中野町(なかのちょう)は、横浜市栄区の町名。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施 。
栄区の中部に位置し、㹨川と県道原宿六浦線が東西に通る。県道沿いに本郷小学校があり、いたち川の南側は1966年に本郷富士見ヶ丘団地として開発された。町北部の、鍛冶ケ谷にまたがる丘陵地には本郷ふじやま公園があり、古民家が移築・保存されている。町内に鉄道は通っておらず、大船駅・港南台駅・金沢八景駅から路線バスを利用する。
住宅地の地価は、2023年(令和5年)1月1日の公示地価によれば、中野町字稲荷1075番38の地点で14万5000円/m2となっている。
かつての鎌倉郡中野村で、1889年(明治22年)に鍛冶ケ谷・公田・上野・小菅ケ谷・笠間・桂の各村と合併して本郷村大字中野となった。中野村の村名の由来は、本郷六か村(中野・鍛冶ケ谷・公田・上野・小菅ケ谷・笠間)の中心にあったことから中之村と呼ばれ、中野に転訛したといわれる。1939年(昭和14年)4月1日に横浜市戸塚区に編入され、戸塚区中野町が新設された。1973年に元大橋と若竹町が中野町の一部と隣接する鍛冶ケ谷町・上郷町の一部から分離・新設された。1986年に、分区により栄区中野町となる。1995年から1998年にかけて小菅ケ谷・鍛冶ケ谷・柏陽・桂台北・桂台西が中野町の一部から分離した。
2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである。
国勢調査による人口の推移。
国勢調査による世帯数の推移。
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)。
2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである。
経済センサスによる事業所数の推移。
経済センサスによる従業員数の推移。
町内の警察の管轄区域は以下の通りである。
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