高城駅(たかじょうえき)は、大分県大分市高城新町にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
島式ホーム1面2線の設備を有する地上駅。ホームの端に駅舎があり、そこから跨線橋で外部に出る。跨線橋は2022年にエレベーター付きの新しいものに建て替えられた。駅本屋は開業時より駅北側(現在の北口)の地上にあったが、2002年のサッカーワールドカップの開催に合わせて移転改築された。大分スタジアムをイメージした駅舎で、屋根上にはサッカーボールのオブジェがある。駅本屋に多目的トイレ(車椅子対応)が設備されている。
フーリガンによる暴動を念頭に、道床安定剤を使用して軌道内のバラストを固定しており、沿線に1.5mのフェンスを設置している。
無人駅である。無人化まではJR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅であり、きっぷうりばが設置されていた。当初は2018年3月17日に牧駅 - 幸崎駅間に駅遠隔案内システム「ANSWER」を導入した上で当駅を無人化する予定であったが、当駅 - 坂ノ市駅間に関しては「ANSWER」導入は見送られた。JR九州は駅のバリアフリー工事の進展状況や「ANSWER」導入駅の利用状況を踏まえた上で、当駅にも「ANSWER」導入を検討、2023年7月1日から導入された。
ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応。
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は1,476人である。
2002年サッカーワールドカップも行われた大分スタジアム(現在はレゾナックドーム大分。愛称ビッグアイ)の最寄駅である。沿岸は大分臨海工業地域になっており日本製鉄の九州製鉄所大分地区がある。
駅北側ロータリー付近に「高城駅前」、国道197号線沿いに「高城」、駅南側に「高城東」停留所がある。(すべて大分バス)本数、路線系統数とも豊富なのは、跨線橋北側出口より徒歩3分、国道197号線沿いの「高城」停留所である。
「高城駅前」停留所は、事実上、大分中学校・高等学校・大分県立情報科学高等学校へのスクールバス乗り場となっており、他は「運転免許センター」行き(土曜・休日運休)が朝1本運行されるのみである。また、「高城東」停留所は大分・一里塚線のみの運行で、1 - 2時間に1本程度の本数である。
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