「ミスター・ブルー・スカイ」 (Mr. Blue Sky) は、イギリスのロック・グループのエレクトリック・ライト・オーケストラ (ELO) が発表した楽曲で、彼らのスタジオ・アルバム『アウト・オブ・ザ・ブルー』(1977年)に収録されている。フロントマンのジェフ・リンが作詞作曲とプロデュースを担当した。「ミスター・ブルー・スカイ」は、『アウト・オブ・ザ・ブルー』からカットされたシングルとしては全米ポップチャートでトップ40を2番目に記録する作品となり、最高で35位まで上昇した。
また、このシングルは全英シングルチャートでは6位を記録した。この曲は、スペースシャトルの最後の飛行となった STS-135 の乗組員クリストファー・ファーガソンのモーニングコールとして用いられたほか、2012年にジェフ・リン自身がセルフ・カバーを行っている。
BBCラジオのインタビューによると、ジェフ・リンは ELO のアルバム『オーロラの救世主』のためにスイスの山中に籠って「ミスター・ブルー・スカイ」を制作した。
この曲のアレンジは「BEATLESQUE」と呼ばれ、ビートルズの「マーサ・マイ・ディア」や「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」と似ている。
曲はヴォコーダーの声による「Mr. Blue Sky」というフレーズが、何度も歌われるのが特徴である。
『ゲーム・プラン』、『モール★コップ』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』などで使用されている。
イギリスのテレビドラマ『ドクター・フー』の2006年のエピソードでこの曲が演奏され、2012年ロンドンオリンピックの閉会式ではオリンピック・スタジアムでこの曲が流れた。さらにこの曲はUEFAチャンピオンズリーグ 2011-12 決勝の表彰式や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』でも流れている。また、2013年にはイチローと蒼井優出演のキリン「一番搾り」のCMソング、2016年にはスズキの軽ハイトワゴン「スペーシアカスタムZ」のCMソングに起用された。
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