『タンブリング』は、2010年4月17日から6月26日まで毎週土曜19:56 - 20:54に、TBS系の「土曜20時」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は山本裕典。
キャッチコピーは「新体操が、オレ達をオトコにした。」。
「舞台版」についても本項で扱う。
学校一のヤンキー軍団がひょんなことから新体操部に入部し、成長していく姿を描いた正統派スポ根青春コメディ。主演の山本裕典はこの作品が連続ドラマ単独初主演となる。また同系列の同時間帯放送のドラマでは、山本と大東俊介が『RESCUE〜特別高度救助隊』(2009年1月 - 3月放送)以来、瀬戸康史と三浦翔平が『恋空』(2008年8月 - 9月放送)以来、いずれも2作目の出演となる。
このドラマではバック転、宙返りといったタンブリングが幾度となく出てくるが、それらは一切吹き替えなしで、出演する役者が約8か月に渡って練習を積んで習得しておりドラマ放送に先がけて制作発表会見で9人構成の新体操を初披露した。ドラマ本編で登場するライバル校は国士舘大学をはじめとする男子新体操の強豪校がゲスト出演しており実際に新体操演技を披露している。
国士舘大学男子新体操部監督の山田小太郎がドラマ及び舞台の新体操指導を行っている。
また舞台版のライバル校で登場する新体操選手は大学のOBで構成されている。
烏森高校(通称:カラ高)3年の東航は、仲間とつるんでは喧嘩に明け暮れる日々を送る不良少年。ある日、航は2年の単位不足を補うため、部活を始めようとするが、何をやっても続かない。そんな時、クラスの転校生・里中茉莉に一目惚れをし、なおかつ彼女が、女子新体操部に入ったことを知り、航は男子新体操部に仮入部するが、そこはごく少人数での活動であり、女子新体操部の顧問・江崎祥子たちからは「弱小」と馬鹿にされ、体育館も満足に使わせてもらえない状態だった。しかし、1年生の土屋聡史が入部したことを機に、男子新体操部は6人での団体戦に参加することになる。
第1話では、東、月森、赤羽、紺野、白峰、日暮里の6人で行動していた。また、別行動の木山とも仲間として認識している。第4話が終了してからは完全に{航、木山、亮介、日暮里}と{赤羽、紺野、白峰}とわかれてしまっている。また、三浦工業高校の緑川や、木山と航を襲う際に赤羽(在学中)は、紺野や白峰のほかにも仲間を連れていた。
1話の試合で内村航平がカメオ出演している。
ドラマ開始に先駆けて、漫画連載(コミカライズ)、小説化された。
なお、原作の米井理子は、プロデューサーの米田理恵と新井順子の漢字をそれぞれ組み合わせた共同ペンネームである。
2010年9月に舞台版が上演。ドラマから5年後のストーリーを描いており、主人公は教師になった木山龍一郎(大東俊介がドラマと同じ役を演じた)。また2011年はドラマから10年後の設定でVol.2が上演(ドラマキャストの出演はなし)。 2012年はドラマから3年後のストーリーで大学生になった水沢拓(柳下大 がドラマと同役)が主人公のVol.3が上演。
2013年は新人教師を中心に描かれるVol.4が上演(ドラマキャストの出演はなし)。2014年はドラマから舞台へと続いた「タンブリング」のファイナル作品として上演、ドラマ版と同じ烏森高校が舞台となる。ドラマキャストの出演はないが金子の弟が登場する。
2010年9月9日から9月14日に東京、10月2日から10月4日まで大阪にて上演。主演は大東俊介。教師となった木山龍一郎を主人公に、ドラマから5年後が描かれる。ドラマにゲスト出演した中河内と相馬は舞台では別の役柄を演じる。東京公演のみ、ドラマのキャストが各公演ごとにシークレットゲストとして出演した。2010年12月22日にDVDが発売。
主演は前作に出演した菅田将暉であるが、今回は役柄が異なる。また、ジョーイ・ティーと良知真次も前作に引き続きの出演であるが、菅田と同じく異なる役柄での出演となっている。
主演はドラマ版で水沢拓を演じた柳下大。ドラマから3年後、大学生となった水沢を主人公に彼が新体操を続けている設定で描くオリジナルストーリー。
主演は熱血新人教師を演じる中尾明慶。
主演は松下優也、部活助っ人として新体操部に入部する。
新型コロナウイルス感染症の流行の影響で、下記の公演は中止になった。ただし、グッズの販売は行われた。
キャストは中止となった公演から続投している者が多いが、交代した者もいる他、納谷健の役が岩崎亮から岩崎達寛に変更。
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