やまなし文学賞(やまなしぶんがくしょう)は、日本の文学賞。正式名称は樋口一葉記念やまなし文学賞。小説部門と研究・評論部門がある。
1992年、樋口一葉生誕120周年を記念して、一葉の出身地である山梨県および山梨県立文学館の主宰で制定された。小説部門は全国から公募し、佳作も含め3点が選ばれ、研究・評論部門は自薦・他薦によって推薦された既刊の単行本もしくは論文から2点が選ばれる。発表は募集翌年度の3月。結果は山梨県立文学館ウェブサイトに公表される。
研究・評論部門は2020年を最後に、受賞作の発表はなく、停止されたもようである。
小説部門は、第20回以降の受賞作の多くが山梨日日新聞社より刊行されている。研究・評論部門は、日本の近世文学・近代文学を扱った研究書が選ばれる場合がほとんどである。
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