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世田谷区


世田谷区


(せたがやく)は、東京都の区部南西部に位置する特別区。

概要

世田谷区は東京23区の南西部に位置する。神奈川県川崎市と接する南西側には多摩川が流れ、多摩川が概ね都県境を構成する。都心から放射状に道路と私鉄各線が走り、鉄道間の連絡や各駅と住宅地を結ぶようにバス路線が走る。南北には環状七号線及び八号線等の道路が走る。

2020年現在、人口と世帯数は東京23区の中で第1位、人口密度では第14位である。人口は東京都区部の中で最大の約94万人で、秋田県から鳥取県までの下位10県の人口を上回り、北九州市から静岡市までの政令指定都市下位8市の人口を上回る。面積は1990年代までは東京23区内で最大であった。羽田空港用地の拡大(埋め立て)などにより、現在では面積最大の位を大田区に譲り第2位となっている。

区内には二子玉川・三軒茶屋・下北沢などの商業地があるが、区内の地目別土地面積の9割以上は閑静な住宅地区である。特に成城は高級住宅街として知られている。

区は世田谷・北沢・玉川・きぬた烏山からすやまの五つの地域に分けられており、各地域には行政機構の一部として区の総合支所が置かれる。

地理

地形

世田谷区の地形は、台地と低地から成っている。南部には多摩川に沿って北西から南東に連なる急斜面(国分寺崖線)がある。この斜面を境に北東側は台地(洪積層)、南西側は低地(沖積層)である。

国分寺崖線には樹林や湧水などの豊かな自然環境が残る。その環境と景観を保全するために区は複数の条例を制定し、指定した地区での建築条件を制限している。

河川

区内に主な水源を持つ川を「*」で示す。これらの小河川は、かつては灌漑用水として利用されていたが、宅地化が進むにつれて農地が減少したため、大部分は下水道幹線として暗渠化され、地表は緑道となっている。

区内の多摩川沿いの町名である宇奈根・瀬田・野毛(上野毛)・等々力には、対岸の神奈川県川崎市内にも同じまたは類似の町名がある。これは、多摩川の流路が江戸時代の洪水や改修で大きく変わり、地域が分断された痕跡である。

気候

23区としては珍しく内陸性気候の特徴を持つ。都心と同じかやや高いことが多い。特に区内陸部の北、西部(北沢、烏山地区など)は夏は暑さが厳しく、最寄りの練馬(アメダス)同様に38℃を超えることもある。また、冬は寒さが厳しくなり、冬日は珍しくない。世田谷アメダスでは降水量のみが観測されている。降水量は他の都内のアメダスと比べ多めである。

地域

世田谷区は1991年 に「地域行政制度」を発足させ、区内を下記の5地域に区分している。地域といっても世田谷地域や玉川地域などは、面積や人口で中野区、渋谷区レベルの大きさがある。各地域は独特の歴史と特性を有する。

区内の町丁数は277で、これは東京23区の中で最も多い。(典拠:東京都総務局統計部人口統計課 編集・発行「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」平成22年1月分、平成22年3月発行、p. 22)

世田谷地域
三軒茶屋や国道246号・世田谷通り、東急世田谷線沿線、区役所周辺を中心にした商業的な色合いが強い地域。住宅地の道路は都道427号はじめ比較的狭隘である。1932年の世田谷区成立前には、おおむね荏原郡世田ヶ谷町および駒沢町であった地域である。
池尻(一〜三丁目・四丁目1番〜32番) - 上馬 - 経堂 - 駒沢(一丁目・二丁目に限る) - 桜 - 桜丘 - 三軒茶屋 - 下馬 - 世田谷 - 太子堂 - 弦巻 - 野沢 - 三宿 - 宮坂 - 若林
北沢地域
下北沢駅周辺を除き、静かな住宅地の色合いが濃いものの、道路網が脆弱な地域。おおむね旧:荏原郡下北沢村、代田村および松沢村に当たる。
池尻(四丁目33番〜39番のみ) - 赤堤 - 梅丘 - 大原 - 北沢 - 豪徳寺 - 桜上水 - 代沢 - 代田 - 羽根木 - 松原
玉川地域
深沢、玉川田園調布、尾山台、等々力、上野毛、玉川などがある。幹線道路から街区1つ入ると閑静な住宅地が広がる。深沢、上野毛、等々力など住宅街の色合いが濃い。国分寺崖線には等々力渓谷がある。おおむね、世田谷区成立前の旧:荏原郡玉川村に当たる。
奥沢 - 尾山台 - 上野毛 - 上用賀 - 駒沢(三丁目〜五丁目に限る) - 駒沢公園 - 桜新町 - 新町 - 瀬田 - 玉川 - 玉川台 - 玉川田園調布 - 玉堤 - 等々力 - 中町 - 野毛 - 東玉川 - 深沢 - 用賀
砧地域
地形の起伏が多く、国分寺崖線には多くの緑が残る。砧公園や多摩川河川敷をはじめとする多くの公園が存在する。野菜などの生産農地が残る。1932年の世田谷区成立時点では北多摩郡砧村であり、1936年に千歳村とともに世田谷区に編入された。
宇奈根 - 大蔵 - 岡本 - 鎌田 - 喜多見 - 砧 - 砧公園 - 成城 - 祖師谷 - 千歳台 - 船橋
烏山地域
区の北部に位置し、商業地・住宅地が半々の地域。烏山などに武蔵野の面影を残す緑の多い地域があるほか、祖師谷付近では狭隘な道が入り組んだ住宅地となっている。烏山には寺町が形成されている。概ね旧:北多摩郡千歳村に当たり、砧地域と同じく1936年に世田谷区に編入された地域である。
粕谷 - 上北沢 - 上祖師谷 - 北烏山 - 給田 - 八幡山 - 南烏山

商業地

国道246号(通称玉川通り)・世田谷通り・茶沢通りが合流する三軒茶屋駅周辺、小田急線・井の頭線の乗換駅の下北沢駅周辺、京王線の千歳烏山駅周辺、大井町線と東横線の乗換駅の自由が丘駅南口側周辺、大井町線と田園都市線の乗換駅の二子玉川駅周辺がそれぞれ区内の商業地として求心力を持つ。

住宅地

当区区域は武蔵国多磨郡、荏原郡に属し、農村地域であった。しかし農地や空き地が多かったこの地域に、上京者などがよく移り住み、現在では都内有数の住宅密集地域となっている。

江戸時代は御府内(江戸の市域・城下町)には含まれず、明治・大正時代の旧東京市15区にも含まれない地域であった。そのため、東京市街の中間富裕層や若者などにとって世田谷南部の玉川や等々力渓谷は景勝地、行楽地であった。松方別邸のように、別邸を設ける地域などとしても人気があった。

