ウェストバージニア大学 (英: West Virginia University, WVU) は、アメリカ合衆国ウェストバージニア州モーガンタウンにある、1867年に創立された州立の総合大学。
2011年秋の時点で学生総数は29,616人(うち学部生22,711人)、教員総数は1,870人である。
医学、歯学、薬学、工学など15学部193専攻科目で構成されている。
2015年9月、フォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制を逃れるソフトウエア「ディフィートデバイス」を搭載したディーゼル車の販売を最初に察知したのが、このウエストバージニア大学の代替燃料・エンジン・排ガスセンター(CAFEE)である。
このCAFEEにアメリカでのディーゼル車の排出基準テストを委託したのは、国際クリーン交通委員会(The International Council on Clean Transportation, ICCT)である。
当時、CAFEEには教員7人、フルタイムエンジニアおよび実験助手5人、博士課程および修士課程の大学院生30人以上が所属しており、世界で初めて車載可能な排出ガス試験システムの開発に成功し、ICCTからの依頼により実走行での排出ガスを計測。 アメリカ環境保護庁(EPA)が見抜けなかったフォルクスワーゲンによるディフィートデバイスの不正使用を世界で初めて察知した。
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