Aller au contenu principal

和希そら


和希そら


和希 そら(かずき そら、1992年10月5日 - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団雪組・宙組の男役スター。

岡山県岡山市、市立旭東中学校出身。身長167cm。血液型B型。愛称は「そら」、「そーちゃん」。

来歴

2008年、宝塚音楽学校入学。

2010年、同校を卒業後、宝塚歌劇団に96期生として次席入団。月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL」で初舞台。その後、宙組に配属。

2014年の「ベルサイユのばら」で新人公演初主演。男装の麗人オスカルを演じる。

2016年の「エリザベート」新人公演で、狂言回しとなる大役ルキーニ(本役:愛月ひかる)に抜擢。

2018年のショー「ハッスル メイツ!」でバウホール公演初主演。

2021年の「夢千鳥」で2度目のバウホール公演主演。新型コロナウイルスの影響により、僅か4日で公演終了となる。同年12月10日付で雪組へと組替え。

2022年の「心中・恋の大和路」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初主演。

2023年の「双曲線上のカルテ」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、2度目の東上公演主演。

歌・ダンス・芝居と三拍子揃った技量で活躍したが、2024年2月11日、「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団。

人物

宝塚初観劇は、雪組公演「霧のミラノ/ワンダーランド」。

学生時代は帰宅部で、毎日ダンスのレッスンに通っていた。

尊敬する恩師の勧めで宝塚の舞台を観て衝撃を受け、自分もこの舞台で踊りたいと、音楽学校受験を決意した。

特技は目薬を差すこと。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

  • 2010年4 - 5月、月組『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』(宝塚大劇場のみ)

宙組時代

  • 2010年11 - 2011年1月、『誰がために鐘は鳴る』
  • 2011年5 - 8月、『美しき生涯』『ルナロッサ』
  • 2011年10 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ』 - 花売り少年、新人公演:マシュー・オズモンド(本役:蒼羽りく)『NICE GUY!!』
  • 2012年2月、『仮面のロマネスク』 - ジャン『Apasionado!!II』(中日劇場)
  • 2012年4 - 7月、『華やかなりし日々』 - 新人公演:ロナウド(少年時代)(本役:星吹彩翔)『クライマックス』
  • 2012年8 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 - 新人公演:アンスバッハ(本役:凪七瑠海)
  • 2013年1月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(博多座) - リンチ
  • 2013年3 - 6月、『モンテ・クリスト伯』 - 新人公演:ルイジ・ヴァンパ(本役:七海ひろき)『Amour de 99!!-99年の愛-』
  • 2013年7 - 8月、『うたかたの恋』 - クライス/グスタフ『Amour de 99!!-99年の愛-』(全国ツアー)
  • 2013年9 - 12月、『風と共に去りぬ』 - 青年、新人公演:ルネ(本役:七海ひろき/悠未ひろ)
  • 2014年2月、『ロバート・キャパ 魂の記録』 - コーネル・フリードマン『シトラスの風II』(中日劇場)
  • 2014年5 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - 小公子/ランロス、新人公演:オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(本役:凰稀かなめ) 新人公演初主演
  • 2014年8 - 9月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(全国ツアー) - 小公子/近衛隊士/ルイ・シャルル
  • 2014年11 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』 - レクセル、新人公演:ヤコブ・ヨハン・アンカーストレム(本役:緒月遠麻)『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』
  • 2015年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場・赤坂ACTシアター) - シンプソン店長/ホテルのダンサー(ジャン)/漁師
  • 2015年6 - 8月、『王家に捧ぐ歌』 - エジプトの戦士(伝令)、新人公演:ケペル(本役:愛月ひかる)
  • 2015年10 - 11月、『メランコリック・ジゴロ』 - バート『シトラスの風III』(全国ツアー)
  • 2016年1 - 3月、『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』 - ジョン・ヘミング/ジョン・ヘミング(マーキューシオ)、新人公演:リチャード・バーベッジ(本役:沙央くらま)『HOT EYES!!』 トリプルエトワール
  • 2016年5月、『ヴァンパイア・サクセション』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - ランディ・ケンパー
  • 2016年6月、『Bow Singing Workshop〜宙〜』(バウホール)
  • 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 黒天使、新人公演:ルイジ・ルキーニ(本役:愛月ひかる)
  • 2016年11 - 12月、『双頭の鷲』(バウホール・KAAT神奈川芸術劇場) - ストーリーテラー
  • 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』 - ピエール『VIVA! FESTA!』
  • 2017年6月、『A Motion(エース モーション)』(梅田芸術劇場・文京シビックホール)
  • 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - マキシム『クラシカル ビジュー』
  • 2018年1月、『WEST SIDE STORY』(東京国際フォーラム) - アニータ
  • 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - カッシュ『シトラスの風-Sunrise-』
  • 2018年8月、『ハッスル メイツ!』(バウホール) バウ初主演
  • 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』 - 殿上人『異人たちのルネサンス』 - クレディ
  • 2019年2月、『黒い瞳』 - トリオ(愛)『VIVA! FESTA! in HAKATA』(博多座)
  • 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - ライナス・コールドウェル
  • 2019年8 - 9月、『追憶のバルセロナ』 - フェイホオ『NICE GUY!!』(全国ツアー)
  • 2019年11 - 2020年2月、『El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』 - 藤九郎『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
  • 2020年8月、『壮麗帝』(ドラマシティ) - イブラヒム
  • 2020年11 - 2021年2月、『アナスタシア』 - リリー
  • 2021年4月、『夢千鳥』(バウホール) - 白澤優二郎/竹久夢二 バウ主演
  • 2021年6 - 9月、『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』 - G・レストレード警部『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』
  • 2021年11 - 12月、『プロミセス、プロミセス』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - J・D・シェルドレイク

