Aller au contenu principal

竹俣紅


竹俣紅


竹俣 紅(たけまた べに、1998年6月27日 - )は、フジテレビアナウンサー。将棋の元女流棋士、元タレントであり、当時はワタナベエンターテインメントに所属していた。

概要

東京都港区出身。港区立青山小学校、渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。

女流棋士時代は日本将棋連盟に所属し、段位は女流初段、女流棋士番号は45、森内俊之九段門下だった。

経歴

女流棋士になるまで

将棋を始めたきっかけは6歳の時に、近所の本屋でそろばんの本を探したが、見つからず、近くにあった将棋の本をたまたま手に取って見たところ、面白そうだと興味を持ったという。

その後、小学4年生の時に参加したアマチュア女子を対象の日本将棋連盟主催の第1回駒姫名人戦優勝を皮切りに、徐々に頭角を現し、特に2010年度の第32期女流王将戦の予選に出場し、プロの女流棋士に連勝して、アマチュアの小学生として史上初めて女流公式戦の本戦に進んだ。

2010年に女流棋士を目指し、研修会に入会。2年後の2012年7月22日、研修会クラスでC1に昇級し女流棋士3級の資格を得て、アマチュア時代に女流棋戦で好成績を収めていたため、昇段規定に沿って中学校2年で2012年10月1日付で女流2級で正式にプロ入りした。

女流棋士として

女流棋士になってからは、2013年度は4勝7敗、2014年度は3勝5敗と中々勝ちに重ねることが出来ずに苦しんでいたが、2015年度は第23期「大山名人杯倉敷藤花戦」でベスト8に勝ち進み、昇段規定である「倉敷藤花戦ベスト8」を満たして7月1日付けで女流1級に昇級。さらに若手女流の棋士を対象とした新棋戦の第1回「女子将棋YAMADAチャレンジ杯」で準優勝。2015年度の成績は昇段規定「年度成績指し分け以上(7勝以上)」を満たし、2016年4月1日付で女流初段に昇段するなど飛躍の年になった。

2016年度は高校3年生になり、進学のため対局と受験の両立が難しい事を理由に1年間休場。一方でマネージメントを目的として2016年4月から2021年3月までワタナベエンターテインメントに所属した。翌年からは早稲田大学政治経済学部に進学。卒業に伴い学士(経済学)の学位を取得。

2017年度から対局に復帰、また将棋以外でも写真集を出版したりクイズ番組やバラエティー番組などでも活躍したが、大学に入って世の中にあるさまざまな価値観に触れたことで、そうではない生き方をしてみたいと思うようになり将来は別の職業に就きたいと考えるようになった事を理由に、2019年3月31日をもって日本将棋連盟を退会。

フジテレビアナウンサーとして

2021年4月、フジテレビにアナウンサーとして入社。

人物

  • 米沢藩の重臣だった竹俣氏の末裔である。竹俣は自身の家系や名前の由来について『週刊新潮』の取材に「当綱の家系で、父親が山形の県花・紅花から名付けた」と語っている。
  • 竹俣は一人っ子で、両親は竹俣が興味を持ったことは自由にやらせてくれ両親から「勉強しなさい」と言われたことは一度もないという。
  • 幼少時から医師を志望していたが、小学校低学年の時、自身にラテックスアレルギーがあるために医療関係の仕事には向かないと知り、医療系以外の理科系には関心がないため、文科系に進んだ。
  • 中学受験では塾に通わず、教材を買って自分で勉強した上で渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校に進んだ。大学受験では「学びたい学問が学べ、将棋が強い大学」という観点で志望校を選び、国立の第1志望の東京大学文科三類は不合格だったが、私立の第1志望の早稲田大学政治経済学部に合格・進学した。
  • 小学校5年生で漢字検定2級を取得した。2020年2月現在は同検定準1級を所持している。
  • 女流棋士の公式戦では、棋風は居飛車党。相矢倉を得意としていた。
  • 趣味はミニ盆栽。趣味が昂じて『盆栽世界』2016年2月号から『竹俣紅の盆栽事始め』を連載した。
  • クイズ番組などで共演経験のあるお笑いタレント・カズレーザー(メイプル超合金)の大ファン。カズレーザーのことを「面白くて優しくて物知りな方」と評価しており、2018年1月にフォトエッセイ『紅本』を発売した際には帯コメントをカズレーザーに頼んでいるほか、クイズの勉強会仲間として交流を持っている。

女流棋士時代の戦績

昇級・昇段規定は、将棋の段級 を参照。

  • 2010年02月14日 - 研修会入会(E1クラス)
  • 2012年07月22日 - C1昇級
  • 2012年10月01日 - 女流2級 = プロ入り
  • 2015年07月01日 - 女流1級(倉敷藤花戦ベスト8)
  • 2016年04月01日 - 女流初段(年度成績指し分け以上)
  • 2019年03月31日 - 引退・退会

フジテレビアナウンサー時代の出演

レギュラー出演番組・キャスター名(地上波)

その他

  • めざましテレビ
    • 鈴木唯の2020年東京オリンピック取材時のエンタメキャスター代行(2021年7月27日)
    • お天気コーナーの一部に出演(2021年8月27日)
  • バイキングMORE(2021年8月27日)
  • FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜 - 同期の小山内鈴奈・小室瑛莉子と共に総合司会。山本賢太はコーナー担当。(2021年8月28日・29日)
  • いいすぽ!
  • ビジネスStyle
  • 一日警察署長 荻窪警察署(2024年4月6日)
Giuseppe Zanotti Luxury Sneakers

女流棋士・タレント時代の出演

テレビ

  • 盤上のアルファ 最終回(2019年2月24日、NHK BSプレミアム) - 倉橋陽菜二段 役
  • 潜在能力テスト(準レギュラー、フジテレビ)

将棋ソフト

  • マイナビ 将棋レボリューション 激指13(2013年、マイナビ)読み上げ
  • マイナビ 将棋レボリューション 激指14(2015年、マイナビ)読み上げ
  • マイナビ 激指 定跡道場4(2017年7月21日、マイナビ)読み上げ
  • 将棋神 やねうら王(2018年8月31日、マイナビ)読み上げ

広告

  • (公財)日本数学検定協会 - 実用数学技能検定 - イメージキャラクター
  • 総務省 - 令和元年度電波利用環境保護活動 - イメージキャラクター

その他

  • 一日警察署長 原宿警察署(2018年9月15日)

出版

写真集

  • 紅本(2018年1月31日、パルコ出版、撮影:長野博文)ISBN 978-4865062489
  • 夜明け前、紅さす。(2020年12月24日、ワニブックス、撮影:倉繁利)ISBN 978-4847083372

連載

  • 竹俣紅の盆栽事始め(エスプレス・メディア出版『盆栽世界』2016年2月号 - 8月号)

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 将棋の女流棋士一覧

外部リンク

  • 竹俣紅 - フジテレビ
  • インタビュー一問一答 竹俣紅
  • 竹俣 紅 (@benitakemata_official) - Instagram

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 竹俣紅 by Wikipedia (Historical)


ghbass