日本サッカー殿堂(にっぽんサッカーでんどう)は、日本サッカー協会が、日本のサッカーの発展に尽力した人物に対する表彰である。東京都文京区の日本サッカー協会ビル内にある日本サッカーミュージアムでレリーフを展示している。2005年に創設された。
過去には「サッカー日本代表で50試合以上出場」「旧日本サッカーリーグ(JSL)1部に150試合出場」「年間最優秀選手受賞者」のいずれかを満たした者で、かつJリーグ等のチームで現役の監督・コーチを務めていない、という基準があったが、そもそもこの基準に該当する候補者が限られるという問題があったため、基準が改められている。
選手の部は、殿堂委員会が内規に従い候補者名簿を作成する。殿堂委員会は最大11名の委員で構成され、委員長(任期2年)は慣例的に元協会会長が務めることになっている。候補者選定後は、サッカー関係者などによる投票を行う。投票方式は1人2票の記名投票で、原則として得票率75%以上の者が推薦されて選出される。一方で得票率が10%未満の者、初回の名簿掲載を含め3回以内に75%以上の得票を得られなかった者は候補者名簿から外される。
特別選考は、投票を行わず殿堂委員会に推薦されて選出される。
第1回選考は、東京・メキシコオリンピックのプレーヤーを対象に、特例で50%以上の得票者を推薦し、2005年3月10日の理事会で承認された。
第2回選考は1964年以前に顕著な活躍をした選手らを対象に10~20人程を推薦し、2006年4月13日の理事会で承認された。
第3回以降は選考時期を固定化する方針で、7月の理事会で殿堂入り対象者を承認した後、9月10日の日本協会の創立記念日に式典を行う。
第13回からは個人に加え、チームも選考対象となっている。
※斜め字体は殿堂入りした時点で故人だった人物
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