松田 学(まつだ まなぶ、1957年〈昭和32年〉11月11日 - )は、日本の政治家、財務官僚。
衆議院議員(1期)、参政党代表(初代)、預金保険機構金融再生部長、郵便貯金・簡易生命保険管理機構理事、東京医科歯科大学教授兼学長特別補佐、財務省関税局管理課長、国土交通省北海道局予算課長、財務省関税局監視課長、同関税企画官、横浜税関総務部長、内閣官房内閣審議官、成田税関支署長などを歴任。
1957年、京都府生まれ。1976年、千葉県立千葉高等学校卒業。1981年、東京大学経済学部卒業後、大蔵省入省(大臣官房調査企画課)。1983年、ボン大学社会経済学研究所留学。その後、洲本税務署長、大阪国税局査察部長、大蔵省大臣官房企画官、東京税関成田税関支署長、横浜税関総務部長、財務省関税局調査課関税企画官、財務省関税局監視課長、国土交通省北海道局予算課長、財務省関税局管理課長、東京医科歯科大学教養部教授、郵便貯金・簡易生命保険管理機構理事、預金保険機構金融再生部長を歴任。
2010年4月27日、財務省大臣官房付を最後に財務省を退官。同年7月、第22回参議院議員通常選挙で神奈川県選挙区にたちあがれ日本から出馬し落選。同年9月、トータル・オペレイティング・プロダクト顧問に就任。同年10月、大樹総研株式会社特別研究員・執行役員に就任。
2011年、医療法人豊岡会顧問に就任。
2012年、第46回衆議院議員総選挙では太陽の党を経て日本維新の会に合流。比例南関東ブロック(比例単独2位)に出馬し、初当選。日本維新の会国会議員団副幹事長、衆議院内閣委員会理事などを務めた。
2014年、日本維新の会分党にあたり次世代の党結党に参加。党政調会長代理に就任した。第47回衆議院議員総選挙では神奈川7区から出馬するも落選。
2016年、自由民主党に移籍し、第24回参議院議員通常選挙に向けて開催されたネット投票ファイナリストとなるが、最終選考で伊藤洋介に敗れたため本選挙には出馬しなかった。
2019年10月、「ジュピタープロジェクト」に関与したとして関係者13人とともに、投資家11人に約1億円の損害賠償請求訴訟を提起される。
2020年4月、政治団体「参政党」を神谷宗幣、KAZUYA、渡瀬裕哉、篠原常一郎とともに結成。2021年12月より赤尾由美、吉野敏明と共に参政党共同代表に就任。
2022年7月10日に執行された第26回参議院議員通常選挙に比例区から出馬したが、落選した。7月15日、参政党の代表に就いたことが発表された。
2023年8月30日、参政党は松田が代表を辞任し、副代表で参議院議員の神谷宗幣が後任の代表に就任すると発表した。神谷はこの日の記者会見で、松田がSNSなどで「党に対して混乱を生むような発言があった」として代表辞任を求めたと説明した。同年9月28日、次期衆院選に比例南関東ブロックから出馬することが発表された。
新潮社『デイリー新潮』など各社の報道によれば、松田を含む関係者13人は、2019年10月に投資家11人より約1億円の損害賠償訴訟を起こされている。原告側の弁護士によれば、仮想通貨やサイバーセキュリティの事業に関与しているとされる「ジュピタープロジェクト」の会社パンフレットに、松田の『サイバーセキュリティと仮想通貨が日本を救う』という著書の折込チラシが含まれており、松田はプロジェクトリーダーの肩書でパンフレットに記載され、説明会でたびたび講演をしていたとされる。原告らは同プロジェクトに投資したが、当初謳われていた利益はほとんど得られておらず、900万円を出した投資家でも、20万円しか戻ってこなかったという。
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