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ムギ


ムギ


(むぎ)とは、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバクなど外見の類似するイネ科穀物やその子実の総称。ただし、単に「麦」というときはオオムギとコムギを言うことが多い。

名称と範囲

範囲

麦類にはコムギ、オオムギ、ライムギ、エンバクなどを含む。英語には、多くの種類を総称した日本語の「ムギ」に相当する表現はなく、種類によってbarley(大麦)、wheat(小麦)などと使い分けられている。

農林水産省の統計では、オオムギをカワムギとハダカムギに分け、コムギとともに「三麦」としている。また、オオムギから二条大麦(ビールムギ、Hordeum distichum)を分けて四麦(よんばく)として扱っている。

二年草であることから、去年草(こぞくさ)という異称がある。

名称に「ムギ」や「バク」の付く植物

…ムギ・…バクと呼ばれる植物は、イネ科イチゴツナギ亜科に広く分布している。コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバクはいずれもこの亜科に属する。ただし例外的にハトムギはキビ亜科で、コムギやオオムギよりススキやトウモロコシに近縁である。

必ずしも種子を食用・飼料用とするとは限らず、牧草として栽培されたり、雑草として自生したりするものもある。

  • イネ科
    • イチゴツナギ亜科
      • Bromeae 連
        • スズメノチャヒキ属 - イヌムギ - 雑草
      • Poeae 連
        • カラスムギ属 - エンバク、カラスムギ
        • ドクムギ属 - ドクムギ/ノゲナシドクムギ(Lolium temulentum)、ホソムギ(ペレニアルライグラス)、ネズミムギ(イタリアンライグラス)、アマドクムギ(Lolium remotum)、ボウムギ(Lolium rigidum) 他 - 牧草、雑草
      • Triticeae 連
        • エギロプス属 - タルホコムギ、クサビコムギ 他
        • オオムギ属 - オオムギ(二条オオムギ、四条オオムギ/六条オオムギ(en)、ハダカムギ)
        • コムギ属 - パンコムギ、デュラムコムギ、スペルトコムギ、エンマコムギ/クラブコムギ (Triticum compactum) 他
        • ライムギ属 - ライムギ
    • キビ亜科
      • Andropogoneae 連
        • ジュズダマ属 - ハトムギ

脚注

関連項目

  • テル・アブ・フレイラ遺跡 - 最古の小麦とライ麦が発見されている
  • 麦秋 - ムギの収穫期である初夏を表す言葉。夏の季語。
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Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ムギ by Wikipedia (Historical)


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