宿原(しゅくはら)は、兵庫県三木市にある大字。郵便番号は673-0423。
地理
- 志染川と美嚢川が合流する手前にあり、志染川の下流左岸の渕に位置しているため農業に適しており、農業地域として発達してきた。現在は住宅開発が進み、北側は農業地帯・南側は住宅地域と丘陵地帯が混在する大字である。現在は美嚢川沿いから三木市立三木中学校まで南北に延びているが、かつては南半分の地内であり、北半分は「六方村」を前身として六方と呼ばれていた。 東側は志染町吉田、自由が丘本町・西側はさつき台、福井、君が峰町、大塚・南側は別所町小林・北側は与呂木と接する。
由来
- 神功皇后とその皇軍を率いて駐輦し、多くの兵士が原っぱで野宿したことであるから「宿が原」を前身として名付けられた。
歴史
成立から町村制施行まで
村の範囲は六方との合併前は南半分の地内のみであり、北半分は「六方村」を前身として六方と呼ばれていた。
町村制施行以降
- 1951年3月15日 - 三木町に編入され、三木町大字宿原になる。
- 1954年6月1日 - 三木市を新設し、三木市宿原になる。
- 1976年3月 - 地内の一部が自由が丘本町1丁目から3丁目に分割される。
字域の変遷
施設
- 兵庫県三木庁舎
- 君峰山常厳寺
- 八幡神社
- えびす保育園
- 東紫美ケ丘公民館
- えびす町公民館
- 三木市営えびす団地
- 一休庵 播州三木店
小・中学校の学区
交通
鉄道
地内には鉄道は走っていない。
バス
道路
- 兵庫県道38号三木三田線
- 兵庫県道513号三木環状線
参考文献
- 神戸新聞総合出版センター・編 編『兵庫県の難読地名がわかる本』(第一冊発行)のじぎく文庫、2006年12月28日。ISBN 4-343-00382-5。
- 小野高速印刷株式会社 編『久留美村誌』(初版第1刷)進藤輝司、2011年3月15日。
- 播中社印刷所 編『三木の地名録』(初版第1刷)福本錦嶺、2003年1月1日。
脚注
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