『雪の花』(ゆきのはな)は、テレビ朝日で2009年12月13日に放送された短編映画。
原作は第3回Yahoo! JAPAN文学賞を受賞した同名の短編小説。主演は夫婦役では初共演となる渡辺裕之、原日出子夫妻。監督は小野寺昭憲が務め、テレビ朝日グループのブロスタTVが製作した。
2008年3月6日、秋吉理香子の書いた小説『雪の花』が1675作品の応募作品の中から第3回Yahoo! JAPAN文学賞を受賞。同年10月24日、テレビ朝日グループのブロスタTVが主催したブロスタTVアワード2008脚本映像化部門にて、小野寺昭憲が監督を務めた短編映画が最高賞を受賞。翌11月、同文学賞のサイトにて秋吉の『雪の花』が映画化される旨が告知され、小野寺が監督を、主演の夫婦役を私生活でも夫婦である渡辺、原夫妻が務めることが発表された。
原作の舞台は福井県となっており、題名にもなっている『雪の花』は福井県の県花である越前水仙を指している。尚、監督の小野寺も福井県出身であり、作品のエンドロールには協力団体として福井県、越前丹生農業協同組合、越前水仙出荷協議会の名前が連なっている。
都会で夢破れて車上生活を送る夫婦(渡辺裕之、原日出子)は、死地を求めて故郷の村へ帰ることを決意した。やがて辿り着いたのは深い雪に閉ざされた廃村。そこで二人が最期に見た奇跡とは。
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