関東大震災による神社仏閣や被災者難民の疎開地として下町から多くの人が流入して住み着き、現在にあっても区画整理や再開発をより困難なものとしている。

東京郊外という立地から当時多くの私立学校・大学などが移設・開設され、現在においても絶え間なく上京する学生や若者たちを多く受け入れている。

区内には、カーナビゲーション開発の実験地に選ばれたほど、区画整理されずに細かく細い道が続く住宅街がある。一方、東急電鉄や東京信託会社などによる早期の沿線開発により一区画100m2内外を一軒とした大規模な住宅街区も点在する。

大規模マンション
団地

公園・緑地

大規模な都市公園以外に、区域内を流れる主要河川を暗渠化した後に緑道や親水公園にした、一般にビオトープと呼ばれるものを合わせると、区内に455箇所の公園施設がある。

町名

世田谷区では、全域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。

池尻まちづくりセンター管内
太子堂まちづくりセンター管内
若林まちづくりセンター管内
上町まちづくりセンター管内
経堂まちづくりセンター管内
下馬まちづくりセンター管内
上馬まちづくりセンター管内
梅丘まちづくりセンター管内
代沢まちづくりセンター管内
新代田まちづくりセンター管内
北沢まちづくりセンター管内
松原まちづくりセンター管内
松沢まちづくりセンター管内
奥沢まちづくりセンター管内
九品仏まちづくりセンター管内
等々力まちづくりセンター管内
上野毛まちづくりセンター管内
用賀まちづくりセンター管内
二子玉川まちづくりセンター管内
深沢まちづくりセンター管内
成城まちづくりセンター管内
祖師谷まちづくりセンター管内
船橋まちづくりセンター管内
喜多見まちづくりセンター管内
砧まちづくりセンター管内
上北沢まちづくりセンター管内
上祖師谷まちづくりセンター管内
烏山まちづくりセンター管内

人口

世田谷区(に相当する地域)の国勢調査人口の変遷を以下に示す。

現・世田谷区の範囲(旧・東京府荏原郡世田ヶ谷町・駒沢町・松沢村・玉川村、北多摩郡砧村・千歳村の範囲)における国調人口は、1920年(大正9年)には39,952人と、現・東京23区に当てはめると16位相当に過ぎなかったが人口増加とともに順位も上がり、戦後は1955年(昭和30年)から1965年(昭和40年)の期間(23区中2位)以外は23区中1位となり、特に高度経済成長期に人口が著増した。しかし、高度経済成長末期になると人口増加が鈍化し始め、1970年(昭和45年)以降は80万人前後で横這いになった。特に、地価が高騰したバブル景気期には人口減少に見舞われた。1995年(平成7年)を底にして2000年代は再び増加傾向を見せており、2010年(平成22年)のそれは87万7138人、世帯数は44万8961世帯、人口密度は1万5102人/km2となった。

世田谷区の推計人口は、1932年(昭和7年)5月7日の区制施行時にはわずか133,249人であり、東京35区中で最少であったが83年後の2015年(平成27年)4月1日に初めて特別区として90万人を突破。この間での人口増加率は591.12%であり事実上の人口爆発とされている。2024年3月1日現在、東京23区中で最多の939,178人である。なお、平成の大合併の際の市町村合併支援プランに基く期間限定の人口要件緩和措置により政令指定都市に移行した7市および北九州市を含む8政令指定都市は、当区より人口が少ない(日本の市の人口順位参照)。

2005年(平成17年)の夜間人口は820,320人、昼間人口は736,040人であり、昼夜比は0.897倍と昼間に約1割減少するベッドタウン型の日内変動がある。全国と比べた年齢別の人口比率では、大学生辺りの年齢から40歳代半ばまでの比率が大きいが、未成年、および、40歳代半ばから80歳くらいまでの比率が小さい。


将来展望

世田谷区が行った将来人口推計(2021年)によると、今後も年0.4%程度での増加傾向が継続すると推計された。区の人口は、10年後の2031年には948,302人となる予測とされている。

外国人を含む

隣接自治体・行政区

東京都
神奈川県
  • 川崎市(多摩区・高津区・中原区)

防災

危険性の評価

都内の各町丁に対して地震に対する総合危険度を東京都都市整備局が2022年に公表した「地震に関する地域危険度測定調査(第9回)」では、世田谷区内の277の町丁のうち125町丁が、相対的に都内で最も安全とされる「レベル1」になった。最も危険とされる「レベル5」の町丁は区内にはなかった。

暗渠を含む区内の河川に関して世田谷区は、洪水や内水氾濫のハザードマップを公表している。

過去の災害

2019年10月の台風19号では、区内南部の多摩川沿岸の広い範囲で浸水の被害が生じ、孤立した一部の住民が自衛隊などに救助された。

歴史

近世以前

  • 縄文時代当時の貝塚が多数存在する。
  • 古墳時代以降、何らかの旧王朝・豪族の存在を疑われつつも、宅地開発が優先され歴史研究はほとんど行われていない。野毛大塚古墳、稲荷塚古墳、第六天塚古墳、玉川台古墳群、浅間神社古墳、亀山古墳、等々力三号横穴、砧大塚古墳などが公園となっている。他に世田谷区役所・国士舘大学の地下や砧中学校周辺、公園、宅地、商業地の地下など、数多の遺跡がある。古来より武蔵国にあり、当区区域は武蔵国多磨郡、荏原郡に属していた。

近世

江戸時代末期に両郡内に42の村々が存在し、御府内(江戸の市域・城下町)には含まれていない。

近・現代

明治・大正時代も旧東京市15区に含まれない地域であった。昭和時代の世界恐慌後に荏原郡および北多摩郡から旧東京市に編入され、「東京市世田谷区」となった。

  • 1907年 現区域内初の鉄道として玉川電気鉄道(後の東急玉川線、廃止済)が開通する。
  • 1922年 世田谷警察署が開設。
  • 1936年 1940年東京オリンピック大会招致が決定し、メインスタジアム建設が駒沢に計画される(1938年に開催返上)。
  • 1946年5月12日 米よこせ区民大会開催。大会後、皇居へのデモ行進が行なわれた。
  • 1952年 世田谷区教育委員会ができる。
  • 1963年 環状七号線が開通する。
  • 1964年 1964年東京オリンピック大会が開催され、区内の駒沢オリンピック公園や馬事公苑で競技が行われる。
  • 1968年 区の鳥・花・木が決定される。
  • 1981年 区歌「緑と風と翼」を制定。
  • 1995年 防災行政無線が整備される。

沿革

  • 1871年 廃藩置県により現世田谷区の範囲の内、中部・東部の村々は東京府荏原郡に、西部の村々は神奈川県北多摩郡に属す。
北多摩郡については三多摩および多摩郡を参照
  • 1889年 市町村制施行に伴い現世田谷区の範囲の内、荏原郡の村々は合併して世田ヶ谷村(後の世田ヶ谷町)・駒沢村(後の駒沢町)・松沢村・玉川村に、北多摩郡の村々は合併して砧村・千歳村になる。
  • 1893年 三多摩(北多摩郡砧村・千歳村を含む)が神奈川県より東京府に編入される。
  • 1932年 現世田谷区の範囲の内、荏原郡の町村は東京市に編入されて「東京市世田谷区」になる。発足当時の人口は、松澤村・世田ヶ谷町・駒澤町・玉川村133,249人を基準とする。
  • 1936年 北多摩郡砧村・千歳村が東京市世田谷区に編入される。
  • 1943年 東京都制により7月1日より東京都世田谷区。
  • 1947年 特別区としての世田谷区が従前と同一の区域をもって誕生。新制中学校ができる。

