諏訪神社(すわじんじゃ)は、「諏訪」を社名に持つ神社。
全国に約25,000社あり、長野県の諏訪湖近くの諏訪大社(旧称:諏訪神社)を総本社とする。また、諏訪神社を中心とする神道の信仰を諏訪信仰(すわしんこう)という。諏訪信仰は日本全国に広まっている。
諏訪大社の祭神は「諏訪大明神」ともいわれる建御名方神とその妃・八坂刀売神で、他の諏訪神社もこの2神を主祭神とするほか、「諏訪大神」と総称することもある。諏訪大社より祭神を勧請する際には薙鎌に神霊が移され、各神社ではこれを神体としている。また、中世には狩猟神事を執り行っていたことから、狩猟、漁業を守護する神社としても崇拝を受ける。これらは諏訪の神の山神としての性格を表している。
諏訪大社では6年に一度、御柱(おんばしら)と呼ばれる4本の柱を立てる御柱祭が行われるが、同様の祭が行われる諏訪神社が多い。また、諏訪大社の春の御頭祭(おんとうさい)や、8月下旬(元は7月下旬)に行われる狩猟神事御射山祭(みさやまさい)にちなんだ祭事を行うところもある。
岡田莊司らによると、祭神で全国の神社を分類すれば、諏訪信仰に分類される神社は全国6位(2,616社)であるという。
愛媛県
・諏訪神社
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