畠中 祐(はたなか たすく、1994年8月17日 - )は、日本の声優、俳優、歌手。神奈川県相模原市南区出身。賢プロダクション所属。妻は同じく声優の千本木彩花。
父が畠中洋、母が福島桂子の芸能一家。両親が共に役者なので、家の中でも普通の会話なのかセリフなのかよくわからないような環境で育った。そのため幼いころからずっと「自分は役者になる」と思っていたという。本人は、役者になろうと思ったきっかけがウルトラマンで、『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンダイナ』『ウルトラマンガイア』世代で、子供のころは七夕の短冊にも書くほどウルトラマンになりたいと思い、小学生になったらそのスーツアクターになりたいと思って役者を意識し始めたと話している。小学4年生のころにそのことを母親に話したところ「まだあんたは中途半端すぎる」と言われる。母親が言うには、役者というのは個性の商売であり、キャラが立ってないとやっていけないということで、そのころ畠中本人はちょうど太り気味だったということで「痩せて普通の役者になるか、そのままめちゃくちゃ太ってキャラの立った役者になるか」と言われたという。しかし本人は今すぐには決められない、でも役者はしたいといった思いを伝えたところ、教えられたのが声優という仕事だった。
小学5年生の時、一般公募オーディションで主人公に抜擢されたウォルト・ディズニー・ピクチャーズの映画『ナルニア国物語』のエドマンド・ペベンシー役の吹き替えで2006年3月に声優デビュー。ディズニー繋がりで他の作品にも呼ばれるようになり、そこで知り合った音響監督からテレビアニメ『遊☆戯☆王ZEXAL』のオーディションに誘われる。
神奈川県立相模大野高等学校1年生の時、『遊☆戯☆王ZEXAL』のオーディションに合格し、主人公の九十九遊馬役を演じ、2011年4月よりテレビアニメに初出演する。現場ではできないことだらけで、アフレコ後は毎回泣いて帰ったという。この経験から芝居へのやりがいを見つける。畠中の目標は「声優や俳優という枠にとらわれず、いろんな場面で活躍できる役者になること」としている。歌うことも好きなため、ミュージカルにも興味があるという。
桜美林大学芸術文化学群演劇・ダンス専修に進学。鐘下辰男演出の舞台を観て感激したことから、鐘下が准教授を務める桜美林を進学先に選んだ。大学進学と同時に賢プロダクションに所属し、本格的に声優活動を始める。大学では演劇を専攻し、「演劇を考える素材」として心理学や社会学を学ぶ。
2017年3月に開催された『KENPROCK Festival 2017』にてランティスからソロアーティストデビューすることが発表された。ゲーム『夢色キャスト』のオーディション時にランティスと知り合い、プロデューサーからアーティストデビューを誘われていた。ケンプロックに出演が決まり、当初は『夢色キャスト』の曲を歌う予定だったが「そこでデビュー発表をしませんか」と再度誘われてデビューが実現した。
2019年12月29日、声優の千本木彩花との結婚を発表した。
2020年、役者になるきっかけとなったウルトラシリーズについて、『ウルトラマンZ』でウルトラマンゼット役での出演を果たす。
趣味・特技は散歩、空手、バスケットボール、歌、ダンスである。
太字はメインキャラクター。
※はインターネット配信。
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