『めしばな刑事タチバナ』(めしばなでかタチバナ、MESHI BANA DEKA TACHIBANA)は、原作:坂戸佐兵衛、作画:旅井とりによる日本の料理・グルメ漫画である。食品・飲料の商品名やメーカー名が全て実名で登場する。『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)で2010年12月30日+2011年1月6日合併号から連載中。話数表記は「第○ばな」。2020年12月時点でシリーズ累計発行部数は200万部を突破している。
2013年4月にテレビ東京系でテレビドラマ化された。
城西署の刑事であるタチバナが、牛丼やカップ焼きそばなどB級・C級グルメについて幅広い薀蓄を熱く語っていく。
従来のグルメ漫画と趣を異にするのは、素材・栄養・調理法などに触れることが非常に少なく、店のサービス体制や歴史、あるいはその食品のコンセプト・価格・登場した時代背景や変遷に焦点をあて、さらには食べるシチュエーション・食べ方・食感にまで言及しておきながら味のことにはほとんど触れず、題材となる食材への「愛情」を語り尽くす点にある。単行本には必ず「この作品に現れる都会は架空のものである。登場人物も場所も全て虚構である。ただし"めしばな"は実際の捜査方法に基づいている。」という但し書きがある。
2013年4月10日から7月3日まで水曜23:58 - 翌0:45にテレビ東京系の『ソコアゲ★ナイト』水曜枠で放送された。
番組内にて飲食店の説明をするときにはウィキペディアのパロディであるメシペディアが登場している。第9話までは竹原が限定メニュー体験を話す「めしばなタレこみ」、婦警達がスイーツを食べる甘味部のコーナーがあった。
容疑者をめしばなに巻き込み重要な証言を喋らせるというのがお約束で、原作より刑事ドラマとしてとしての側面が強い。
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