お台場海浜公園(おだいばかいひんこうえん)は、東京都港区台場にある東京都港湾局が所管する都立の海上公園(海浜公園)である。旧防波堤と台場公園に囲まれている入り江を利用しており、潮風公園、台場公園、シンボルプロムナード公園と隣接する。
かつては貯木場であったが、昭和40年代から公園としての整備が開始され、1975年に開園し、1996年(平成8年)に今の形でリニューアルオープンした。所管は東京都港湾局で、現在は指定管理者に管理を委任している。
人工の砂浜や展望台、ボート施設、シャワー・ロッカーつきのマリンハウスなどがあり、都心に近い憩いの場として親しまれている。公園内には、パリの自由の女神像が「日本におけるフランス年事業」の一環として1998年4月29日から1999年5月9日まで設置されていたが、好評を博したため、その後、フランス政府公認のブロンズ製のレプリカが2000年に設置された。
磯浜エリアでは釣りができる。浜辺エリアでは無料で潮干狩りができるが、遊泳・釣りは禁止されている。特に、遊泳に関しては降雨時に合流式下水道の未処理水が放出される際の影響で、大腸菌群の検出数が環境省の海水浴場水質判定基準をクリアできないレベルに達することもあることに留意する必要がある。
レインボーブリッジ、東京都心の夜景を見ることができる。『踊る大捜査線』シリーズや『下北サンデーズ』などテレビドラマの撮影地となることが度々ある。
東京都の都鳥であるユリカモメやカルガモ、スズガモなどが越冬している。
夏季に浜辺沿いでよく見られる跳ねている魚は「ボラ」である。
※お台場海浜公園で行われるわけではないが、毎年東京湾大華火祭の際は砂場がビニールシートで被われるほど、多くの観覧者が来園する。
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