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2011年の映画


2011年の映画


2011年の映画(2011ねんのえいが)では、2011年(平成23年)の映画分野の出来事(動向)について記述する。

出来事

世界

  • 1月16日 - 第68回ゴールデングローブ賞授賞式が行われ、ドラマ部門で『ソーシャル・ネットワーク』が、ミュージカル・コメディ部門で『キッズ・オールライト』が作品賞を受賞した。
  • 1月30日 - 第17回全米映画俳優組合賞の結果が発表され、『英国王のスピーチ』がキャスト賞を受賞した。
  • 2月10日 - 2月20日 - 第61回ベルリン国際映画祭が開催され、イランの『別離』が金熊賞を受賞した。
  • 2月26日 - 第31回ゴールデンラズベリー賞の結果が発表され、『エアベンダー』が最低作品賞を受賞した。
  • 2月27日 - 第83回アカデミー賞の結果が発表され、『英国王のスピーチ』が作品賞を受賞した。
  • 5月11日 - 5月22日 - 第64回カンヌ国際映画祭が開催され、アメリカ映画の『ツリー・オブ・ライフ』がパルム・ドールを受賞した。
  • 6月5日 - MTVムービー・アワード2011の結果が発表され、『エクリプス/トワイライト・サーガ』が作品賞を受賞した。
  • 8月31日 - 9月10日 - 第68回ヴェネツィア国際映画祭が開催され、ロシア映画の『ファウスト』が金獅子賞を受賞した。

日本

  • 2月8日 - 第65回毎日映画コンクールの表彰式がミューザ川崎シンフォニーホールで開催され、『悪人』が日本映画大賞を受賞した。
  • 2月15日 - 第53回ブルーリボン賞の授賞式が東京都中央区・銀座ブロッサムで行われ、作品賞は『告白』が受賞した。
  • 2月18日 - 第34回日本アカデミー賞の結果が発表され、『告白』が最優秀作品賞を受賞した。
  • 2月20日 - 第84回キネマ旬報ベスト・テンの授賞式が行われ、日本映画作品賞は『悪人』が、外国映画作品賞は『息もできない』がそれぞれ受賞した。
  • 2月24日 - 2月28日 - ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011が開催された。
  • 3月11日 - 東北地方太平洋沖地震が発生し、映画界は様々な影響を受けた。
    • 日本公開中であった『ヒア アフター』はヒロインが津波に遭うという内容の為に上映を打ち切られ、公開を間近に控えていた『唐山大地震 -想い続けた32年-』も内容がこの時期に不適当という理由から延期された。『ザ・ライト -エクソシストの真実-』は内容が不適切であるほか、フィルムの劇場への運送の遅れを理由に延期された。
    • 『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』は製作スケジュールの変更を余儀なくされ、公開延期が決まった。この他、バンクーバーで撮影中だった『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン』も撮影が休止された。
    • 多数の作品の試写会や舞台挨拶が中止され、営業を自粛する映画館も相次いだ。
    • 地震発生時の週末におけるハリウッド映画のアメリカ国外興行収入が前年比で60%ダウンした。
  • 9月20日 - 9月30日 - 第33回ぴあフィルムフェスティバルが東京国立近代美術館フィルムセンターの大ホールで開催された。
  • 10月19日 - 小説家の津村節子と新藤兼人監督が第59回菊池寛賞を受賞。
  • 10月22日 - 10月30日 - 第24回東京国際映画祭(TIFF)が開幕され、『最強のふたり』が東京サクラグランプリを受賞した。

日本の映画興行

  • 入場料金(大人)
    • 1,800円 - 一般入場料金は20年間据え置かれている。
  • 入場者数 1億4473万人
  • 興行収入 1811億9700万円
出典:「2011年 日本映画・外国映画 業界総決算」『キネマ旬報』2012年(平成24年)2月下旬号、キネマ旬報社、2012年、201 - 203頁。 

