宇野 祥平(うの しょうへい、1978年2月11日 - )は、日本の俳優。大阪府出身。ADONIS A所属。
映画を中心に活動しており、映画化され、宇野自身も出演した『俳優 亀岡拓次』の主人公のモデルの一人。
小学校の頃から名画座に通う映画好きだった。高校卒業後、叔父の紹介で生花店で働く。その店主が仕入れ帰りにいきなり車を停め、道端の花を見つけて「この花、きれいやろ」と言ったことで、「本当に花が好きで仕事をしているんだ」と衝撃を受ける。そして自分も好きなことを仕事にしようと考えて映画の道に進む。梅田のビジュアルアーツ専門学校の放送映画科に入学し、昼間ボートレース場で大型ビジョンに映像を映すアルバイトをして夜に学校に通い、その後に仲間と自主映画を制作するという生活を送った。
2000年の映画『絵里に首ったけ』で、急に降板した役者の代役として俳優デビュー。2002年に上京して、録音スタジオの中にある喫茶店でアルバイトをしながら俳優を目指した。
2008年、『オカルト』で初主演。
アズランド所属を経て、2017年よりアノレ(2022年よりADONIS A)所属。
2020年公開の映画『罪の声』の演技でキネマ旬報ベスト・テンなど、複数の助演男優賞を受賞する高い評価を得た。
バンドのTHE イナズマ戦隊とは高校の野球部時代の先輩・後輩の仲である。2021年1月は、メンバーの提案により、同バンドの楽曲「世明けのうた」のミュージック・ビデオに出演した。
西尾孔志は専門学校時代の自主映画制作仲間の一人である。
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