小渕第1次改造内閣(おぶちだいいちじかいぞうないかく)は、衆議院議員の小渕恵三が第84代内閣総理大臣に任命され、1999年(平成11年)1月14日から同年10月5日まで続いた日本の内閣。
自由民主党単独与党の小渕内閣を改造した内閣であり、自由民主党と自由党との自自連立政権である。
自由党との連立合意に基づく国務大臣の減員および2001年(平成13年)に中央省庁再編を控えているといった理由により、文部大臣が科学技術庁長官を兼ね(文部省および科学技術庁は文部科学省に再編される)、運輸大臣が北海道開発庁長官を、建設大臣が国土庁長官をそれぞれ兼ね(運輸省、建設省、北海道開発庁および国土庁は国土交通省に再編される)、内閣官房長官が沖縄開発庁長官を兼ねる(沖縄開発庁は内閣府に吸収される)という形で任命された。これ以降、このような中央省庁再編を前提とした兼任形式が2000年(平成12年)7月に発足した第2次森内閣まで続く。
自由民主党と自由党が連立したことにより、自由党衆議院議員の野田毅が閣僚入りした。
閣僚17人が留任し、内閣改造での留任人数としては歴代最多記録となった。
法務大臣の中村正三郎は沖縄県・石垣島のリゾート開発に絡む捜査指示疑惑などで野党から批判を浴び、1999年3月に辞任に追い込まれた。
所属政党・出身:
自由民主党(小渕派) 自由民主党(森派) 自由民主党(加藤派) 自由民主党(旧河本派) 自由民主党(亀井G) 自由民主党(村上派) 自由民主党(山崎派) 自由民主党(無派閥) 自由党 中央省庁・民間
前内閣の政務次官が留任。
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