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小山田圭吾


小山田圭吾


小山田 圭吾(おやまだ けいご、1969年1月27日 - )は、日本のミュージシャンである。1989年にフリッパーズ・ギターのメンバーとしてデビュー。1991年の解散後、約2年のブランクを経て、1993年よりソロユニットCornelius(コーネリアス)として活動。第51回グラミー賞「最優秀サラウンド・サウンド・アルバム」ノミネートアーティスト。

経歴

和田弘とマヒナスターズの三原さと志の長男として、東京に生まれる。

外祖父は『紅白音楽試合』(『NHK紅白歌合戦』の前身番組)、『第1回NHK紅白歌合戦』、『第2回NHK紅白歌合戦』で総合司会を担当した元NHKアナウンサーの田辺正晴。

版画家の中林忠良は義理の叔父(父方の叔母の夫)。田辺靖雄は母方の叔父。ベンチャーキャピタリストである伊藤穰一とは、はとこに当たる。また、イギリスのロックバンドのLushのヴォーカル、ミキ・ベレーニともはとこに当たるほか、永積崇ともはとこに当たる。(ミキ・ベレーニと永積崇はいとこ同士である。)

父母が離婚していたため、2006年に父が他界するまで父方親族との交流はなかったが、父の死をきっかけに小山田家のことをいろいろ知るようになった」と語っている。

学校法人和光学園 和光小学校、和光中学校・高等学校卒業。

セツ・モードセミナーに通う傍ら、中学校の同級生であった小沢健二らと共にフリッパーズ・ギターを結成しメジャーデビュー。解散後、しばしの期間を経て小山田圭吾によるソロプロジェクトCorneliusとして音楽活動を再開する。

活動初期から中期かけての楽曲においては、手法としてサンプリングの採用、テルミンを用いる演奏、HDDによる多重録音、ヘヴィメタルへの傾倒と新解釈、シンセサイザーを前に出した演奏、ハーモニー効果の模索、サウンド・エンジニアリングの創意工夫等が施された作品を発表している。また音楽プロデューサーとしても多くのミュージシャンの活動に貢献している。

さらに1992年よりレコードレーベル「トラットリア (Trattoria Records)」を主宰する。その活動は、作品発表の場を求めるミュージシャンと新たな音楽を求める聴衆の掛け橋として機能した。小規模のレーベルによる作品の頒布はそれまでにも存在したが、このレーベルは新しい潮流の軽音楽を、単に一部の熱狂的な聴衆に提供するにとどまらず、全国の一般的な聴衆に広く頒布することを可能にした。2002年にこのレーベルは終了したが、その活動期間は10年にわたり、250の作品をリリースした。

1995年、森永のチョコレート「小枝」のCMに女装して「森の中の少女」として出演。

1997年、『FANTASMA』リリース後、アメリカのマタドール・レコードと契約。それを機に『FANTASMA』『POINT』(2001年作)の2作を世界21カ国で発表。この時期から現在まで、ツアーなどを含む海外での活動も盛んに行われることとなる。

2000年にミュージシャンの嶺川貴子と結婚、同年11月2日に長男(小山田米呂)が誕生。なお、嶺川とは2012年に離婚している。

それ以外にもBeck、Blur、Sting、Moby、Kings of Convenience、Yellow Magic Orchestra、Sketch Show、ピチカート・ファイヴ、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏、テイ・トウワ、スチャダラパー、電気グルーヴ、石野卓球、砂原良徳、EYE、OOIOO、Buffalo Daughter、坂本慎太郎、坂本真綾、hide、Tahiti 80、Bloc Party、Manic Street Preachers、The Go!Team、MGMT、Gotye、Arto Lindsay、k.d.lang、Prefuse 73、Merzbow、高木正勝、UNKLE、Coldcut、The High Llamas、The Pastels、The Books、Petra Hadenなど、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやリミックスを行っている(#参加作品項を参照)。

また、1999年にはThe Flaming Lipsとコーチェラ・フェスティバルやレディング・フェスティバルなどを含むアメリカ・ヨーロッパツアー、2002年にはAirとグラストンベリー・フェスティバルなどを含むヨーロッパツアーを行っている。

2003年よりNHK-FMにおいて『小山田圭吾の中目黒ラジオ』を放送。夏と冬(元旦)の年2回のレギュラー番組で、毎回このために製作されたDJミックスが1時間弱放送される。

2003年 - 2005年に、V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館/ロンドン)で行われた展覧会「Shhh…」への楽曲提供や、バービカン・アートギャラリー(ロンドン)で行われたJAM展などへの映像作品の出展、世界最大の映像の祭典「RESFest」にノミネートされたミュージッククリップ「DROP (DO IT AGAIN)」が、ベストオーディエンス賞を受賞するなど、音楽はもとより映像作品の制作など、幅広い活動を展開している。

2006年、アルバム『SENSUOUS』の発表とともに4度目のワールドツアー“SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW”を開始。公演の際には“THE CORNELIUS GROUP”とのバンド名義で活動。海外ツアーのオープニングアクトにはホーリー・ファックを迎えた。またビースティ・ボーイズとのツアーも開催。

2008年、NHK-BShiにてワールドツアーの特集番組『小山田圭吾の中目黒テレビ〜コーネリアス・ワールド・ツアー 2006-2008』が放送された。日・米・欧・豪でのツアーの模様が伝えられた。また、映像作品集『SENSURROUND + B-Sides』が、アメリカ「第51回グラミー賞」最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞にノミネートされた。

2009年9月より、オノ・ヨーコと息子ショーン・レノンらと共にYOKO ONO PLASTIC ONO BANDのバンド名義で活動開始。

2011年1月より、女性ヴォーカルSalyuの多重録音をコンセプトとした「salyu × salyu」の活動を開始。小山田全面プロデュースによるコラボレーションアルバム『s(o)un(d)beams』のリリースとともに、全国ツアーを開始。翌年開催されたバルセロナのソナー・フェスティバルやロンドンの「JAZZ CAFÉ LONDON」には、"Conrlius presents salyu x salyu"として出演した。

2013年よりNHK-FMにおいて『小山田圭吾の新町ラジオ』を放送。

2015年3月、長男の小山田米呂がギタリストとして参加する和光学園に通う中学生バンド「Sure Shot」がファッションブランドPRETTY GREEN青山店でライブ開催。

2015年8月、新曲を含めた自選ワーク集『Constellations Of Music』発売。

2016年1月、高橋幸宏、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井らと共に結成したバンドMETAFIVEとして、アルバム『META』を発売。6月にリマスター盤『FANTASMA』のLPを海外リリース。8月には新ベーシストに大野由美子(Buffalo Daughter)を迎え、8年ぶりとなるアメリカツアーを行った。ロサンゼルス公演にはBeckがサプライズ出演する一幕もあった。

2017年6月、10年半ぶりのスタジオ・アルバム『Mellow Waves』の発表を前に、7インチシングル『あなたがいるなら』、『いつか/どこか』を発売。また、『Mellow Waves』リリース・パーティおよび全国ツアー、FUJI ROCK FESTIVAL '17、ライジング・サン・ロックフェスティバル、SWEET LOVE SHOWERに出演した。9月、「夢の中で」を7インチ・シングルカット。10月、Beckの日本武道館公演にゲスト出演。

2018年1月、『Mellow Waves』のLP、カセットを海外リリース。2月にヤン富田とのライブ、3月にメキシコ(NRMAL Festivalのヘッドライナー)・北米ツアーを、また『デザインあ2』オリジナルサウンドトラックのリリース、5月にSpotifyのオリジナルプログラム『Spotify Singles』よりDrakeのカバー「Passionfruit」をリリース、またCircle'18のヘッドライナー、6月にイギリスのField DayとスペインのSonar Music Festivalに出演、また「音のアーキテクチャ展」のために書き下ろされた新曲「Audio Architecture」を配信と会場限定で7インチepリリース、7月に『デザインあ3』オリジナルサウンドトラックのリリース、8月にSONIC MANIAと、東京JAZZに出演、9月には『Mellow Waves』のLP国内盤と『Mellow Waves』以降に作られた楽曲で構成された編集盤『Ripple Waves』をリリース、10月から国内ホールツアーおよび台湾、香港での初ライブ、またバンコクでのライブを開催した。11月に「MUTEK.JP 2018」に出演した。北米ツアーの際には、米ラジオ局「NPR」の人気企画「Tiny Desk Concerts」に出演した。また4月からα-STATION『FLAG RADIO』のレギュラーDJを隔月で担当している。3月から5月にかけて富山県美術館、7月から10月にかけて日本科学未来館にて開催された「デザインあ」展の、6月から10月にかけて21_21 DESIGN SIGHTで開催された「音のアーキテクチャ展」の音楽を担当している。

2019年、3月と4月に開催された新インドアフェス「Q」のヘッドライナーとして、また6月に「TAICOCLUB」の後継フェスとなる「FFKT'19」に出演した。7月から放映されたテレビ東京のドラマ『サ道』の主題歌「サウナ好きすぎ」を配信リリース。また、福井で開催された新フェス「ONE PARK FESTIVAL」のヘッドライナーとして出演した。同月、1stアルバム『THE FIRST QUESTION AWARD』、4thアルバム『POINT』をリマスターしてリイシュー、映像作品『Mellow Waves Visuals』をリリースした。8月に韓国で開催された「INCHEON PENTAPORT ROCK FESTIVAL 2019」のヘッドライナーとして出演、また青森で開催された「ワールドハピネス2019」に出演、また大阪と東京で、9月にアメリカとカナダで『POINT』再発記念のライブ『Cornelius Performs Point』が開催された。帰国後、10月に朝霧JAM2019に出演予定だったが台風により中止。

2020年1月、ORIGINAL LOVE presents『Love Jam vol.5』に出演した。4月に「SYNCHRONICITY 2020」に出演予定だったが、2019新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。7月にMETAFIVEとして約4年ぶりのリリース『環境と心理』で初のリードヴォーカルを務めた。11月に渋谷パルコのオープン記念のために作られたBGM集『MUSIC FOR PARCO』をLPでリリースした。12月31日にフジロック2021年の開催に向けてのオールナイトイベント「KEEP ON FUJI ROCKIN’ II〜On The Road To Naeba 2021〜」に出演。2022年6月17日、音楽雑誌 nero の創刊10周年記念号とセットになった7インチレコードとして “Windmills of Your Mind” を発表 2022年7月22日、シングル曲「変わる消える (feat. mei ehara)」を発表。2022年7月30日、FUJI ROCK FESTIVAL'22に、ホワイトステージのヘッドライナーとして出演した。

