蓮沼村(はすぬまむら)は千葉県山武郡にあった村。旧武射郡。山武郡で最後まで残った村であった。
2006年(平成18年)3月27日、近辺の成東町・山武町・松尾町と合併し、山武市となったため消滅した。
千葉県の太平洋側、九十九里平野の中にあって九十九里浜の真ん中に位置し、九十九里矢ヶ指浦の名前の由来の箭挿神社がある。古代においては、当村の区域は大部分が海であった。鎌倉時代に立村され海岸線の後退により広がったものであり、起伏は全くないといっても良い。
千葉県の自治体の中でも特に面積が小さいが、鎌倉時代初期上総広常が粛清された際、海岸伝いに当地に逃れた広常の孫の光宗主従によって興された村であり、町村制施行に伴いに当村の開墾地である平野新田を併合したものの、立村以来その他の市町村とは合併しなかったためである。
村内に鉄道は通っていない。公共機関を利用する際には、総武本線 成東駅から路線バス(ちばフラワーバス)、横芝駅から路線バス(千葉交通)かタクシーを利用する、あるいは成田空港第2旅客ターミナルから空港シャトルバス利用でも可。
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