ひとくち餃子(ひとくちぎょうざ)とは、一口で食べられるサイズの小ぶりの餃子である。大阪ひとくち餃子、博多ひとくち餃子などが有名である。
大阪北新地で1955年(昭和30年)創業の「天平」が発祥である。小ぶりなサイズの餃子は、北新地のホステスたちの口コミで人気となった。その後、天平のスタイルを参考にしたひとくち餃子の店が増え、大阪名物として認知されるようになった。
パリッと焼けた皮が特徴のひとくちサイズの餃子である。普通の餃子の皮を使用し、「包む」というよりも「折る」という形になっている。
ひとくち餃子の店を創業順に記載、住所は現在のもの。
2010年7月現在、北新地にある餃子の店は13店舗となっている。
普通の餃子より小さい皮を使用し、具を包んでいる。発祥の宝雲亭では、タネにニンニクは入れず、タレにはラー油ではなく柚子胡椒を用いる。
博多中洲で1949年(昭和24年)創業の「宝雲亭」が発祥。初代が満洲で食べた水餃子をもとに焼き餃子を提供したことが始まり。水餃子の場合、茹でた後に大きくなりすぎないよう小ぶりな大きさで作ることから、同店の焼き餃子も通常より小さいものになった。
宝雲亭のほか、老舗として1954年(昭和29年)創業の旭軒(博多区博多駅前)や1963年(昭和38年)創業のテムジン(中央区大名)が知られている。
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