東京オリンピック・パラリンピック開会式音楽スタッフ就任に端を発する過去の雑誌インタビュー記事騒動

過去のインタビュー記事を発端とした辞任騒動の経緯

2021年、小山田は、同年開催の東京オリンピック・パラリンピックに、開会式と閉会式で使用される音楽の作曲担当者として関与することとなり、開会式9日前の7月14日、五輪組織委員会より、「式典コンセプト」とともに、小山田らの名前が発表される(他のメンバーは、徳澤青弦、原摩利彦、景井雅之)。

しかし、翌7月15日に各メディアで報じられると、その直後から、小山田が過去のインタビューで語った、青少年期のいじめのエピソードが問題視されるようになる。

ここで問題とされた、小山田の過去のインタビューは、以下の2本の雑誌記事になったものである。

『ROCKIN'ON JAPAN』1994年1月号内の「2万字インタビュー」(インタビュアー:山崎洋一郎編集長)

同誌(以下、ROJ誌)では、「排泄物を食べさせた」と語ったとされるインタビュー記事が掲載された。この記事で小山田本人は、「けっこう今考えるとほんとすっごいヒドイことしてたわ。この場を借りてお詫びします(笑)」と語ったとされている。

『Quick Japan』第3号(1995年8月1日発行)内の「いじめ紀行」(インタビュアー:村上清)

同誌(以下、QJ誌)では、小学校時代から中学時代にかけて障害者生徒を含む複数人の同級生に対して「段ボール箱や跳び箱などに閉じ込める」「マットレスでぐるぐる巻きにする」「(プロレス技の)バックドロップをかける」などのいじめに関与、及び目撃したと語ったとされている。また「ダウン症の人ってみんな同じ顔じゃないですか?」「『あれ?さっきの人通ったっけ?』なんて言ってさ(笑)」といった内容を語ったとされている。この記事は当初はいじめの加害者・傍観者の小山田と、被害者である同級生に対談してもらうという企画として過去に『ROCKIN'ON JAPAN』においていじめ発言を行っていた小山田が題材となったが、母親からは対談を拒否された。もうひとりの被害者については電話で母親から「対談はお断りする」と回答されている。その後に小山田本人の「そこまでして記事が形にならないのは……」との発言もあり、対談から小山田のインタビュー記事という形に変更された。

15日、毎日新聞が、大手メディアで真っ先にこの問題を取り上げ、19時59分に第一報をオンライン配信、小山田への批判は拡大した。これらの批判を受け小山田は7月16日にTwitterでコメントを発表。「私の発言や行為によって傷付けてしまったクラスメイトやその親御さんには心から申し訳なく、 本来は楽しい思い出を作るはずである小学校生活において、良い友人にならず、それどころか傷付ける立場に なってしまったことに、深い後悔と責任を感じております」と謝罪し、同時にインタビュー記事の内容について、「発売前の原稿確認ができなかったこともあり、事実と異なる内容も多く記載されておりますが、学生当時、私の発言や行為によってクラスメイトを傷付けたことは間違いなく、その自覚もあったため、自己責任であると感じ、誤った内容や誇張への指摘をせず、当時はそのまま静観するという判断に至っておりました」と説明した。

翌7月17日に組織委員会はこの謝罪を受け入れ「現在は高い倫理観を持っている」とし続投させると表明した。

しかし知的障害者の家族で作る全国手をつなぐ育成会連合会や日本ダウン症協会などから、小山田が行ったとされるいじめ行為や、著名になってからいじめを面白おかしく公表したことに対する露悪性、明らかに障害者を差別的に揶揄している点などについて相次いで非難声明が発表されるなど、批判の声は収まらなかった。7月19日の昼の時点では組織委員会は前述の「高い倫理観」を理由に続投を強調していたものの、加藤勝信官房長官は同日の定例会見において、連合会などから抗議の声明が出ていることについて「政府として心のバリアフリーの精神を伝えていく姿勢に変わりはない」とした上で「主催者である組織委員会において、適切に対応いただきたい。またそうした対応を取ることが必要だと考えている」と述べた。

結局、小山田本人が辞任を申し出る形で、7月19日の夜に降板が決定。開会式で流れる音楽の内、小山田が制作した楽曲は他の曲に差し替えられた。これと前後して、小山田が担当していた『デザインあ』と『JAPANGLE』(ともにEテレ)は7月20日以降放送を一時中止。テレビ東京もドラマ『サ道 2021』の主題歌を差し替えると発表するなど、小山田の芸能活動が一時休止に追い込まれた。

また、7月18日から19日にかけ、インタビュー記事を掲載した『ROCKIN'ON JAPAN』と『Quick Japan』の出版元はそれぞれ公式サイト上で「差別を助長する」「倫理観に欠ける行為」であったとして社長や編集長名義で謝罪した。翌20日には、別の雑誌である『GiGS』の出版元も、1996年2月号のインタビューでのギターに関する話題の中の、入院先の病室でギターを弾いたエピソードについて、夜中に末期癌患者のうめき声が聞こえてくるといった「倫理観に欠ける表現」を掲載した、として公式サイトで謝罪した。