世田谷区内で発生した主な事件・社会問題など

  • 中華青年会館殺人事件 - 1955年8月17日発生。中国人留学生寮「中華青年会館」で発生した強盗殺人・放火事件。被疑者は冤罪となった。
  • 高島忠夫長男殺害事件 - 1964年8月24日発生。高島忠夫・寿美花代夫妻宅で夫妻の生後5か月の長男が住み込みの家政婦に殺害された事件。
  • 津川雅彦長女誘拐事件 - 1974年8月15日発生。津川雅彦・朝丘雪路夫妻宅で夫妻の生後5か月の長女が誘拐された事件。
  • 三井アルミ社長宅爆破事件 - 1977年6月30日発生。新左翼活動家・加藤三郎による三井アルミ社長宅の爆破事件。
  • 机「9」文字事件 - 1988年2月21日発生。区立砧南中学校で犯人グループが警備員を監禁し、校舎内の机と椅子を「9」の字形になるように運動場に並べた。
  • 警視庁独身寮爆破事件 - 1990年11月1-2日発生。新宿区内の警視庁の独身寮で爆弾が爆発し1人が死亡、7人が負傷。当区内の寮でも爆弾が発見された。未解決事件。
  • 隼ちゃん事件 - 1997年11月28日発生。青信号で横断中だった小学2年生(8歳)の男子児童がダンプカーにひかれ死亡した事故。
  • 東名高速飲酒運転事故 - 1999年11月28日発生。東名高速道路東京IC付近で飲酒運転のトラックが乗用車に追突、乗用車に乗っていた幼い姉妹が焼死した。
  • 世田谷一家殺害事件 - 2000年12月30日発生。上祖師谷三丁目の会社員宅で一家4人が殺害された事件。未解決事件。
  • 石井紘基刺殺事件 - 2002年10月25日発生。衆議院議員の石井紘基が右翼団体幹部により殺害された事件。
  • 駒沢地区における空き家問題 - 2020年代から問題化。駒沢地区に密集している木造平屋建ての住宅11軒が長期間にわたり空き家となり、野良猫・タヌキ・ハクビシンなどの動物が住み着いており「アニマルハウス」などと呼ばれている。

行政

区長

  • 区長:保坂展人 (4期目)
  • 任期:2023年(令和5年)4月27日から2027年(令和9年)4月26日まで

歴代区長

区長選挙

2023年4月23日 最終投票率:46.10%

2019年4月21日 最終投票率:43.02%

2015年4月26日 最終投票率:42.83%

2011年4月24日 最終投票率:41.76%

政策

外国人差別禁止

外国人差別に特化した「苦情処理委員会」を設置。「苦情処理委員会」は、区長の諮問機関。外国人差別に特化した相談を区民から受け付ける。条例には「区長が必要に応じて適切な措置を講ずる」と定められた。苦情は、区の業務として処理される。条例制定後、世田谷区区役所内で「外国人差別を禁止した世田谷区の条例」を学ぶ勉強会が、開かれた。世田谷区の区議が条例の趣旨や制定過程を解説。勉強会には、川崎市をはじめ他自治体の市民や議員らが参加した 。

教育

かつては教職員の異動区域は区内が2分割されていたが、現在は異動区域は統一されている。2007年度、従来の教科の一つである「国語」に加え「日本語」という新教科を区内小中学校に導入している。

緑化

23区の中で緑の多い区として知られるが、集合住宅の開発増加により、緑被率は1986年の59.1%に比べ、2021年度には22.56%に減少している。2004年から資金調達の対策として地方債の「せたがや区民債」を発行している。

犯罪

世田谷区は、平成26年に犯罪認知件数8508件を記録し、東京都内で最も犯罪認知件数が多い自治体となった。区内で発生した大きな事件は#世田谷区内で発生した主な事件を参照。

区内の犯罪発生件数は概ね減少傾向にあるが、とくに車上荒らし、ひったくり、振り込め詐欺などの発生件数が多くなっている。

外郭団体や関連団体

役所

  • 世田谷区役所

総合支所

区内は行政上5つの地域に分けられ、各地域には総合支所が設置されている。総合支所は、特別地方公共団体である「区」の行政機能の一部を分担し、「地域の区役所」的な機能を果たす。

世田谷地域
世田谷総合支所 所在地:世田谷四丁目22番33号 区役所第3庁舎内
北沢地域
北沢総合支所 所在地:北沢二丁目8番18号 北沢タウンホール内 (北沢出張所を併設)
玉川地域
玉川総合支所 所在地:等々力三丁目4番1号 (等々力出張所を併設)
砧地域
砧総合支所 所在地:成城六丁目2番1号 (成城出張所を併設)
烏山地域
烏山総合支所 所在地:南烏山六丁目22番14号

議会

世田谷区議会

東京都議会

  • 選挙区:世田谷区選挙区
  • 定数:8人
  • 任期:2021年7月23日 - 2025年7月22日
  • 投票日:2021年7月4日
  • 当日有権者数:761,047人
  • 投票率:43.93%

衆議院

東京都第5区
  • 選挙区:東京5区(目黒区の一部、世田谷区の一部)
  • 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
  • 当日有権者数:464,694人
  • 投票率:60.03%
東京都第6区
  • 選挙区:東京6区(世田谷区の一部)
  • 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
  • 当日有権者数:467,339人
  • 投票率:60.36%

対外関係

姉妹都市・提携都市

海外

姉妹都市
  • ウィニペグ市(カナダ連邦 マニトバ州)
    1970年10月5日 - ウィニペグ市議会議場にて姉妹都市提携調印
  • デープリング区(オーストリア共和国 ウィーン市)
    1985年5月8日 - 世田谷区議会議場にて姉妹都市提携調印
  • バンバリー市(オーストラリア連邦 西オーストラリア州)
    1992年11月10日 - 世田谷区議会議場にて姉妹都市提携調印

国内

交流都市
  • 川場村(関東地方 群馬県)
    群馬県の北部、沼田市の隣に位置しており、人口は4,051人(2003年現在)、面積は約85km2、スキー場と温泉で有名な観光地である。世田谷区とは1980年代初めから交流を続けており、1986年には村内に「世田谷区民健康村」が開村、すでに100万人を越える世田谷区民が宿泊するなど着実に成果を挙げている。また、小学5年生の宿泊学習の場としても活用されている。2002年には同村役場の研究会が世田谷区との合併について検討していることが新聞で報道され、大きな話題となった。

