野球解説者となる。
2000年のシドニーオリンピック野球韓国代表をはじめとして、2002年釜山アジア大会、2003年アテネ五輪アジア地区予選、2006年ドーハアジア大会、2007年北京オリンピックアジア地区予選など、韓国代表として数多くの国際大会にも出場した。2009 ワールド・ベースボール・クラシックの予備選手ともなったが、最終エントリーからは外れた。
左打ちで右足を大きく上げるバッティングフォームに特徴があったが、2008年以降故障が多くなり、現役晩年はあまり足を上げないフォームになった。
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