9月17日、小山田本人による謝罪と経緯説明がCorneliusのHP、及び本人のInstagramに掲載され、この中で、報道されたいじめの事実関係についての説明が行われた。説明の中で小山田は「その生徒(知的障がいを持つ小学校時代の同級生のひとり)に対し、『障がいをあることを理由に陰惨な暴力行為を長年に渡って続けた』ということになっていますが、そのような事実はありません」といじめ内容の一部を否定する一方で、「今にして思えば、小学生時代に自分たちが行ってしまった、ダンボール箱の中で黒板消しの粉をかけるなどの行為は、 日常の遊びという範疇を超えて、いじめ加害になっていたと認識しています」とも語っている。また「その彼とは中学ではほとんど接点がなく」「自分にとっては友人の一人でした」と述べている。また「10歳前後」に行った事柄が「いじめ加害になっていた」とする一方、「それ以降の話は、目撃談と言うこともあり、それもまた他人事のように捉え、傍観者という自分の立場を含め冗談交じりに語ってしまった」と当時を後悔している。またROJ誌のインタビューにおける「排泄物を食べさせた」のくだりについては、「クラスメイトの一人がふざけて道端の犬の糞を食べられると言い出し、拾って口に入れてすぐに吐き出したという出来事があり、彼本人も含めてその場にいた皆で笑っていたという話が事実です」と説明した。

2022年5月25日、小山田圭吾が自身のツイッターと公式サイト上で、「過去の自分の未熟さを猛省する」とする反省の言葉とともに、Corneliusの活動の再開を発表した。

インタビュー記事に対する検証

小山田が炎上するきっかけになった、上記の2点のインタビュー記事で小山田が語ったいじめエピソードに対して、様々な検証が行われている。以下、それらを時系列で記す。

まず、小山田本人は、ROJ誌の記載内容について、その発表直後から(ROJ誌は、アーティスト側に原稿を事前に見せない方針であったため、小山田が記事の完成版を見たのは、発売された後であった)、否定的なコメントを複数回にわたって発していた。同号の発売にあわせて行われた山崎インタビュアーとのトークイベントで、「あの日の僕は、どうかしてたんです」「これ(記事の内容)、読んでもいいけど、あんまり信じないように(笑)」と述べた。また、翌2月号に掲載された続編インタビューでも、インタビューの「いじめ発言」を気にかけていた。

2011年、NHK Eテレで小山田が制作に関わった教育番組『デザインあ』が放送開始された時、インタビュー記事での発言を問題視する視聴者からの問い合わせがあったが、「(本人は)反省している」と伝えられたため、NHKは放送を継続していた。

2021年7月18日付の週刊文春の記事内で、小山田の同級生に行った取材では「小山田君たちがイジメをしていたのは有名な話です。掃除用具を入れるロッカーに閉じ込め、出口が下になるように倒して出られないようにしたり、真冬なのに無理やり教室からベランダに出させて鍵を閉めてしまう」との証言が得られている。

2021年7月23日、北尾修一(QJ誌元編集長)がブログ記事「いじめ紀行を再読して考えたこと」の中で、はてなブログ『孤立無援のブログ』内の記事「小山田圭吾における人間の研究」について批判的に言及する。このブログ記事は、元々は、2006年11月10日、楽天ブログ『電気熊はアンドロイドの夢を見るか?』に投稿されていたもので、上記の2誌の記事をもとに、小山田のいじめエピソードを紹介していた(2009年にはてなブログに移動)。これに対して、翌24日、「孤立無援のブログ」の著者である電八郎が、北尾の批判に答える形で、ブログ記事が「元記事を意図的に切り貼りして、悪魔のような小山田圭吾像をでっち上げた」と批判されている件について反論した。まず批判された記事の要約については、雑誌に掲載された小山田のインタビュー記事全文と批判されたブログ記事のどちらを読んでも受ける印象は変わらないもので、意図的な切り貼りといったものではなく、被害者側の立場から要約した記事を、逆に小山田本人や加害者側の立場から読むことによる違いに過ぎないと主張した。さらにブログ記事の内容は、出展を明らかにし、自分の考えと引用した部分とを分け、必要な部分のみ引用し、原文を忠実に引用し、引用した部の分の内容の改変はしていないなど、著作権法の規定に基づいたフェアな引用だとも主張した。加えて、批判されたブログ記事の著者は大手マスコミ報道で自分のブログだけをソースとしたものは一つもない、と自身のブログが世論に与えた影響についても疑問を投げかけている。

2021年9月16日、QJ誌のインタビュー記事を執筆した太田出版の村上清は、小山田のいじめ行為を記載し、拡散されていた上述のブログ記事「孤立無援のブログ」に関して「今回、本記事の『原文』としてネット上で最も参照されたであろうブログの記事が必ずしも元記事原文のままではなく、少なからず削除・切り取りされたものであったことは、今夏のオリンピックのタイミングで知りました。いち執筆者として率直に申し上げれば、センシティブなテーマを扱ううえで当時の自分としてぎりぎりの神経を使って言葉を配した箇所ほど狙ったようにカットされていたことは確かです。」と述べている。

2021年9月15日付の週刊文春では、小山田へのインタビュー記事(インタビュアー:中原一歩)が発表された。この記事で小山田は「実際に行ったいじめはどれでしょうか」という中原の質問に対し、QJ誌で語った「段ボールの中に入れて、黒板消しの粉を振りかけてしまった」「ロッカーに同級生を閉じ込めて蹴飛ばした」の二点を挙げている。この二点のうち、前者は小学校時代の同級生(QJ誌内では「沢田」と仮名)に対して行われたもの、後者は中学校時代の同級生(同じく「村田」と仮名)に行われたものである。一方で、「実際に小山田氏が行っていないことが、なぜこんなにも雑誌のインタビューでは、自分で行ったかのように語られているのだろう」という問いに小山田は「インタビューではその場を盛り上げるために、自分の身の回りに起きたことも含めて語ってしまいました。でも『ロッキング・オン・ジャパン』は原稿の内容を事前にチェックできませんでした。そういう約束で引き受けた僕も悪いのですが、記事になったのを見て、ショックを受けました。全部自分がしたかのように書いてあり、後悔をしました」と答えている。

