Aller au contenu principal

ティキ・ゲラナ


ティキ・ゲラナ


ティキ・ゲラナ(Erba Tiki Gelana、1987年10月22日 - )はエチオピアの陸上競技選手、専門は長距離走・マラソン。ロンドンオリンピック・女子マラソン金メダリスト。ロンドンオリンピックで2時間23分07秒のオリンピック新記録を樹立した。2011年のアムステルダムマラソンと2012年のロッテルダムマラソンの優勝者でもある。

経歴

エチオピア中部のオロミア州アルシ県ベコジ村出身、ベコジ村は標高2800mの高地にある。ティキが本人の名前で、ゲラナは父親の名前である。従兄弟に2000年シドニーオリンピック男子マラソン金メダリストのゲザハン・アベラがいる。他の同村出身者にデラルツ・ツル、ケネニサ・ベケレ、ティルネシュ・ディババらがいる。

ティキは2004年のグレートエチオピアンランで4位に入った。2006年にはスペインのロードレースに数回出場して勝利も飾っている。2007年に来日して同年6月から12月までデンソーに所属、12月の山陽女子ロードレースは同年の女子10kmエチオピアランキング3位となる31分54秒の記録で優勝した。

2008年5月、ワールド10Kバンガロールで4位に入った。6月にヨーロッパの陸上サーキット大会へ出場し、ベルリンのISTAF・5000mで15分17秒74、オストラヴァのゴールデンスパイク・10000mで31分27秒80の自己ベストを記録した。11月のデリーハーフマラソンでは1時間10分22秒を記録して6位に入った。

2009年2月のラアス・アル=ハイマハーフマラソンはデリーよりも2分以上記録を落として、16位に終わっている。同年9月に行われたバージニアビーチのロックンロールハーフマラソンは、2秒差の2位に入った。同年10月、ティキはダブリンマラソンに出場してマラソンデビューを飾り、2時間33分49秒の記録で3位に入った。2010年に出場したロザンゼルスマラソンとダブリンマラソンは共に4位だった。

2011年10月、ティキはアムステルダムマラソンに出場、30km以降に抜け出して独走し2時間22分08秒の大会新記録で優勝を飾った。従来の大会記録はゲテ・ワミが2002年に記録した2時間22分19秒だった。2012年2月、ティキは香川丸亀国際ハーフマラソンに出場、自己ベストを更新する1時間08分48秒の記録で優勝を飾った。4月のロッテルダムマラソンは2位との差を5分近く開ける独走で優勝を飾った。世界歴代4位(当時)となる2時間18分58秒を記録し、エチオピア新記録を樹立した。

2012年8月5日、ロンドンオリンピック・女子マラソンはスタート前から雨が降りだし、時折雨脚が強まる中レースが行われた。ティキはレース中に転倒して肘を負傷するアクシデントもあったが、41km付近でスパートすると2時間23分07秒のオリンピック新記録で優勝した。従来のオリンピック記録は高橋尚子がシドニーで記録した2時間23分14秒だった。同年9月に出場したグレートノースランはティルネシュ・ディババ、エドナ・キプラガトに次ぐ3位となり、1時間07分48秒を記録した。

2013年、2月の香川丸亀国際ハーフマラソンで2年連続優勝を飾った。4月に出場したロンドンマラソンは15㎞付近の給水で男子車いす選手の追突を受けて転倒、完走したが16位となっている。8月にモスクワで開かれた世界選手権では、ロンドンオリンピックに次ぐ世界大会優勝を目指してエントリーし、優勝候補筆頭に挙げられていたが、37℃に達する猛暑の為、途中棄権した。

自己記録

成績

脚注

  • ティキ・ゲラナ - ワールドアスレティックスのプロフィール(英語) - プロフィール・記録に関して

外部リンク

  • ティキ・ゲラナ - 国際オリンピック委員会 (英語)
  • ティキ・ゲラナ - オリンピックチャンネル
  • ティキ・ゲラナ - Olympedia (英語)
  • ティキ・ゲラナ - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
  • ティキ・ゲラナ - 国際陸上競技連盟 (英語)
  • ティキ・ゲラナ - TrackField.brinkster.net (英語)
  • ティキ・ゲラナ - Munzinger Sports Archives (ドイツ語)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ティキ・ゲラナ by Wikipedia (Historical)



INVESTIGATION