国家機関

大使館

  • アンゴラ共和国大使館
  • カメルーン共和国大使館
  • タンザニア連合共和国大使館
  • マーシャル諸島共和国大使館
  • モザンビーク共和国大使館
  • ルワンダ共和国大使館

名誉総領事館・名誉領事館

  • セントビンセント及びグレナディーン諸島名誉領事館
  • 中央アフリカ共和国名誉総領事館
  • 東ティモール民主共和国名誉総領事館

国家機関

財務省・法務省

  • 世田谷合同庁舎(若林四丁目)
    • 東京国税局世田谷税務署
    • 東京法務局世田谷出張所

防衛省

  • 三宿駐屯地(池尻一丁目)
    • 自衛隊中央病院
    • 陸上自衛隊衛生学校
    • 防衛装備庁電子装備研究所
    • 防衛装備庁先進技術推進センター
  • 用賀駐屯地(上用賀一丁目)
    • 陸上自衛隊関東補給処用賀支処
  • 上用賀基地(上用賀一丁目)
    • 海上自衛隊東京音楽隊

施設

警察

世田谷区には四つの警察署が存在する。いずれも警視庁第三方面本部管内に属する。

警察署
  • 世田谷警察署(三軒茶屋二丁目4-4)
  • 北沢警察署(松原六丁目4-14)
  • 玉川警察署(中町二丁目9-22)
  • 成城警察署(千歳台三丁目19-1)

消防

  • 東京消防庁第三消防方面本部 (三軒茶屋二丁目33-21) ※世田谷消防署併設
消防署
  • 世田谷消防署(三軒茶屋二丁目33-21)特別救助隊・救急隊1
    • 北沢出張所(北沢二丁目3-1)救急隊無
    • 宮の坂出張所(宮坂二丁目15-3)救急隊1
    • 松原出張所(松原六丁目26-21)特別消火中隊・救急隊1
    • 三宿出張所(三宿一丁目14-5)消防活動二輪部隊・救急隊1
    • 上北沢出張所(上北沢一丁目14-2)救急隊1
  • 玉川消防署(中町三丁目1-19)救急隊1
    • 奥沢出張所(奥沢三丁目29-3)救急隊1
    • 用賀出張所(玉川台一丁目13-10)救急隊1
    • 新町出張所(新町一丁目22-11)特別消火中隊・救急隊1
  • 成城消防署(成城一丁目21-14)救急隊1
    • 千歳出張所(千歳台四丁目29-9)救急隊1
    • 烏山出張所(南烏山六丁目14-12)特別消火中隊・救急隊1

医療

主な病院
  • 国立成育医療研究センター:1965年11月1日に世界初の小児専門の総合医療を目的として開院した国立小児病院が統廃合を経て、新たに分野開拓して生まれた成育医療の観点から、2003年3月1日にハード・ソフト両面のモデルとして国立成育医療センター・同研究所の名称で開院した小児総合医療機関。2010年4月1日、独立行政法人化により改称。
  • 東京都立松沢病院:1879年7月上野公園に設立された東京府癲狂院が起源。1919年11月、旧松沢村に移転したことにより東京府松沢病院となる。1943年現在の名称となる。設立当初から日本の精神科医療の中心となり、大きな役割を果してきた。東京都災害拠点病院。
  • 自衛隊中央病院:1956年3月、陸上自衛隊、海上自衛隊および航空自衛隊の共同施設として設立。自衛隊関係者以外も受診することができる。
  • 関東中央病院
  • 至誠会第二病院
  • 玉川病院

郵便局

区内の郵便物の集配は区内にある四つの郵便局で行っている。郵便番号(上3桁)は154・155・156・157・158。

集配郵便局
  • 世田谷郵便局 - 154(北沢、代田、代沢は155)の区域を担当。三軒茶屋に所在。
  • 千歳郵便局 - 156の区域を担当。経堂に所在。
  • 成城郵便局 - 157の区域を担当。成城に所在。
  • 玉川郵便局 - 158の区域を担当。等々力に所在。
無集配郵便局

(廃止された郵便局)

世田谷羽根木郵便局は、2016年3月18日をもって廃止され、東松原駅前郵便局に引き継がれるようになった。

文化施設

美術館・博物館

「*」は世田谷美術館の分館。区内の画家のアトリエを改装、またはその跡地に建てられて開設された。

劇場・多目的ホール

図書館

区立

生涯教育の一環として1970年代から徒歩圏内に図書館を設置する方針を立てた。その後の時代変化と行政コスト改革の一環で計画の統廃合が行われた。世田谷区立図書館は、中央図書館と地域図書館を合わせて16館、他に補完施設として「地域図書室」が5室、「図書館カウンター」が2か所ある。2006年7月26日、小田急線経堂駅前の高架下に経堂図書館が開館し、世田谷区立図書館では初の長時間開館(平日9:00-21:30・東日本大震災による節電配慮により平日21:00まで短縮)。また、これにより至近にあった「経堂まちかど図書室」は閉鎖された。 中央図書館の地下には保存庫があり、蔵書検索では中央図書館蔵書と保存庫蔵書は区別して表示される。

2011年1月より経堂・烏山図書館の通年開館がスタート、翌2012年6月より砧・尾山台図書館の通年開館がスタートした。月曜日も開いている図書館を区内各地域ごとに1館設ける、という施策の下で中央図書館(昭和62年の開館当初より月曜開館)のほか、世田谷図書館・代田図書館・尾山台図書館・砧図書館・烏山図書館の計6館が開いている。

2012年12月3日、喜多見まちかど図書室が開館。「世田谷区立図書館ビジョン第2期行動計画」に基づき、まちかど図書室初のコンピュータネットワークを導入。そのため他のまちかど図書室と開館時間や利用点数が異なっている。 2015年4月22日、二子玉川ライズ・ショッピングセンターテラスマーケット2階に、窓口機能に特化した「図書館カウンター二子玉川」を開設。区立図書館ホームページなどから予約した資料の貸出・返却、利用登録、簡易なレファレンスサービスを行っている。また、区内障害者施設で作った「はっぴいハンドメイド」製品の販売や、デシタルサイネージを使って世田谷区の様々な情報を発信している。同年10月16日には、キャロットタワー隣にも「図書館カウンター三軒茶屋」を開設している。

2016年4月1日、「まちかど図書室」(池尻、松沢、希望丘、喜多見)が「図書室」と名称変更された。

2016年9月1日、世田谷図書館が移転(世田谷合同庁舎1階)に移転開館した。

  • 中央図書館 - 桜丘図書館 - 下馬図書館 - 世田谷図書館 - 梅丘図書館 - 代田図書館 - 奥沢図書館 - 尾山台図書館 - 玉川台図書館 - 深沢図書館 - 鎌田図書館 - 砧図書館 - 粕谷図書館 - 上北沢図書館 - 烏山図書館 - 経堂図書館
  • 池尻図書室 - 松沢図書室 - 希望丘図書室 - 野毛図書室 - 喜多見図書室
  • 図書館カウンター二子玉川 - 図書館カウンター三軒茶屋 - 図書館カウンター下北沢