中原一歩は Business Insider Japan のインタビューを受けて、この問題を取材した動機を次のように答えている。「違和感があったんです。あの騒動の発端となったブログ記事です。問題となっている『クイック・ジャパン』『ロッキング・オン』の原文を読むとわかるんですが、ブログの書き方は非常に恣意的で、原典となる2つの記事を正確に引用したとはとても言えないものだった。小山田氏が辞任した時の謝罪文にも、『事実と異なるところがある』と書いてありました。」また、小山田へのバッシングについて中原は次のように語っている。「僕が今むしろ関心があるのは、『なぜ人は小山田圭吾を許せないのか?』ということです。小山田氏をバッシングし続ける人のモチベーションが一体何なのかを、知りたいと考えています」。

中原はこのインタビューに続く週刊文春の記事でも取材を続け、小山田在学当時の複数人の同級生に話を聞いた。しかし小山田が「障がい者をいじめていた」という証言は得られなかった。なお中原はこの記事により、第28回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞した。

騒動に関するジャーナリスト、著名人によるコメント

太田光(爆笑問題)

太田光は、「その時代の価値観を知りながら評価しないと難しい」というコメントに寄せられた「小山田を擁護したお前も同罪」といった意見に対し、冒頭では「俺の言葉が大勢の人を傷つけた」と謝罪しながら、その上で、「(当時の)本人の証言というひとつの立脚点だけで攻撃していいのか」という違和感があることに変わりはなく、一連の小山田問題については詳しく検証もされていない現時点において「まったく躊躇なしで糾弾している状況が危うい」と指摘。「本当に本当に、違う意見があっても良いし、反目し合う必要はない。」と再度自らの立場を表明した。

篠原章(評論家)

篠原章は、クイックジャパン元編集長の北尾修一の検証を元に「小山田は虐めの傍観者であった可能性が高い。だとすれば、この国の人びとの大部分は小山田と同類である。みな虐めの傍観者だ。小山田だけを責められるのか」と意見を述べている。

沢田太陽(音楽ジャーナリスト)

沢田太陽は「小山田圭吾の今回の炎上のもとになった1995年のクイックジャパン3号の特集『いじめ紀行』。ここで彼は、和光小学校・中学・高校での、自らがかかわった『いじめ』について語っていて、これが大問題となったわけですけど、その原文を全て読んだことは、おありでしょうか?」と記述し、実際の記事を読むとSNS 上やメディアが拡散している記事の内容とは大分印象が違うとした上で、沢田は「『考えを変えてみろ』だとか『小山田氏は無実だ』とか、そういうことを無理強いする意図はないが『これ(記事の原文)を読んで見方が変わった』という反応は、もうすでにかなり聞いており、もちろん、『それでも全然ダメだぞ』という読後感想もあるかと思いそれに関して反論はしません。しかし、これを読んで見て新たに気がつく真相はかなりあるかとも思います。」と主張した。

さらに、沢田は「もうひとつ問題となっている、『ROCKIN'ON JAPAN』1994年1月号でのインタビュー記事。これも彼のいじめ問題に触れているんですけど、同じテーマでもクイックジャパンと随分と印象違います。」と投稿しており、さらに、「小山田氏はクイックジャパンのインタビューの方は、彼自身がかなり積極的に企画協力に関わっているので信憑性が高いのはクイックジャパンの方ではないか?」とも、指摘している。加えて、沢田はクイックジャパンのいじめに関する文章を全て読んだうえで「これ、反省するとかそれ以前に、だいぶ事実から乖離してことが進みすぎているな」とSNS上やメディアから拡散されている小山田氏に関する情報の不確かさについても指摘した。

荻上チキ(評論家(テクスト論、メディア論専門)、特定非営利活動法人「ストップいじめ!ナビ」代表理事)

荻上チキは、自身のブログにおいて、本件への言及を行っている。

まず、炎上発生当初の時点では、ROJ誌とQJ誌の記事を読んだうえで、いじめの実態がどのようなものであったかについては、「解釈の幅の中でどう解釈するかは、受け手にグラデーションがあった」とする。一方で、いじめの実態より、それを語った記事が現に存在し、炎上しているという事実のほうに注目し、「それに対する適切な応用がのぞましい」とコメントした。

次に、2021年9月17日に小山田が出したコメントを受けて、荻上はそのいじめの実態について、「『加害者』・『観衆』・『傍観者』を行き来している立場」であったのが実態だと分析する。一方、荻上がより重視していた、インタビュー記事の発表そのものについては、「数十年前のいじめの事案、およびそのことをメディア上で語ったことについて、これだけ言葉を割いて説明がなされるという事例は、日本では珍しい」として、その「『応答』は、今回の声明文で相応になされていたと捉えられる」と論じた。

片岡大右(批評家)

片岡大右は、小山田の炎上事件について取り扱った自著において、小山田のいじめ加害に関する炎上は、インフォデミックの要素があると論じている。その要因として、以下の2点を論じている。

