UFC: Fight for the Troops 2(ユーエフシー:ファイト・フォー・ザ・トゥループス・トゥー、別名UFC Fight Night 23)は、アメリカ合衆国の総合格闘技団体UFCの大会の一つ。2011年1月22日、テキサス州キリーンのフォート・フッドアメリカ陸軍基地で開催された。
大会概要
軍慰問大会として、2006年12月のUFC Fight Night: Sanchez vs. Riggsのミラマー海兵隊航空基地、2009年12月のUFC: Fight for the Troopsのクラウン・コロシアム以来1年1か月ぶり3度目の軍隊施設での開催となった。
メインイベントではエヴァン・ダナムとケニー・フロリアンの対戦が予定されていたが、フロリアンの負傷による欠場を受けてメルヴィン・ギラードが出場し、ギラードがTKO勝ち。試合後はライト級王座への挑戦をアピールした。
セミファイナルではマット・ミトリオンがティム・ヘイグにTKO勝ちし、試合後には2試合前の勝者パトリック・バリーとの対戦をアピールした。
1月1日のUFC 125で判定負けしたマイク・ブラウンがジョン・チャンソンの欠場を受けて約20日のインターバルで出場するも、ハニ・ヤヒーラに0-3の判定負けを喫した。
前修斗世界ウェルター級王者ヴィラミー・シケリムがUFCデビューを果たしたが、ウェイロン・ロウに0-3の判定負けを喫した。
プロデビュー以来12連勝中であったコーディ・マッケンジーは、イーブス・エドワーズにチョークスリーパーによる見込み一本負けでキャリア初黒星を喫した。
出場者変更
負傷などによる本大会の出場者変更は以下の通りである。
- ジョン・チャンソン→マイク・ブラウン(第4試合)
- ケニー・フロリアン→メルヴィン・ギラード(第11試合)
- マイク・スウィック vs. デビッド・ミッチェル(中止)
試合結果
プレリミナリィカード
- 第1試合 バンタム級 5分3R
- ○ クリス・カリアソ vs. ウィル・カンプザーノ ×
- 3R終了 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
- 第2試合 ウェルター級 5分3R
- ○ チャーリー・ブレネマン vs. アミウカウ・アウベス ×
- 3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
Facebook中継カード
- 第3試合 ライト級 5分3R
- ○ ウェイロン・ロウ vs. ヴィラミー・シケリム ×
- 3R終了 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
- 第4試合 フェザー級 5分3R
- ○ ハニ・ヤヒーラ vs. マイク・ブラウン ×
- 3R終了 判定3-0(30-27、29-28、29-28)
- 第5試合 ウェルター級 5分3R
- ○ ダマルケス・ジョンソン vs. マイク・ガイモン ×
- 1R 3:22 ボディシザース
- 第6試合 ライト級 5分3R
- ○ イーブス・エドワーズ vs. コーディ・マッケンジー ×
- 2R 4:33 TKO(レフェリーストップ:チョークスリーパー)
メインカード
- 第7試合 ライト級 5分3R
- ○ マット・ワイマン vs. コール・ミラー ×
- 3R終了 判定3-0(29-28、30-27、30-27)
- 第8試合 ヘビー級 5分3R
- ○ パトリック・バリー vs. ジョーイ・ベルトラン ×
- 3R終了 判定3-0(30-27、29-28、29-28)
- 第9試合 フェザー級 5分3R
- ○ マーク・ホーミニック vs. ジョージ・ループ ×
- 1R 1:28 TKO(レフェリーストップ:左ストレート→パウンド)
- 第10試合 ヘビー級 5分3R
- ○ マット・ミトリオン vs. ティム・ヘイグ ×
- 1R 2:59 TKO(レフェリーストップ:左ストレート→パウンド)
- 第11試合 ライト級 5分3R
- ○ メルヴィン・ギラード vs. エヴァン・ダナム ×
- 1R 2:58 TKO(レフェリーストップ:膝蹴り)
各賞
- ファイト・オブ・ザ・ナイト: イーブス・エドワーズ vs. コーディ・マッケンジー
- ノックアウト・オブ・ザ・ナイト: メルヴィン・ギラード
- サブミッション・オブ・ザ・ナイト: イーブス・エドワーズ
- 各選手にはボーナスとして30,000ドルが支給された。
脚注
関連項目
外部リンク
- UFC公式サイトによる試合結果
- MMAPLANETによる試合結果
- バウトレビューによる試合結果
- Tapologyによる試合結果
- SHERDOGによる試合結果
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