これらの他に、世田谷文学館と世田谷美術館には所蔵図書の閲覧室がある。

私立
  • 静嘉堂文庫
  • 大宅壮一文庫

運動施設

都営
区営

フィットネスクラブなど民間の運動施設は区内の各地で営業している。

公園

主な公園
  • 二子玉川公園:玉川地域最大の公園で、スターバックス、ビジターセンターなどを備えている。
  • 砧公園:旧・砧ゴルフ場で、園内に世田谷美術館を備える東京都立の自然公園。運動施設区域と、家族向けの芝生や樹林で構成されたファミリーパーク区域がある。
  • 羽根木公園:竣工当時、区最大の蔵書数であった区立梅丘図書館に隣接する小高い丘全体を公園にしている。図書館設立時に地名に因んで植樹された700本の梅の木から梅の公園として知られている。また、可能な限り子どもたちが自由に遊べる場を目指したプレーパーク発祥の地である。
  • 世田谷公園:スポーツ施設として屋外プール・テニスコート・野球場・洋弓場などを備え、低学年児童を対象とした野外教育用の焚き火ゾーンを備えたプレーパークがある。交通遊園には実大のD51蒸気機関車が設置してあり、1周300mを周回するミニSLがある。
  • 馬事公苑:現在の日本中央競馬会 (JRA) の前身である帝国競馬協会が5万坪の用地を取得して開いた60年以上の歴史をもつ馬事普及の拠点。東京オリンピックで馬場馬術競技の会場となった。5月3日から5日にホースショー、秋分の日に愛馬の日を行う他、週末には馬術競技会が開催される。
  • 駒沢オリンピック公園:建設当時、世界一横幅のある階段として話題になった。五重塔をイメージしたオリンピック記念塔(通称:管制塔)と都営の陸上競技場・野球場・体育館など、各種運動施設がある。
    • 旧駒沢球場は1953年シーズン途中から1961年まで東急(東映)フライヤーズの本拠球場として使われた。

経済

所得

世田谷区の平均世帯所得は2014年時点で649万円となっている。埼玉県さいたま市浦和区(693万円)や文京区(673万円)に次ぐ水準となっている。

しかし、世田谷区は、2022年には、生産緑地法による指定が解除されるため、不動産価格の下落が避けられない。固定資産税の問題が絡み高級住宅地も例外とはならない。特に、過去に大手デベロッパーの主導で販売された物件は、本来の価値以上の値段で売り出されていた為、下落がはじまればハイスピードで価値が落ちていき、「今の半分まで不動産価格が下がる」という分析結果が出ている。

第一次産業

西部の砧地域・烏山地域を中心に区内には2017年現在89ヘクタール(区の面積の1.5%)の農地があり、野菜や果樹、花き類などが栽培されている。農業産出額は2013年現在、3億9千万円。区内の農地面積は、2007年は126ヘクタール、2012年は107ヘクタールと減少傾向にある。区は「世田谷区農業振興計画」として農業従事者への支援などを行っている。

区内には青果と花きを扱う東京都中央卸売市場世田谷市場と、JA世田谷目黒・JA東京中央の二つの農業協同組合の本店が存在する。また、野菜栽培やガーデニングなどを学ぶことができる都立園芸高等学校が区内にある。

第二次産業

内陸にあって港湾や空港からの交通の便が他区より悪く、住宅地として早くから開発されたため地価が高くて公害防止策の必要性も高い事から、区内における工業の重要性は他区と比較して相対的に低い。2019年工業統計調査による2018年実績では、従業員30人以上の工業事業所は区内に11カ所、敷地面積5233m2で、23特別区内では事業所数で19位、敷地面積で21位にとどまる。公益財団法人として世田谷工業振興協会が設立され、準工業地域の保全や住宅地との共生事業が行われている。

第三次産業

渋谷区、目黒区に近い世田谷地域の東部や、川崎市に近い玉川地域の二子玉川駅周辺では、商業が盛んである。この他、区北西部にあたる烏山地域の千歳烏山駅周辺をはじめ、小田急線や京王線、東急田園都市線の各駅前では駅前商店街の発展が多く見られ、それ以外でも住宅地の中に比較的小規模な商業店舗が散在している。

主な繁華街
  • 二子玉川:区南部の多摩川沿いに位置し、二子玉川駅東側は東急主導の再開発エリア・二子玉川ライズが広がり、楽天グループの本社が位置している。国内最初の郊外型ショッピングセンターである玉川髙島屋SCを中心に大小さまざまな店舗が集中している。
  • 三軒茶屋:商店街地区。戦後のヤミ市の名残のままの路地が残っている一方で、近年ではキャロットタワーを中心に地域再開発が進んでいる。
  • 下北沢:周辺住宅地域から下北沢駅に至る道筋の日用品を扱う商店街から発生し、現在は古着・ファッション・雑貨・サブカルチャーを中心に発展している。特に駅北側を中心に古着屋が非常に集積している。本多劇場など小劇場が集中している地域がある。

拠点を置く企業

上場企業

東証プライム
  • 東邦ホールディングス(東邦薬品)
  • ロイヤルホールディングス(東京本部、登記上の本店は福岡県)
  • 楽天グループ
東証スタンダード
  • 岡谷電機産業
  • いであ
東証グロース
  • ニッソウ

未上場

  • イッツ・コミュニケーションズ
  • 東急コミュニティー
  • オオゼキ
  • 国際放映
  • 世田谷自然食品

情報・通信

マスメディア

放送局

CATV
  • 世田谷区のケーブルテレビエリアは、鉄道沿線により3局に分かれている。

生活基盤

ライフライン

電信

市外局番

区内全域が「03」であり、これは東京23区の他の全区や、狛江市の大部分、調布市と三鷹市の各一部とも共通である。

市内局番
  • 世田谷、北沢、成城周辺 「34XX」、「54XX」、「64XX」
  • 玉川周辺 「37XX」、「57XX」
  • 烏山周辺 「33XX」、「53XX」

世田谷区内には世田谷局、弦巻局、松沢ビル2局、上北沢局、東京烏山局、成城局、砧局、東京瀬田局、東京玉川局のNTT交換局があり、区内をカバーするほか、世田谷区内の一部では区外(隣接地域)にある交換局となっている代々木局、目黒本館局、自由ケ丘局、田園調布局、狛江局、雪ケ谷局がカバーする。