  • 情報ロンダリング

片岡は、雑誌に掲載された小山田のエピソードがインターネット上で伝達される過程で、情報ロンダリングが生じたと論じる。

まず、2003年頃に2ちゃんねるにROJ誌からの引用によるコピペが作られ、以降も繰り返して投稿されることで、事実上の定型文となる。次いで、2006年に上述のブログ記事「小山田圭吾における人間の研究」が作成されるが、この中では、まずROJ誌の記事が、「定型文」の孫引きで引用される。次にQJ誌からの引用を行うが、この引用について、片岡は、「『ROJ』と『QJ』を比較検討するなら、前者のショッキングな発言がどうやら根拠薄弱であること、高校時代の小山田が、まったく優等生的な関わり方ではないにしても、学級を共にする障害のある生徒とそれなりによい関係を取り結んでいたことが明らかになってくる」にもかかわらず、記事の著者は「『QJ』の記事の読みどころを完全に捉え損ね、そこから浮かび上がってくる学校生活の情景を顕著に歪めずにはいない一連の引用から成り立っている」として、本記事の質を、「批評的吟味という観点からはまったくお話にならない代物にすぎない」と断じる。

しかし一方で、この記事がはてなブログの媒体であったことから、「オーバーグラウンドなウェブ空間から---それもしばしば『ブログ論壇』を構成するものとされ一般のブログとは別格の扱いを受けがちだったはてなのコミュニティから---発信されたことで、実に多くの人びとに、準拠可能な参照源として利用されるに至った」とする。そして、小山田のインタビュー記事に関する情報源が、インターネット掲示板上の「定型文」ではなくて、はてなブログが原典となることによって、この記事を「根拠にしてであれば、小山田について公に論評してもよいと信じることができた」のである、と指摘する。

更に、大手メディアで真っ先に報じた毎日新聞の第一報においても、取材過程での原文の確認の作業について、「『孤立無援のブログ』の引用がたしかに『QJ』に記載されているかどうかを確認したにとどまり、それ以上に記事内容を吟味する手間をかけなかったに違いない」と推測する。そして、毎日新聞の記事もまた、「2ちゃんねる由来の顕著に歪曲的な小山田像をそのまま大手新聞に掲載するという情報ロンダリングの遂行者となってしまった」と批判する。

  • 反五輪の文脈での消費

2021年に開催された東京五輪は、開催反対の言論が盛んであり、片岡の見解では、一連の小山田告発の流れにも反五輪の文脈は影響を与えていた。最初に小山田のいじめ事件の拡散に一役買ったものとして片岡が例示しているのは、7月15日7時43分に、五輪開催への反対姿勢の有力アカウントと目されるアカウント「はるみ」が、小山田の「いじめ加害」を批判的に言及したツイートであり、このツイートが「大規模に拡散され」、「炎上の発端」になったのではと指摘する。

また、毎日新聞の第一報でも、記事の配信の直後、執筆者の山下智恵記者は記事を引用しつつ「この怒りや違和感をどう受け止めますか組織委さん」とツイートしており、小山田に「仕事を任せるような五輪組織委や政府を告発したいという情熱」が先に立ったのではないかと、片岡は指摘する。

ライブツアー

近年のCorneliusのライブで特徴的なこととして、バンド演奏と映像のシンクロが挙げられる。FANTASMAのリリース以降、曲ごとに作られた映像作品を舞台バックに投射し生演奏と同期させるというライブを世界各地で展開してきた。なお、ほとんどの作品は映像作家の辻川幸一郎が手掛けている。

また『FANTASMA』の海外盤リリース以降、多数の国内・海外のロック・フェスティバルに出演している。上記のグラストンベリー・フェスティバル(1999年、2002年)、コーチェラ・フェスティバル(1999年、2007年)、レディング・フェスティバル(1999年)以外にも、ロスキルド・フェスティバル(1999年)、Bowlie Weekender Festival(1999年)、モントルー・ジャズ・フェスティバル(2002年)、T in the Park(2002年)、フジロック・フェスティバル(2002年、2017年)、RES Festival(2003年)、All Tomorrow's Parties(2007年)、Sónar Music Festival(2007年、2018年)、Moers Festival(2007年)、Eaux Claires(2016年)、NRMAL Festival(2018年)、Field Day(2018年)、Clockenflap(2018年)サマーソニック(2007年)、SONIC MANIA(2018年)、朝霧JAM(2007年、2019年)、ライジング・サン・ロックフェスティバル(2007年、2017年)、ROCK IN JAPAN FESTIVAL(2007年)、東京JAZZ(2018年)など。

  • THE FIRST QUESTION AWARD Tour(1994年)
  • BRING UP BABY Tour(1994年)
  • Welcome To The Jungle Tour'95(1995年)
  • FANTASMATIC WORLD TOUR(1997年-1998年)
  • from Nakameguro to Everywhere tour(2002-2004年)
  • SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW(2006-2008年)※THE CORNELIUS GROUP
  • CORNELIUS PERFORMS FANTASMA(2016年)
  • Mellow Waves Tour(2017-2018年)
  • Cornelius Performs Point(2019年)

※THE CORNELIUS GROUP(ツアーでのバンド形式の名義): 小山田圭吾 (Vo&G)、堀江博久 (Key&G)、清水ひろたか (B)、あらきゆうこ (Dr)

