ブリーダーズカップ・クラシック(Breeders' Cup Classic)は、1984年に創設されたアメリカ合衆国競馬の祭典であるブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップで行われる、3歳以上のダート10ハロン(≒2,012m)のメイン競走である。
毎年10月下旬から11月上旬に行われるアメリカ競馬のダート中距離路線の1年を締め括る最高峰の競走であり、その年のアメリカのダート最強馬決定戦に位置付けられている。また世界の競馬主要国の中で、ダート競馬をメインとして行っている国はアメリカのみであり、事実上この競走は世界のダートチャンピオン決定戦であり、同時に世界最高峰のレースの一つであり、北米地域における最高賞金レースでもある。
歴史
- 1984年 創設。
- 1993年 フランス調教馬のArcangues(アルカング)が欧州馬として初優勝
- 1999年 ワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップに参加
- 2001年 Tiznow(ティズナウ)が史上初の連覇
- 2004年 Ghostzapper(ゴーストザッパー)が1分59秒02のレースレコードを記録(ローンスターパーク競馬場)
- 2007年 George Washington(ジョージワシントン)が競走中止、予後不良となる
- 2008年 オールウェザーコースで行われる
- 2009年
- オールウェザーコースで行われる
- Zenyatta(ゼニヤッタ)が牝馬として初優勝
- 2010年 デビューからの20連勝がかかったZenyatta(ゼニヤッタ)が初めて敗れ、デビューからの連勝が19で止まる
- 2015年 三冠馬American Pharoah(アメリカンファラオ)が優勝、史上初のグランドスラムを達成
- 2022年 Flightline(フライトライン)がレース史上最低単勝オッズ、最大着差で優勝
開催競馬場
歴代優勝馬
日本調教馬の成績
関連項目
- ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップ
- ケンタッキーダービー - BCクラシックと同じダート10ハロンで行われるアメリカダート三冠レースの一つにしてアメリカ最大の競走。
- ブリーダーズカップ・ターフ - アメリカの芝最強馬決定戦。
- ドバイワールドカップ - BCクラシックと並ぶダート最強馬決定戦。
外部リンク
- Breeders' Cup - NTRA内のブリーダーズカップサイト
- Racing Series - ワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップ
- ブリーダーズカップ・クラシック歴代勝ち馬–equibase
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