世田谷区内の多くの交換局に窓口が設けられていたが、窓口が三軒茶屋に集約されてから廃止された。

教育

大学

  • 私立  
    • 国士舘大学世田谷キャンパス
    • 駒澤大学(駒沢・玉川・深沢キャンパス)
    • 産業能率大学自由が丘キャンパス
    • 昭和女子大学世田谷キャンパス
    • 成城大学
    • 多摩美術大学上野毛キャンパス
    • 東京医療保健大学世田谷キャンパス
    • 東京都市大学世田谷キャンパス、等々力キャンパス
    • 東京農業大学世田谷キャンパス
    • 日本女子体育大学
    • 日本体育大学東京・世田谷キャンパス
    • 日本大学危機管理学部・スポーツ科学部
    • 日本大学商学部・大学院商学研究科
    • 日本大学文理学部・大学院文学研究科及び総合基礎科学研究科
    • 放送大学世田谷学習センター
    • 自由が丘産能短期大学
    • テンプル大学ジャパンキャンパス
  • 関連事項
    • 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の常連校、駒澤大のほか、日本体育大、東京農業大、日本大、国士舘大が区内にある。駅伝当日は、世田谷区の出資するFM世田谷で実況中継が行われる。
    • 世田谷6大学コンソーシアム

高等学校

  • 国立
    • 東京学芸大学附属高等学校
    • 筑波大学附属駒場高等学校※中高併設
  • 東京都立
    • 世田谷総合高等学校
    • 世田谷泉高等学校
    • 桜町高等学校
    • 総合工科高等学校
    • 芦花高等学校
    • 千歳丘高等学校
    • 深沢高等学校
    • 松原高等学校
    • 園芸高等学校
  • 私立
    • 鷗友学園女子高等学校※中高併設
    • 鹿島学園高等学校東北沢キャンパス
    • 国本女子高等学校※中高併設
    • 恵泉女学園高等学校※中高併設
    • 佼成学園女子高等学校※中高併設
    • 国士舘高等学校※中高併設
    • 駒澤大学高等学校
    • 駒場学園高等学校
    • 駒場東邦高等学校※中高併設
    • 松蔭高等学校※中高併設
    • 昭和女子大学附属昭和高等学校※中高併設
    • 成城学園高等学校※中高併設
    • 下北沢成徳高等学校※併設の中学校は休校
    • 聖ドミニコ学園高等学校※中高併設
    • 世田谷学園高等学校※中高併設
    • 玉川聖学院高等部※中高併設
    • 大東学園高等学校
    • 田園調布学園高等部※中高併設
    • 田園調布雙葉高等学校※中高併設
    • 三田国際学園高等学校※中高併設
    • 東京農業大学第一高等学校※中高併設
    • 東京都市大学付属高等学校※中高併設
    • 東京都市大学等々力高等学校※中高併設
    • 日本学園高等学校※中高併設
    • 日本女子体育大学附属二階堂高等学校
    • 日本大学櫻丘高等学校
    • サレジアン国際学園世田谷高等学校※中高併設
    • 科学技術学園高等学校

中学校

  • 国立
    • 東京学芸大学附属世田谷中学校
    • 筑波大学附属駒場中学校
      ※中高併設
  • 世田谷区立
    • 世田谷中学校
    • 太子堂中学校
    • 桜丘中学校
    • 松沢中学校
    • 駒沢中学校
    • 北沢中学校
    • 緑丘中学校
    • 駒留中学校
    • 梅丘中学校
    • 桜木中学校
    • 富士中学校
    • 弦巻中学校
    • 奥沢中学校
    • 八幡中学校
    • 玉川中学校
    • 瀬田中学校
    • 深沢中学校
    • 尾山台中学校
    • 用賀中学校
    • 東深沢中学校
    • 砧中学校
    • 烏山中学校
    • 千歳中学校
    • 芦花中学校
    • 上祖師谷中学校
    • 砧南中学校
    • 喜多見中学校
    • 三宿中学校
    • 船橋希望中学校
      ※小中併設
  • 私立
    • 鷗友学園女子中学校
      ※中高併設
    • 国本女子中学校
      ※中高併設
    • 恵泉女学園中学校
      ※中高併設
    • 佼成学園女子中学校
      ※中高併設
    • 国士舘中学校
      ※中高併設
    • 駒場東邦中学校
      ※中高併設
    • 松蔭中学校
      ※中高併設
    • 昭和女子大学附属昭和中学校
      ※中高併設
    • 成城学園中学校
      ※中高併設
    • 聖ドミニコ学園中学校
      ※中高併設
    • 世田谷学園中学校
      ※中高併設
    • 玉川聖学院中等部
      ※中高併設
    • 田園調布学園中等部
      ※中高併設
    • 田園調布雙葉中学校
      ※中高併設
    • 三田国際学園中学校
      ※中高併設
    • 東京都市大学付属中学校
      ※中高併設
    • 東京都市大学等々力中学校
      ※中高併設
    • 東京農業大学第一高等学校中等部
      ※中高併設
    • 日本学園中学校
      ※中高併設
    • サレジアン国際学園世田谷中学校
      ※中高併設
    • 下北沢成徳中学校
      (2005年4月1日から休校)

小学校

  • 国立
    • 東京学芸大学附属世田谷小学校
  • 世田谷区立
    • 若林小学校
    • 三宿小学校
    • 太子堂小学校
    • 桜小学校
    • 松丘小学校
    • 桜丘小学校
    • 代沢小学校
    • 下北沢小学校
    • 多聞小学校
    • 世田谷小学校
    • 松沢小学校
    • 駒沢小学校
    • 旭小学校
    • 中里小学校
    • 松原小学校
    • 上北沢小学校
    • 駒繋小学校
    • 池之上小学校
    • 経堂小学校
    • 弦巻小学校
    • 山崎小学校
    • 中丸小学校
    • 代田小学校
    • 三軒茶屋小学校
    • 赤堤小学校
    • 松丘小学校
    • 池尻小学校
    • 笹原小学校
    • 城山小学校
    • 深沢小学校
    • 玉川小学校
    • 京西小学校
    • 二子玉川小学校
    • 八幡小学校
    • 奥沢小学校
    • 尾山台小学校
    • 東深沢小学校
    • 東玉川小学校
    • 桜町小学校
    • 九品仏小学校
    • 瀬田小学校
    • 等々力小学校
    • 用賀小学校
    • 中町小学校
    • 玉堤小学校
    • 烏山小学校
    • 塚戸小学校
    • 祖師谷小学校
    • 砧小学校
    • 明正小学校
    • 烏山北小学校
    • 八幡山小学校
    • 芦花小学校
    • 船橋小学校
    • 砧南小学校
    • 給田小学校
    • 山野小学校
    • 千歳小学校
    • 喜多見小学校
    • 武蔵丘小学校
    • 希望丘小学校
    • 千歳台小学校
  • 私立
    • 国本小学校
    • 昭和女子大学附属昭和小学校
    • 成城学園初等学校
    • 聖ドミニコ学園小学校
    • 田園調布雙葉小学校
    • 東京都市大学付属小学校
    • 和光小学校

特別支援学校

  • 東京都立光明学園
  • 東京都立光明学園そよ風分教室
  • 東京都立青鳥特別支援学校
  • 東京都立青鳥特別支援学校梅ヶ丘分教室
  • 東京都立青鳥特別支援学校久我山分校
  • 東京都立久我山盲学校