2016年以降はBass&Synthesizerに大野由美子(Buffalo Daughter)を迎えている。

ディスコグラフィー

シングルCD

国内リリース
  • THE SUN IS MY ENEMY 太陽は僕の敵(1993年9月1日)
  • HOLIDAYS IN THE SUN E.P.(ミニアルバム・1993年9月10日)
  • PERFECT RAINBOW(1993年11月10日)
  • (YOU CAN'T ALWAYS GET) WHAT YOU WANT(1994年1月26日)
  • MOON LIGHT STORY(1994年6月25日)
  • STAR FRUITS SURF RIDER(1997年7月2日)- オリコンではアルバム扱い
  • POINT OF VIEW POINT(2001年9月5日)
  • DROP(2001年10月3日)
  • MUSIC(2006年8月23日)- 収録曲「Gum」はボーダフォン 日本法人(現ソフトバンクモバイル)CMソング
  • BREEZIN'(2006年9月27日)
海外リリース
  • FREE FALL(1998年2月23日)
  • CHAPTER 8 〜Seashore And Horizon〜(1998年5月25日)
  • STAR FRUITS SURF RIDER (single version)(1998年9月14日)
  • STAR FRUITS SURF RIDER (radio edit)(1998年9月14日)
  • DROP(2002年4月23日)
  • POINT OF VIEW POINT(2003年12月30日)

レコード・カセット

国内リリース
  • RAISE YOUR HAND TOGETHER(1993年12月22日・12インチレコード)
  • MOON WALK (RADIO EDIT)(1995年10月16日・カセットテープ)
  • VOLUNTEERED APEMAN(1996年6月21日・猿型変形レコード)
  • THEME FROM THE FIRST QUESTION AWARD(1997年4月25日・ハート型変形レコード)
  • STAR FRUITS(1997年6月11日・12インチレコード)
  • SURF RIDER(1997年6月11日・12インチレコード)
  • CMF(1999年1月27日・3枚組LP)
  • I LOVE LOVE(2002年7月15日・5インチレコード)
  • Beep It(2006年11月13日・12インチレコード)
  • あなたがいるなら (If You're Here)(2017年4月26日・7インチレコード)
  • いつか/どこか (Sometime/Someplace)(2017年5月24日・7インチレコード)
  • 夢の中で (In a Dream)(2017年9月27日・7インチレコード)
  • Audio Architecture(2018年6月29日・7インチレコード)
海外リリース
  • FREE FALL(1998年2月23日・7インチレコード)
  • CHAPTER 8 〜Seashore And Horizon〜(1998年5月25日・7インチレコード)
  • STAR FRUITS SURF RIDER (single version)(1998年9月14日・12インチレコード)
  • STAR FRUITS SURF RIDER (radio edit)(1998年9月14日・12インチレコード)
  • DROP(2002年4月23日・12インチレコード)
  • POINT OF VIEW POINT(2003年12月30日・12インチレコード)
  • GUM(2007年5月21日・7インチレコード)
  • GUM(2008年1月15日・12インチレコード)

スタジオ・アルバム

国内リリース
  • THE FIRST QUESTION AWARD(1994年2月25日)
  • 69/96(1995年11月1日)
  • FANTASMA(1997年9月10日)
  • POINT(2001年10月24日)
  • SENSUOUS(2006年10月25日)
  • Mellow Waves(2017年6月28日)
  • 夢中夢(2023年6月28日)
海外リリース
  • FANTASMA(1998年3月24日)
  • POINT(2002年1月22日)
  • SENSUOUS(2007年4月24日)
  • Mellow Waves(2017年7月22日)

その他のアルバム

国内リリース
  • 96/69(1996年6月9日)
  • FM(1998年11月26日)
  • CM(1998年11月26日)
  • CM2(2003年6月25日)
  • PM(2003年7月23日)
  • CM3(2009年5月13日)
  • CM4(2012年9月5日)
  • Constellations Of Music(2015年8月19日)
  • Ripple Waves(2018年9月19日)
海外リリース
  • FM(1999年3月9日)
  • CM(1999年3月9日)
  • PM(2004年1月20日)
  • B-Sides(2008年9月9日)
  • Ripple Waves(2018年11月23日)

オリジナル・サウンドトラック

映像作品

国内リリース
  • Promotions!(1994年3月25日・VHS)- MV集
  • LOVE HEAVY METAL STYLE MUSIC VISION(1994年9月1日・VHS)
  • EUS(2000年5月24日・VHS)
  • FIVE POINT ONE(2003年7月23日・DVD)- MV集
  • from Nakameguro to Everywhere tour '02-'04(2008年3月19日・DVD)
  • SENSURROUND(2008年3月19日・DVD)- MV集
  • SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW(2009年5月13日・DVD)
  • Mellow Waves Visuals(2019年7月31日・Blu-ray Disc)
海外リリース
  • FIVE POINT ONE+PM(2004年1月20日・DVD+CD)
  • SENSURROUND+B-Sides(2008年9月9日・DVD+CD)
  • SENSUOUS+SENSURROUND(2008年10月21日・CD+DVD)

