『D.C. 〜ダ・カーポ〜』は、CIRCUS製作のアダルトゲーム『D.C. 〜ダ・カーポ〜』を元にしたテレビアニメ。
全26話。ゲームとの区別に用いる公式な通称は「ダ・カーポ ファーストシーズン」だが、「D.C.F.S.」とアルファベットで略すとゲーム『D.C. Four Seasons 〜ダ・カーポ〜 フォーシーズンズ』の通称になってしまうため、通常この作品には使わない。
第14話までは1話完結形式のラブコメディといった内容だが、第16話からは桜の木の魔法が絡むシリアスなストーリーとなっていく。全話の半数となる13話分は、本編と別スタッフによる短編「サイドエピソード」とのセットになっている。
卒業直前の1か月程度の物語であった原作を、風見学園附属3年生の1年間の物語として再構成している。
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原作『D.C.』のキャラクターのみ登場する。なお、『D.C.P.S.』から紫和泉子もサブキャラクターとして登場する。
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※各話ともサブタイトルはない。
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ゲームの音夢エンドから2年後を舞台としたオリジナルストーリーである。
後述されるように前作の1期から繋がっているように見える部分もありつつ、一方で前作の1期から繋がっているとすればありえないほど矛盾している部分も多い。このため前作を意識したパラレルワールドとも言える内容となっている。主人公の純一も髪の色や性格が前作とはかなり異なるキャラデザである。
アニメ制作中に原作であるゲームの方でD.C.Ⅱの発売が決まったため、D.C.Ⅱにおける朝倉姉妹の存在に矛盾が生じないようにすべく、ストーリーの途中で唐突にメインヒロインがことりから音夢へ変更という展開も話題となった。
こういった経緯もあり、アニメ第1期の結末は音夢の本校進学を示唆したエンディングとなっていたが本作では音夢本人の希望で音夢のみ看護学校へ編入したことになっていた。ストーリー序盤ではことりとアイシアがほぼメインヒロインとして描かれており、音夢は純一と2年間音信不通という設定になっている。音夢の正式な登場自体も第6話からであったが、その後のかなり強引な展開を経て純一と音夢が結婚して終わる。 このため序盤と終盤ではことり、アイシア、音夢の扱いが大きく変わるのが今作の特徴と言える。
内容的には、さくらの祖母の友人の孫である「アイシア」が初音島を訪れたことから始まるストーリーである。同様の事件を扱ったものにコミック版『D.C.S.G. ダ・カーポ 〜セカンドグラデュエーション〜』があるが、アイシアの性格や内容などに大きな相違がある。またアリス等をはじめとした追加ヒロインも登場する。アイシアが魔法の桜に願ったおかげで全ヒロインに純一獲得のチャンスが訪れるがD.C.II 〜ダ・カーポII〜とは違い、今作では白紙となっている。
前述の通りゲームからの続編となっているが、アニメともゲームとも矛盾している点があり、この話との繋がりが示唆される『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』のアニメ版や本作ドラマCDのVol.3には『D.C. 〜ダ・カーポ〜』の第1期との繋がりが示唆されている。
D.C.P.S.からのキャラクターも登場している。
D.C.のキャラクターは引き続き登場するが、鷲崎頼子は登場しない(鷺澤美咲は登場するがメインキャラクターとはなっていない。)
なお、音夢・さくらはシナリオの関係上、オープニングと第23話までのエンディングアニメーションには登場しない(ただし、23話までのエンディングに現れる顔の見えない女性が未来の音夢であったことが、最終話エンディングで明かされる)。
テレビアニメシリーズとの繋がりはないパラレルワールド「音夢の死後から1年後」を舞台としたオリジナルストーリーである。
DVD-BOX特典として白河ことりを主役にしたOVA『D.C.if 〜ダ・カーポ イフ〜』が収録された。2008年12月25日発売「D.C. 〜ダ・カーポ〜 DVD-BOX」に前編、2009年3月25日発売「D.C.S.S. 〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜 DVD-BOX」に後編が収録された。2009年4月29日にはOVAの派生作品としてSweetsよりPS2ソフト『D.C.I.F. 〜ダ・カーポ〜 イノセントフィナーレ』も発売、OVAとゲームの連動で「ことりからの手紙+朗読CD」応募プレゼントも行われた。
2004年5月26日発売。
『D.C. 〜ダ・カーポ〜』のライブイベントで、DVD全巻購入・応募者対象に抽選で招待された。
OP・EDアーティストと出演声優陣による『D.C.S.S. 〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』のライブイベント。
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