インターナショナル・スクール

  • 国本アルバータ―イ・ンタナショナル・スクール
  • セント・メリーズ・インターナショナル・スクール
  • 清泉インターナショナルスクール
  • 東京サドベリースクール(日本におけるサドベリー・スクールの学校)
  • ブリティシュ・スクール・イン東京 (en:The British School in Tokyo) 昭和校(昭和女子大学)
  • 東京インターナショナルプログレッシブスクール

交通

鉄道

鉄道はほぼ東西方向にしか走っておらず、南北方向の鉄道は東急世田谷線しか存在しない。放射状に広がる各線を環状方向に結ぶ路線は地理的に偏っており、場所によっては区内であっても一旦区外に出ての移動を強いられるなど、鉄道のみの利用では移動に1時間以上を要する場所が多い。そのため、区では東京都道311号環状八号線(環八通り)に沿う鉄道「エイトライナー」の構想を推進しているが、着工の目処は立っていない。

区内を走行している鉄道路線は全て私鉄であり、東京23区で唯一地下鉄もJRも通っていない区であるが、地下を走行する鉄道路線は存在するほか、小田急小田原線にはJRの車両が乗り入れている。

  • 区役所最寄駅:松陰神社前駅(車内放送で「世田谷区役所 最寄り駅です」と案内がある)、 世田谷駅(東急世田谷線)

京王電鉄

京王線
  • 代田橋駅 - 明大前駅 - 下高井戸駅 - 桜上水駅 - 上北沢駅 - (八幡山駅 杉並区の駅だが区境が入り組んでおり、駅構内は区内を跨がっている) - 芦花公園駅 - 千歳烏山駅
井の頭線
  • 池ノ上駅 - 下北沢駅 - 新代田駅 - 東松原駅 - 明大前駅

東急電鉄

世田谷線
  • 三軒茶屋駅 - 西太子堂駅 - 若林駅 - 松陰神社前駅 - 世田谷駅 - 上町駅 - 宮の坂駅 - 山下駅 - 松原駅 - 下高井戸駅(全線区内)
田園都市線
  • 池尻大橋駅(一部目黒区) - 三軒茶屋駅 - 駒沢大学駅 - 桜新町駅 - 用賀駅 - 二子玉川駅
大井町線
  • 九品仏駅 - 尾山台駅 - 等々力駅 - 上野毛駅 - 二子玉川駅
目黒線
  • 奥沢駅
東横線
  • (区内に駅はないが、目黒区の自由が丘駅が区境に近接している)

小田急電鉄

小田原線
  • 東北沢駅 - 下北沢駅 - 世田谷代田駅 - 梅ヶ丘駅 - 豪徳寺駅 - 経堂駅 - 千歳船橋駅 - 祖師ヶ谷大蔵駅 - 成城学園前駅 - 喜多見駅

バス

路線バス

区内を走る幹線道路の内側を網の目のようにバス路線が設定されており、前述の通り南北方向の鉄道がほぼ存在しない世田谷区において、南北方向の重要な交通網を担っている。段差の少ないノンステップバスを多く導入するなど、公共交通の確保と高齢化対策を図っている。

区内では東急バス、京王バス、小田急バス、関東バス、東京都交通局の各事業者により運行されている。通勤時間帯には2 - 5分間隔でバスが運行される地区もあるが、世田谷区内の各地域は都市計画道路の多くが未整備であり、現況道路が非常に狭いために、バスの通行が困難、あるいは路線バスの通行によりかえって渋滞を招くケースが少なくない。そこで、玉堤、宇奈根、喜多見、岡本、鎌田、大蔵、祖師谷、成城、八幡山地区では、小型車両によるコミュニティバス路線やデマンドバス路線を運行して改善が模索されている。

区内にある営業所
  • 東急バス(東急トランセによる受託)
    • 淡島営業所 渋11 渋31 渋32 渋51 渋55 都立34 都立35
    • 下馬営業所 黒09
    • 弦巻営業所 渋05 渋21 渋23 渋24 渋52 等11 等13 都立01 反11 黒06 黒07 森91 恵32
    • 瀬田営業所 渋82 園01 砧06 玉07 玉11 玉21 玉30 玉31 玉32 用01 用06 用21 用22 等01 等12 自01 自02 自11 自12 多摩01 宇奈根・喜多見オンデマンドバス 砧・祖師ヶ谷大蔵オンデマンドバス
  • 京王バス
    • 永福町営業所世田谷車庫(担当は高速バスのみ) - 一部区内から利用できる路線もあり(下記参照)
  • 小田急ハイウェイバス
    • 世田谷営業所(小田急バス若林営業所) 渋54 下61 梅01 梅02 経01 経02 歳22 歳24 歳25 祖師谷・成城循環
区内路線を担当している営業所
  • 東急バス
    • 目黒営業所 東98 黒02
    • 高津営業所 玉06 玉12 渋12 向02
  • 京王バス
    • 調布営業所 歳23 丘22
    • 永福町営業所 八01 八02 鳥51 経02
    • 中野営業所 渋55 渋65 渋66
  • 小田急バス
    • 狛江営業所 歳20 歳21 成01 成02 成04 成05 成06 渋24 渋26 玉07 玉08 喜01 狛11 狛12
    • 吉祥寺営業所 吉02
  • 関東バス
    • 五日市街道営業所 荻54 荻58 烏01
  • 都営バス
    • 杉並支所 渋66 宿91

都市間バス

二子玉川駅(二子玉川ライズ)を拠点として、羽田空港・成田空港への空港リムジンバスがあるほか、高速バスが発着している。

  • 羽田空港(東急トランセ・京浜急行バス)
  • 成田空港(東急バス・東京空港交通)
  • 今治(東急トランセ・瀬戸内運輸)
  • 河口湖駅(東急トランセ・京王バス・フジエクスプレス・富士急バス)
  • 上高地(東急トランセ・京王バス・アルピコ交通東京、夏季限定)

池尻大橋駅からは、小田急ハイウェイバスの御殿場駅・箱根方面行がある。ただし、乗車停留所は目黒区大橋に所在する。到着停留所は池尻にあり、こちらにはジェイアールバス関東、東海バスなどの高速路線も一部停車する(乗車は不可)。

その他のバス

自由が丘周辺を無料巡回する「サンクスネイチャーバス」が一部世田谷区にもまたがり、深沢地区からも利用可能。

道路

区内には幹線道路として、東西に国道246号(玉川通り)および国道20号(甲州街道)が、南北に東京都道318号環状七号線(環七通り)および東京都道311号環状八号線(環八通り)が走っている。