参加作品

Collection James Bond 007

その他参加作品

  • 日本テレビ『噂の探偵QAZ』音楽制作(1996年)
  • フジテレビ『ちびまる子ちゃん』オープニングテーマ(1996年)
  • 日本テレビ『NNNきょうの出来事』音楽制作(2003年)
  • 日立製作所企業CM音楽制作(2003年)
  • 積水化学企業CM音楽制作(2003年)
  • 資生堂『マジョリカマジョルカ』CM音楽制作(2003年)
  • スペースシャワーTV『ドーデカス』効果音制作(2004年)
  • 任天堂GBAソフト『COLORIS』音楽制作(2006年)
  • 角川モバイル・NTTドコモ・角川ザテレビジョン携帯電話専用ドラマ『きまぐれロボット』音楽制作(2007年)
  • 映画『EX MACHINA -エクスマキナ-』サウンドトラック(「HARUOMI HOSONO+CORNELIUS」名義で参加)
  • 日産自動車『日産moco』CM音楽制作(2008年)
  • ユニクロウェブサイト『UNIQLO TRY』『UNIQLO MARCH』の音楽制作(2008年)
  • ユニクロ『UNIQLO COLLECTION 2009』CM音楽制作(2009年)
  • パナソニック『NIGHT COLORシリーズ』音楽制作(2009年)
  • オリンパス『PEN Lite E-PL1』CM音楽制作(2010年)
  • ユニクロ『UNIQLO POLONOW』CM音楽制作(2010年)
  • 無印良品『MUJI Motion』CM音楽制作(2010年)
  • Google Chrome Music Mixer(2010年)
  • パナソニック『DIGA』CM音楽制作(2011年)
  • NHK教育テレビ『デザインあ』音楽制作(2011年)
  • iida『INFOBAR A01』CM音楽制作(2011年)
  • 映画『100万回生きたねこ』映画音楽制作(2012年)
  • NHK教育テレビ『デザインあ』サウンドトラック制作(2013年)
  • iida『INFOBAR A02』サウンドデザイン CM音楽制作(2013年)
  • JRAGIテレビ「THE LEGEND」CM音楽制作(2013年)
  • HONDAiPhone App 『Road Movies』楽曲制作(2013年)
  • 『まるちゃんの静岡音頭』アレンジ担当(2013年)
  • 『攻殻機動隊 ARISE』映画音楽(2013年)
  • YANMAR WEB音楽制作(2013年)
  • 東京ミッドタウン ガレリアBGM制作(2013年)
  • CHANEL CHANEL CM & WEB音楽(2014年)
  • ISSEY MIYAKE WEB & 店頭の音楽制作(2014年)
  • 東京ミッドタウン ガレリア Autumn2014 BGM制作(2014年)
  • 『攻殻機動隊』 新劇場版 映画音楽制作(2015年)
  • 絵本動画『こども大国ニッポンのつくりかた』音楽製作(2015年)
  • TAKAO599MUSEUM「599GUIDE」音楽制作(2015年)
  • CeBIT音楽制作(2017年)
  • NHK教育テレビジョン『JAPANGLE』音楽制作(2017年)
  • 谷川俊太郎展 音楽製作(2018年)
  • 『音のアーキテクチャ展』音楽制作(2018年)
  • 『デザインあ展』音楽ディレクター(2018年、2019年)
  • 『Touch that Sound!』展 音楽制作(2019年)
  • 『グラスロフト』展 音楽制作(2019年)
  • フジテレビ『キャロル&チューズデイ』音楽制作(2019年)
  • 渋谷PARCO BGM制作(2019年)

出演

テレビ番組

  • 細野晴臣イエローマジックショー2(2019年1月1日、NHK BS4K/1月2日、NHK BSプレミアム)
  • 細野晴臣イエローマジックショー3(2020年1月1日、NHK BSプレミアム/1月2日、NHK BS4K)

ラジオ

  • LOVE OVERTIME(FM802、1995年 - 1996年)
  • 小山田圭吾の中目黒ラジオ(NHK-FM、2003年 - 2010、2012年)
  • 小山田圭吾の新町ラジオ(NHK-FM、2013年)
  • FLAG RADIO(α-STATION、2018年4月4日 - 、2018年は偶数月、2019-2020年は奇数月の毎週水曜日21:00 ‐ 22:00)
  • METAFM(InterFM897、2021年7月4日 - 7月25日)

CM

  • 資生堂UNO(1992年)
  • P'PARCO(1995年)
  • 森永チョコレート 小枝(1996年)
  • アステル中国(1996年)
  • Premiun YEBISU エビス〈ザ・ホップ〉(2007年)- ヤン富田と共演
  • UNIQLO(2012年)

書籍

  • 『コーネリアスの惑星見学 - 好奇心は猿をも殺す』(1998年)
  • 『続・コーネリアスの惑星見学』(2000年)
  • 『別冊ele-king ALL ABOUT CORERNELIUS コーネリアスのすべて』(2017年)
  • 『Cornelius × idea Mellow Waves -コーネリアスの音楽とデザイン-』(2017年)
  • 『別冊ele-king ALL ABOUT CORERNELIUS 2 続・コーネリアスのすべて』(2019年)

参考文献

  • 片岡大右『小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか 現代の災い「インフォデミック」を考える』集英社〈集英社新書〉、2023年2月22日。ISBN 978-4-08-721252-5。 

脚注

外部リンク

  • Cornelius
  • Cornelius (@corneliusjapan) - X(旧Twitter)
  • Cornelius (@corneliusofficial) - Instagram
  • 小山田圭吾 (corneliusofficial) - Facebook
  • CORNELIUS / コーネリアス(ワーナーミュージック・ジャパンによる公式サイト)
  • コーネリアス/小山田圭吾 インタビュー : MUSICSHELF - ウェイバックマシン(2008年4月18日アーカイブ分)(小山田圭吾が選曲したプレイリスト&インタビュー)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 小山田圭吾 by Wikipedia (Historical)