ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(Guardians of the Galaxy)は、マーベルコミックスが出版する作品に登場する架空のスーパーヒーローチームである。多数の作家によって作られた既存のキャラクターを使い、ダン・アブネットとアンディ・ランニングによってチームが創造された。アーノルド・ドレイクとジェーン・コーランによって創造された1969年のチームに続き、この名前を使って活動するチームは2組目である。初登場は『Guardians of the Galaxy (vol. 2)』第1号(2008年5月)である。
2014年8月に映画が公開された。
『Guardians of the Galaxy』の第2期(vol. 2)は2008年5月に出版され、ダン・アブネットとアンディ・ランニングが執筆し、『Annihilation: Conquest』のストーリーで登場したキャラクターによる新チームがフィーチャされた。
『Annihilation: Conquest』の展開中に書かれたアブネットとランニングの作品は、彼らがいつか立ち上げたいと思っていた新しいガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのシリーズのための基礎を築いた。
このタイトルはアブネットとランニングが執筆する『Nova vol. 4』と並行して勧め進められた。2作は "War of Kings"と "Realm of Kings" でクロスオーバーした。ポール・ペルティエが最初の7号まで、ブラッド・ウォーカーとウェス・クレイグが第8号から第25号までの作画を務めた。
シリーズは2010年4月に第25号を以て終了した。いくつかのプロットは『The Thanos Imperative』第1-6号と2冊のワンショット(2010年5月、2011年1月)に締結された。
チームは『Avengers Assemble』第4-8号(2012年6月 - 10月)で再結集した。
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーはマーベルNOW!の際、ブライアン・マイケル・ベンディス脚本、スティーヴ・マクニヴン作画による新シリーズが0.1号から始まった。以前のガーディアンたちに加え、新たにアイアンマンがチームに加わった。
クリーによるファランクス侵攻の余波により、スター・ロードは、危機が起こってから反応するのではなく、積極的に銀河を守るために積極的に活動する星間ヒーローのチームを設立することを決定した。このために彼はアダム・ウォーロック、ドラックス・ザ・デストロイヤー、ガモーラ、フィラ・ベル(新クエーサー、ロケット・ラクーン、グルート、そしてサポートスタッフにマンティスを召集した。同盟関係にあるノヴァの勧めにより、テレポーテーションシステムを備える宇宙ステーションノウェアを基地としている。コスモという名の知能の高くテレパス能力を持った犬がノウェアの警備長となり、新チームと密接に働いた。ユニバーサル・チャーチ・オブ・トゥルースとの対決後、チームはヴァンス・アストロと名乗る半記憶喪失の男(初代ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのメジャー・ヴィクトリー)と出会った。アストロはまだ名前が無かったこの新チームに自分たちと同じ「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」を採用するように促した。チームは、結成の際にスターロードがマンティスにテレパシーで他のヒーローたちに参加を強制させていたことが判明すると解散した。
ウォーロックとガモーラはチームに戻り、ウォー・オブ・キングスを伝える。彼らはクリー、シャイア、そしてノウェアに残るものたちの3手に別れた。クリーのチームはブラックボルトとインヒューマンズと話し合うが、彼らは平和的要求を拒否した。一方シャイアのチームはヴァルカンとインペリアル・ガードの攻撃を受け、そして彼らはスタージャマーズと同盟した。
31世紀のガーディアンズはスター・ロード、マンティス、バグ、ジャック・フラッグ、コスモらに、戦争終結時にザ・フォルトと呼ばれる全てを破壊するエネルギー・リフトが作られると警告し、彼らを同時代へと連れて行った。未来へ連れてこられたスターロードのチームは、21世紀のウォーロックからメッセージを受け取った。ウォーロックはザ・フォルトの製造を止めることができなかったが、定期的に未使用となる期間を作ることに成功した。スターロードのチームはカーンの助けにより元の時空に戻るが、メイガスによりマンティス、コスモ、メジャー・ヴィクトリー、マーティア、ガモーラが倒された。
マーティアはメイルストロムの助けにより自らを解放し、マンティスがテレパシーで他のガーディアンズに救助を求めることができるようにした。彼らが助けに来た際、フィラ・ベルはメイルストロムの誤解によりサノスを開放してしまう。サノスはマーティアを殺害するが、ガーディアンズによって捕らえられ、ノウェアに閉じ込められる。
宇宙が「キャンサーバース」と呼ばれる平行世界と繋がり、異世界人からの侵略が始まった際、ガーディアンズは戦争早期終結のためにサノスと組むことにした。途中、ドラックスがサノスを攻撃し、殺害される。彼らは最終的に戦争終結に成功するが、サノスは激怒し、皆殺しを決意する。スターロードはノヴァと共に崩壊するキャンサーバースに残り、ほかのガーディアンズを逃がした。
スターロードの死後、ガーディアンズは解散した。まだ目的を信じているコスモは「アニヒレーターズ」の名のもとに別のチームを結成した。ロケット・ラクーンとグルートは後に再開し、ガーディアンズの意志を継ぐことを決意した。
新チームは地球に降り立ちサノスに対抗するアベンジャーズを支援した。
シリーズは肯定的な評価で始まった。2008年5月の第1号の推定売上は3万9854部であり、月間コミック売上で61位であった。第1号と第2号は完売し、後にコレクテッド・エディションが発売された。
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの実写3D映画が2014年8月1日に公開された。監督はジェームズ・ガンであり、ニコール・パールマン、クリス・マッコイ、ガンが脚本を執筆する。2012年7月にコミコン・インターナショナルで製作スタジオのマーベル・スタジオズで告知されドラックス・ザ・デストロイヤー、グルート、スター・ロード、ロケット・ラクーン、ガモーラが描かれたコンセプトアートが公開された。2013年2月、クリス・プラットがスターロード役にキャスティングされた。撮影は2013年6月に始まり、イギリスのシェパートン・スタジオで行われる。
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