区の南部は昭和時代の初期から区画整理(玉川全円耕地整理事業)が進められた一方で、杉並区などと接する区北部は幹線道路を補完する幅員15mクラスの都市計画道路や各種生活道路の整備が近隣の他区に比べて遅れており、細く入り組んだ狭隘な区道が多い。それゆえ、道路整備が区政の重要な課題のひとつとなっている。東京都心部と都内の多摩地域や神奈川県とを結ぶ通過交通と、区内完結型の生活需要交通が道路を共有する事情もあり、交通事故発生件数は都内でも突出してワースト1となっている。貧弱な道路網の一因には、農地から宅地を造る際に農道を基礎としたことも理由に挙げられる。

高速道路は、首都高速3号渋谷線および4号新宿線のほか、東名高速道路、中央自動車道、第三京浜道路が通る。また、東京外環自動車道も都市計画決定後の長年の凍結が解除されて区内でも着工されているが、工事に伴う環境問題などに起因する反対運動が続いており、完成の目処は立っていない。

高速道路

  • 中日本高速道路
    • E1東名高速道路:東京IC
    • E20中央自動車道
  • 首都高速道路
    • 3号渋谷線(東京都道首都高速3号線):用賀出入口、用賀TB、用賀PA、三軒茶屋出入口、池尻出入口
    • 4号新宿線(東京都道首都高速4号線)
  • 東日本高速道路
    • E83第三京浜:玉川IC

国道

  • 甲州街道(国道20号)
  • 玉川通り(国道246号):渋谷と玉川を結ぶ幹線道路。上を首都高速3号渋谷線が通り、地下は東急田園都市線が通る。三軒茶屋・駒沢大学駅付近をはじめとして商業地が沿線に形成されている。
  • 国道466号

都道

  • 環七通り(東京都道318号環状七号線):1927年(昭和2年)に計画着工し、1964年東京オリンピック関連道路・つくば万博の関連事業を経て、1985年(昭和60年)1月に全線開通した。
  • 環八通り(東京都道311号環状八号線)
  • 世田谷通り(東京都道3号世田谷町田線):世田谷の風物詩のボロ市は沿線で催される。
  • 多摩堤通り(東京都道11号大田調布線)
  • 吉祥寺通り(東京都道117号世田谷三鷹線)
  • 目黒通り(東京都道312号白金台町等々力線)
  • 駒沢通り(東京都道416号古川橋二子玉川線):1964年東京オリンピック第二会場の現・駒沢オリンピック公園(東京ゴルフ倶楽部跡地)へのオリンピック関連道路として整備された。
  • 井ノ頭通り(東京都道413号赤坂杉並線)
  • 自由通り(東京都道426号上馬奥沢線)
  • 荒玉水道道路(東京都道428号高円寺砧浄水場線):東京都水道局砧浄水場からの上水道管が入っているため、ほぼ直線の区間が多く、進入できる車両の積載量や幅が制限される区間がある。
  • すずらん通り(東京都道118号調布経堂停車場線)
  • 三宿通り(東京都道420号鮫洲大山線)
  • 淡島通り(東京都道423号渋谷経堂線)
  • 旧大山街道(東京都道427号瀬田貫井線)
その他の主要道路

ナンバープレート

世田谷区は東京運輸支局本庁舎の管轄エリアで、かつては「品川」ナンバーが交付されていたが、2014年11月17日以降はご当地ナンバーである「世田谷」ナンバーが交付される。

観光

名所・旧跡

城郭・屋敷
  • 世田谷城址公園:世田谷吉良氏の世田谷城跡を公園として利用しており、土塁・空堀の跡が見られる。
  • 奥沢城:区指定史跡
  • 世田谷代官屋敷:彦根藩世田谷領20ヵ村の代官を世襲した大場家の役宅。ボロ市通りにある。
寺院
  • 豪徳寺:桜田門外の変で暗殺された大老井伊直弼の墓があり、井伊家の菩提寺として知られる。招き猫発祥の地との説あり。
  • 九品仏浄真寺:九体の阿弥陀如来像の安置される寺。無形文化財の「お面かぶり」が有名。
  • 祖師谷大仏
  • おおくら大仏:妙法寺。
神社
  • 松陰神社:吉田松陰を祭る神社。松陰の墓所がある。

観光スポット

  • 等々力渓谷:約1kmほどの長さの渓谷斜面に武蔵野の面影を今なお残す鬱そうとした木々や四季折々の自然が楽しめる地域で、古墳もある。
  • 岡本民家園:江戸時代中期に建てられた萱葺きの農家があり、江戸時代当時の農家を再現しており、季節によりホタル鑑賞ができる。
  • NHK放送技術研究所、財団法人NHK放送研修センター:1階エントランスには、技術展示コーナーや技研ギャラリーがある。
  • 蘆花恒春園(芦花公園):徳富蘆花の旧宅や記念館などがある。
  • 駒沢配水塔:1924年(大正13年)竣工。近代水道百選、日本の近代土木遺産に選ばれている。

文化・名物

祭事・催事

主な祭事
  • 世田谷ボロ市
    毎年1月15・16日、12月15・16日の2回開催される年末年始の風物詩。400年前の楽市を起源とし歴史は長く、現在では区最大のフリーマーケット・イベントになっている。

関連著名人

名誉区民

区民の生活・文化に貢献し、また、区民から敬愛される人物を世田谷区名誉区民条例に基づき、世田谷区名誉区民として顕彰している。 世田谷区民会館ロビーの壁に肖像画と功績を記したパネルが展示されている。

なお、かつて坪内嘉雄(元ダイヤモンド社社長)が選定されていたが、不祥事のため返上した。

出身者

[]内は出身地(出生地または生育地)。

政治

芸能

文化

スポーツ

学術・実業・諸分野

居住者・ゆかりがある人物

[]内は居住地(元居住地を含む)。

政治

芸能

文化

スポーツ

学術・実業・諸分野

作品

楽曲
  • back number『世田谷ラブストーリー』
漫画・アニメ
  • あかほりさとる・板場広志『MOUSE』
  • 高橋ゆたか『ボンボン坂高校演劇部』


下北沢
漫画・アニメ
  • はまじあき『ぼっち・ざ・ろっく!』
  • 桂正和『電影少女』恋編
漫画・連続ドラマ
  • 大谷じろう『下北GLORY DAYS』


二子玉川
漫画・アニメ
  • 森田まさのり『ROOKIES』


桜新町
漫画・アニメ
  • 長谷川町子『サザエさん』


成城
小説・映画・連続ドラマ
  • 三島由紀夫『お嬢さん』(成城)

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 世田谷 (曖昧さ回避)
  • スプロール現象
  • 喜多見藩
  • 江別市 - 太平洋戦争末期に世田谷区から拓北農兵隊として32戸が入植、世田ヶ谷の地名が今に残る。
  • 僕の歩く道
  • 東急世田谷線
  • 袋小路
  • サザエさん

外部リンク

  • 世田谷区
  • 世田谷区広報 (@city_setagaya) - X(旧Twitter)
  • 世田谷区 (city.setagaya) - Facebook
  • 世田谷観光情報サイト
  • 『世田谷(区)』 - コトバンク

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 世田谷区 by Wikipedia (Historical)