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能登鹿島駅


能登鹿島駅


能登鹿島駅(のとかしまえき)は、石川県鳳珠郡穴水町曽福(そぶく)にある、のと鉄道七尾線の駅である。

桜(さくら)の名所であることから「能登さくら駅」という愛称があり、花見シーズンには観光名所となる。この桜は1932年(昭和7年)の駅開業を祝って地元住民がホーム沿いにソメイヨシノを植えたのが始まりで、約110本が春になると「桜のトンネル」をつくる。夜桜が咲く頃にはぼんぼり、提灯の点灯とライトアップが行なわれる。

1999年(平成11年)、第1回中部の駅百選の一つに選ばれた。

歴史

  • 1932年(昭和7年)8月27日:鉄道省(国鉄)七尾線能登中島駅 - 穴水駅間延伸と同時に開業。旅客及び貨物取扱を開始。
  • 1960年(昭和35年)4月1日:貨物の取扱を廃止。
  • 1972年(昭和47年)3月15日:荷物扱い廃止。無人駅化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)2月19日:現在の駅舎が竣工し、能登さくら駅の愛称が付けられる。
  • 1991年(平成3年)9月1日:七尾線和倉温泉駅 - 輪島駅間がのと鉄道に転換され、同社の駅となる。

駅構内

相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能な地上駅である。上りホーム側に駅舎があり、下りホームへは穴水駅寄りの構内踏切で連絡している。終日無人駅。また、駅舎は待合室のみで、自動券売機も設置されていない。

のりば

※案内上ののりば番号は設定されていない。

駅周辺

  • 国道249号
  • 北鉄奥能登バス能登鹿島停留所
  • 穴水湾(七尾湾に含まれる七尾北湾の一部)

その他

2021年5月21日にNHK総合にて放送された『ドキュメント72時間』(能登半島 桜咲く無人駅で)において、当駅を舞台に撮影が行われた。

隣の駅

のと鉄道
七尾線
西岸駅 ‐ 能登鹿島駅 ‐ 穴水駅

脚注

参考文献

  • 川島令三『【図説】日本の鉄道 中部ライン 全線・全駅・全配線 第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』講談社、2010年9月20日。ISBN 978-4-06-270066-5。 
  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。 

関連項目

  • 能登半島地震_(2024年):列車の運休中、当駅も休業した。
  • 七尾線(のと鉄道七尾線と接続するJR西日本の路線)
  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 能登鹿島駅 – のと鉄道

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 能登鹿島駅 by Wikipedia (Historical)


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