雪組時代

  • 2022年3 - 6月、『夢介千両みやげ』 - 三太『Sensational!』
  • 2022年7 - 8月、『心中・恋の大和路』(ドラマシティ・日本青年館) - 亀屋忠兵衛 東上初主演
  • 2022年10 - 12月、『蒼穹の昴』 - 順桂
  • 2023年2 - 3月、『BONNIE & CLYDE』(御園座) - バック・バロウ
  • 2023年4 - 7月、『Lilac(ライラック)の夢路』 - ゲオルグ『ジュエル・ド・パリ!!』
  • 2023年8 - 9月、『双曲線上のカルテ』(ドラマシティ・日本青年館) - フェルナンド・デ・ロッシ 東上主演
  • 2023年12 - 2024年2月、『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』 - ハーバート・グリーンハウ・スミス『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』 退団公演

出演イベント

  • 2012年7月、『宝塚巴里祭2012』
  • 2013年11月、悠未ひろディナーショー『Heroe』
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年3月、実咲凜音ミュージック・サロン『Million Carat!!』
  • 2017年9 - 10月、朝夏まなとディナーショー『LAST EYES!!』
  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年2月、『宙組誕生20周年記念イベント』
  • 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
  • 2022年11月、朝月希和ミュージック・サロン『La Lumière〜朝の月のように〜』
  • 2023年12月、和希そらディナーショー『Vie.』 主演

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

  • 2024年10月、『9 to 5』(日本青年館・大阪・福岡・静岡)

TV出演

  • 2017年12月、フジテレビ『2017 FNS歌謡祭 第1夜』

受賞歴

  • 2018年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2017年度努力賞
  • 2021年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2020年度努力賞

脚注

出典

参考文献

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。 

外部リンク

  • 和希そらオフィシャルサイト
  • 和希そら 公式ファンクラブ
  • 和希そら (@kazukisorastaff) - X(旧Twitter)
  • 和希そら (@kazukisorastaff) - Instagram
  • 和希そら - YouTubeチャンネル

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 和希そら by Wikipedia (Historical)