神権政治


神権政治


神権政治(しんけんせいじ、ギリシア語: θεοκρατια,英語: theocracy シオクラシー)または神政政治神聖政治(しんせいせいじ)とは、国家の政体の1種で、特定宗教を統括する組織と、国家を統治する機構が実体的に同等な場合である。対比概念は世俗主義である。ウェブスター辞典は「神の直接の導きによる、または神に導かれたと看做された高官による国家の統治」と定義している。

語源は、古典ギリシア語で「神」を意味する、theos (θεος) と、「支配する」という意味の動詞 kratein (κρατειν) から派生した名詞 kratia (κρατια) との合成語で、「theokratia (テオクラティア) 」とは文字通りには「神による支配」である。フラウィウス・ヨセフスが初めて用いたとされる。

1541年にジャン・カルヴァンは、ジュネーヴにおいて、30年近くにわたって神権政治(または神政政治、セオクラシー)を行って同市の教会改革を強力に指導した。カルヴァンは厳格な統治を行い、市民の日常生活にも厳しい規律・戒規を求めた。


脚注

関連項目

  • 皇道學
  • 政教一致
  • 祭政一致
  • 祭司王
  • トーラー(律法)
  • 教皇
  • 王権神授説
  • 宗教改革
  • 政教分離原則

参考文献

  • E. W. モンター著『カルヴァン時代のジュネーヴ 宗教改革と都市国家』、中村賢二郎・砂原教男訳、ヨルダン社、1978年。



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