1995年ブラジルグランプリ(1995 Brazilian Grand Prix)は、1995年のF1世界選手権開幕戦として、1995年3月26日にインテルラゴス・サーキットで開催された。
予選2位のミハエル・シューマッハがスタートで先行したが、最初のピットストップでデイモン・ヒルが前に出た。しかし、ヒルはギアボックストラブルのためスピンしてリタイアした。前年王者のシューマッハは2連覇に向けて幸先よく優勝した。
しかし、レース前の抜き打ち検査で採取したエルフのガソリンから違法成分が検出され、レース後にウィリアムズとベネトンの2チームが失格。1位シューマッハと2位デビッド・クルサードが失格したため、3位のゲルハルト・ベルガーが繰り上がり優勝と判定された。
その後両チームの提訴を受けて審理の結果、1ヵ月後に裁定が覆り、ウィリアムズとベネトンのコンストラクターズ成績は無効とされたものの、ドライバーの成績は有効とみなされ、シューマッハの優勝が復活した。
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