丹山 美沙緒(たんやま みさお、1978年3月14日 - )は、日本の女子バレーボール選手。大阪府大阪市出身。ニックネームはミサオ。元JTサンダーズの丹山禎昭は実弟。
父は在日韓国人で、バレーボールの在日クラブチームでプレーしていたことがあり、ミュンヘンオリンピックの候補にもなったが、国籍の関係で選ばれなかった。 建国中学校のとき、さわやか杯で優勝、選抜にも名前があったが国籍の関係で外れてしまい、両親がそれではかわいそうだということで帰化を決意、高校2年生のときに日本国籍を取得した。 左腕から繰り出されるジャンプサーブを武器に活躍した。NEC時代は層の厚さから殆ど出場機会を得られなかったが、1999年に東洋紡に移籍すると、サウスポーから放つジャンプサーブやスパイクで活躍。スタメン出場こそ無かったが、途中出場で度々存在感を見せた。第6回Vリーグではサーブ賞を受賞。当時日本代表監督の葛和伸元から「流れを変えられる選手」との評価を受けている。翌年はセッターに転向するも、アタッカーとしてプレーしていた前年に比べて出場機会を減らす事となった。
2001年夏、東洋紡を退部し、トヨタ車体に移籍。同じく左利きの高橋翠とツーセッターを組み活躍した。2004年に退部後は大阪の大学でコーチを務めていたが、翌年から単身モンゴルに渡り、国内リーグで選手としてプレーした。
2010年4月、健祥会レッドハーツの選手として登録公示され、翌月の黒鷲旗選手権に出場。実に6年ぶりの日本復帰となった。
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