千葉県立幕張海浜公園(ちばけんりつまくはりかいひんこうえん)は、千葉県千葉市美浜区にある県立の都市公園である。埋立地である幕張新都心において貴重な緑と国際交流の場の創出を目的として開設された。
歴史
- 1987年(昭和62年)4月 - 「青葉の森」が開園
- 1990年 (平成2年)
- 3月24日 - 千葉マリンスタジアムが開場。
- 6月15日 - 日本庭園「見浜園」が開園。
- 1992年(平成4年)3月30日 - 事業コンペで「海のシルクロード」計画の採用が決定。
- 1995年 (平成7年)8月25日 - 10月22日 - 第12回全国都市緑化フェア開催。
- 1996年(平成8年)3月26日 - 「海のシルクロード」計画を縮小。
- 2003年(平成15年)
- 2011年 (平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生による液状化の影響により園路の破損等があったほか、上下水道管の破断によりトイレが使用できなくなる等の被害が発生した。
- 2012年 (平成24年) 8月4日- この年から千葉市民花火大会「幕張ビーチ花火フェスタ」の会場となることになった。
- 2015年 (平成27年)
- 5月16日・17日 - 「2015年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ 千葉」が開催(エアレース初開催)。
- 9月11日 - 日本サッカー協会と千葉県が同地を候補地として「JFAナショナルフットボールセンター(仮称)」の設置に向けての協定書を結ぶ。目標では2019年に一部開設される予定。
- 2016年 (平成28年)
- 6月4日・5日 - 「2016年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ 千葉」が開催。
- 2017年 (平成29年)
- 6月3日・4日 - 「2017年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ 千葉」が開催。
- 2018年 (平成30年)
- 5月26日・27日 - 「2018年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ 千葉」が開催。
- 2019年 (平成31年/令和元年)
- 9月7日・8日 - 「2019年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ 千葉」が開催。
概要
公園の領域は大きく分けて、幕張新都心と幕張ベイタウンの間を北東から南西にかけて広がるA - Cブロックと、東京湾岸に沿って北西から南東に伸びるD - Gブロックからなり、前者は県立幕張海浜公園みどりと海パートナーズ、西武造園が指定管理者、後者は千葉県が直接管理している
。千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)は後者(Fブロック)に属する。
なお、Youtubeのウェザーニュースでは、駒木公園として紹介される。
A - Cブロック
Aブロック
公園の最北部にあたり、京葉線より北側のエリアである。公園のプロムナード部として、出会いの広場、創作の広場、ふれあいのプロムナードが設置されている。
Bブロック
花時計を擁する大芝生広場があり、公園の中心的なエリアである。幕張新都心の業務研究地区の東縁と幕張ベイタウンとを隔てる。三井アウトレットパーク 幕張のすぐ東側が「にぎわいの広場」である。
Cブロック
公園のパークセンターがあり、木々に囲まれたエリアである。
1990年(平成2年)6月15日に日本庭園「見浜園」が開園し、園内には北山杉を用いた数寄屋造りの茶室「松籟亭」(しょうらいてい)が開設された。
- 見浜園
- 入園料 - 大人100円、子供50円
- 開館時間 - 8:00 - 17:00(2011年)
- 年中無休
D - Gブロック
D - Gブロックは海浜大通りと東京湾岸の幕張の浜に沿って広がるエリアである。
D・Eブロック
D・Gブロックは稲毛海浜公園とともに1995年(平成7年)全国都市緑化フェアの会場となった。
1989年(平成元年)から2009年(平成21年)に幕張メッセで開催された東京モーターショーでは、D・Eブロックで来場者を対象とした試乗会が行われた。
Fブロック
千葉マリンスタジアム(1990年 (平成2年)3月24日開場、2011年(平成23年)3月より命名権売却によりQVCマリンフィールドとなり、2016年12月1日よりZOZOマリンスタジアム。)が位置する。
Gブロック
浜田川(メッセ大橋)の西側にあり、公園の最西部にあたる。
マウンテンバイクコースが整備されている。
交通アクセス
脚注
注釈
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
関連項目
- 幕張新都心
- もっと強く抱きしめたなら - WANDSの楽曲。サビの部分がこの公園で撮影されたものである。
外部リンク
- 県立幕張海浜公園(県立幕張海浜公園みどりと海パートナーズ)
- 公園案内(幕張海浜公園)(千葉県)
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