鈴木 みのる(すずき みのる、本名・旧リングネーム:鈴木 実/読み同じ、1968年6月17日 - )は、日本の男性プロレスラー、実業家、総合格闘家。神奈川県横浜市出身。パンクラスMISSION、サンミュージックプロダクション。グッズ販売やイベント企画・運営を手掛ける株式会社パイルドライバー代表取締役。血液型B型。
横浜高等学校時代はレスリング部に所属。国体2位 という実績を残して1987年3月に新日本プロレスに入門。
3月、船木らとプロフェッショナルレスリング藤原組へ参加。
藤原組はカール・ゴッチを顧問として据えており、ゴッチが直接指導することもあったため、ゴッチに傾倒したのもこの時期である。アメリカ人選手がゴッチのレクチャーを受けた際、「痛い、これじゃ鈴木じゃないか」とクレームをつけると、「私が鈴木であり、鈴木が私なのだ」と返答したこともあるなど、ゴッチもまた鈴木に大きな期待を寄せた。
指導者としては「出稽古禁止」などのルールを設けたが、これはパンクラスの練習を疎かにして他の所に練習に行くという行為を認めなかったという物である。しかし、マスコミや 一部の練習生からの反発もあり、引退していた船木にも「鈴木を切った方がいい」と言われてしまう。
ライガー戦を最後に、総合格闘技の試合は行っていない(エキシビション・マッチ=非公式試合は有)。2003年4月にパンクラスのプロレス部門として「パンクラスMISSION」を立ち上げた。プロレス回帰を進めるにつれて、これまでリングを降りると礼儀正しく振る舞う好青年であった人柄から、時に厳つい眼光で睨み、時に舌を出して高笑いを見せ、試合内外で徹底的に相手を罵倒し、自分の価値観を押し通すと言う傍若無人かつ唯我独尊なキャラクターを作り上げ、これが「世界一性格の悪い男」と称されるきっかけになる。
のちに著書の中で「(ブッチャーは)カール・ゴッチ、藤原喜明と同じように、自分を構成する要素を与えてくれた大きな存在」と述べている。
UWFの流れを汲んだレスラーであることや、ヘビー級戦線では178cm・102kgと小柄であることもあり、基本的に大技や派手な技を用いることはあまりない。主に老獪なテクニックと相手をおちょくる動きや、そしてピンポイントで決める投げ技で試合を組み立てていく。鈴木のファイトスタイルについて棚橋は、「鈴木さんはあえて受け身をとらないし、もしくはあえて受け身を下手に見せて他の選手との差別化を図っているのではないか?」と評している。なお、技のバリエーションについて鈴木は「(2003年にプロレスに戻って来た時点で)知っているのは前座の技だけだった。」と語り、堂々と客に見せられる技しか使わないことにしている。
関節技の多さ・正確性から対戦型格闘ゲーム・鉄拳シリーズのキャラクターとして登場する、覆面プロレスラー・キングのモーションキャプチャに参加したことがある。ゲーム内に「ベルウッド・スペシャルコンボ」という名称を残している。(ちなみに、ベルウッドは鈴木というみのるの苗字の英訳。)
鈴木曰く、「大技ではなく必殺技。ハヤタ隊員がウルトラマンに変身していきなりスペシウム光線を出さないのは、怪獣を動けなくさせてからでないと避けられるから。あと視聴者につまらない印象を与えないため」と、ウルトラマンに例えて自分のファイトスタイルを語っている。フィニッシュホールドの定義についても「誰でもできるけどその選手が使うとまったくちがう、っていうふうに見せられるのがプロ。フィニッシュホールドはなおさらそうじゃなきゃだめ。」と鈴木は語っている。
下記楽曲のオリジナルアーティストは、全て中村あゆみが担当している。2015年にリリースされた中村の企画ベストアルバム『「風になれ」 完全版20周年ベスト〜鈴木みのるテーマ曲集』に2015年10月時点までに使用された曲が収録されている。なお、「風になれ」の原盤権は鈴木が所有者となっている。使用順は下から。
2008年4月14日にFIGHTING TV サムライにて記者会見を発表、その日の生放送番組『Sアリーナ」』にも出演し、鈴木から詳細が語られた。
当初はスーパーヘイト、MAZADAが参戦する予定だったが、在籍していたVOODOO-MURDERSのリーダー・TARUの暴行事件による全日本からの無期限出場停止処分を受け、こちらも出場辞退となった。
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