各国ランキング

日本興行収入ランキング

出典:2011年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング

出典:“2011 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2022年2月3日閲覧。

北米興行収入ランキング

出典:“2011 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2022年2月3日閲覧。

日本公開作品

受賞

  • 第84回アカデミー賞
    • 作品賞 - 『アーティスト』 - トマ・ラングマン
    • 監督賞 - ミシェル・アザナヴィシウス - 『アーティスト』
    • 主演男優賞 - ジャン・デュジャルダン - 『アーティスト』
    • 主演女優賞 - メリル・ストリープ - 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
    • 助演男優賞 - クリストファー・プラマー - 『人生はビギナーズ』
    • 助演女優賞 - オクタヴィア・スペンサー - 『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』
  • 第69回ゴールデングローブ賞
    • 作品賞 (ドラマ部門) - 『ファミリー・ツリー』
    • 主演女優賞 (ドラマ部門) - ジョージ・クルーニー - 『ファミリー・ツリー』
    • 主演男優賞 (ドラマ部門) - メリル・ストリープ - 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
    • 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) - 『アーティスト』
    • 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ジャン・デュジャルダン - 『アーティスト』
    • 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ミシェル・ウィリアムズ - 『マリリン 7日間の恋』
    • 外国語映画賞 - 『別離』
    • 監督賞 - マーティン・スコセッシ - 『ヒューゴの不思議な発明』
  • 第77回ニューヨーク映画批評家協会賞
    • 作品賞: 『アーティスト』
  • 第68回ヴェネツィア国際映画祭
    • 金獅子賞: 『ファウスト』(アレクサンドル・ソクーロフ監督)
    • 銀獅子賞(監督賞): 蔡尚君(人山人海
    • 男優賞: マイケル・ファスベンダー(『SHAME -シェイム-』)
    • 女優賞: 葉德嫻(『桃さんのしあわせ』)
  • 第64回カンヌ国際映画祭
    • パルム・ドール: 『ツリー・オブ・ライフ』(テレンス・マリック監督)
    • 審査員特別グランプリ: Bir Zamanlar Anadolu'da (ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督)、『少年と自転車』(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督)
    • 審査員賞: Polisse (マイウェン監督)
    • 男優賞: ジャン・デュジャルダン(『アーティスト』)
    • 女優賞: キルスティン・ダンスト(『メランコリア』)
    • 監督賞: ニコラス・ウィンディング・レフン(『ドライヴ』)
    • 脚本賞: ヨセフ・シダー(Hearat Shulayim
  • 第61回ベルリン国際映画祭
    • 金熊賞: 『別離』(アスガー・ファルハディ監督)
    • 銀熊賞(審査員グランプリ): 『ニーチェの馬』 (タル・ベーラ監督)
    • 銀熊賞(監督賞): ウルリッヒ・コーラー(『スリーピング・シックネス』)
    • 銀熊賞(男優賞): 『別離』の男性キャスト
    • 銀熊賞(女優賞): 『別離』の女性キャスト
  • 第35回日本アカデミー賞
    • 最優秀作品賞 - 『八日目の蝉』
    • 最優秀監督賞 - 成島出(『八日目の蝉』)
    • 最優秀主演男優賞 - 原田芳雄(『大鹿村騒動記』)
    • 最優秀主演女優賞 - 井上真央(『八日目の蝉』)
  • 第54回ブルーリボン賞
    • 作品賞 - 『冷たい熱帯魚』
    • 主演男優賞 - 竹野内豊(『太平洋の奇跡』)
    • 主演女優賞 - 永作博美(『八日目の蝉』)
    • 監督賞 - 新藤兼人(『一枚のハガキ』)
  • 第85回キネマ旬報ベスト・テン
    • 外国映画第1位 - 『ゴーストライター』
    • 日本映画第1位 - 『一枚のハガキ』
  • 第66回毎日映画コンクール
    • 日本映画大賞 - 『一枚のハガキ』
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主な訃報

脚注

出典


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 2011年の映画 by Wikipedia (Historical)