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日本野球機構


日本野球機構


一般社団法人日本野球機構(にっぽんやきゅうきこう、英語: Nippon Professional Baseball Organization、略称:NPB)は、日本プロ野球のJERAセントラル・リーグ(セ・リーグ、セ)及びパーソル パシフィック・リーグ(パ・リーグ、パ)を統括する文部科学省スポーツ・青少年局所管であった一般社団法人である。一般に日本国内で「プロ野球」はこの日本野球機構が統括するものを指す。

2005年以前の英語表記は、Professional Baseball Organization of Japan としていた。

メジャーリーグベースボールに次ぐ世界第2位の野球リーグとする評価も見られる。

沿革

構成

日本野球機構定款により以下が設置されている。

社員

会員は球団であって「会員」を「社員」と定義している。

  • 株式会社北海道日本ハムファイターズ
  • 株式会社楽天野球団
  • 株式会社西武ライオンズ
  • 株式会社読売巨人軍
  • 株式会社ヤクルト球団
  • 株式会社千葉ロッテマリーンズ
  • 株式会社横浜DeNAベイスターズ
  • 株式会社中日ドラゴンズ
  • オリックス野球クラブ株式会社
  • 株式会社阪神タイガース
  • 株式会社広島東洋カープ
  • 福岡ソフトバンクホークス株式会社

オーナー会議

  • 会員たる球団を保有している事業所を代表するものをオーナーと定義している。
  • オーナー会議が「社員総会」として開催され、「日本プロフェッショナル野球組織」の最高議決機関と定義している。

会長

役員として「理事」と「監事」が設置され、「理事会」の最高責任者である「会長」は「日本プロフェッショナル野球組織」の「コミッショナー」を兼任する。日本野球連盟時代の1949年に一時期、正力松太郎がコミッショナーに就任したが、公職追放中ですぐに退任した。

日本プロフェッショナル野球組織

同様に両リーグをまとめる組織として「日本プロフェッショナル野球組織」が2007年度まで存在した。機構と組織は、英語表記「NPB = Nippon Professional Baseball」を共有し、「組織」は競技や選手契約に関わる規則を「機構」は興行をそれぞれ分担する一方、「組織」のコミッショナーが「機構」の会長を兼任するなど両者の関係は曖昧だった。2004年のプロ野球再編問題で論点とされた責任所在や事態収拾などの不手際を契機に、2008年度から「組織」は社団法人である「機構」の内部組織とされた。従来はそれぞれ設けたコミッショナー事務局、セ・リーグ事務局、パ・リーグ事務局を、コミッショナー事務局に統合した。

業務

  • 日本選手権シリーズ試合およびオールスター試合の主催(協約第8条第6項)
  • コミッショナーの経費を含む日本プロフェッショナル野球組織の経費の負担(協約第12条)
  • ワールド・ベースボール・クラシックなど世界大会で野球日本代表の編成や派遣。
  • 新人選手選択会議の主催。

呼称

  • 2リーグをセ・リーグ、パ・リーグの順で「セ・パ」と称する事例が多い。要因として、英語表記それぞれの頭文字 CentralのC、PacificのP のアルファベット順、2リーグ制移行時にセ・リーグが先行した、巨人のV9などを契機にセ・リーグの観客動員数が増加してマスメディアが「人気のセ」と扱う一方で、パ・リーグは「実力のパ」とされて人気低迷が続いた、ことなどが挙げられる。
  • 公式記録における球団の呼称(略称)は原則として、「ジャイアンツ」「カープ」など狭義のチーム名部分を外して用いる。読売ジャイアンツは「読売」、広島東洋カープは「広島東洋」など、マスメディアの用法と異なる。
    • アトムズなど該当部分のみが正式チーム名である場合はチーム名部分のみで呼称する。大阪タイガースは「大阪」ではなく「阪神」、日拓ホームフライヤーズは「日拓ホーム」ではなく「日拓」などの例外もある。
    • 1946年以前は「軍」を除いたチーム名部分を用い、東京巨人軍は「巨人」、後楽園イーグルスは「イーグルス」などと称した。

スローガン

2004年から、シーズン毎にスローガンを制定している。

Collection James Bond 007

NPBパートナー企業・団体(企業・団体五十音順)

オリンピック競技復帰運動

2015年に、2020年東京オリンピックで野球とソフトボールを正式種目に復帰させるキャンペーンを、社会人の(一財)日本野球連盟、ソフトボールの(公財)日本ソフトボール協会と連携して催した。2015年度野球・ソフトボール公式戦で映像装置が設置されている球場やCS衛星放送の実況中継などで、「#キャッチボール」として著名人がNPBとソフトボールの選手・OB・OGと疑似キャッチボールする映像を送出した。

出演者

Jリーグとの協業

新型コロナウイルスの流行問題を受け、2020年3月に公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と協業で新型コロナウイルス対策連絡会議と専門家チームを設置した。同年3月3日から定期的な連絡会議を開催。2年8か月後の2022年11月28日の第68回連絡会議で定期開催を終了した。

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 全日本野球会議
  • NPBエンタープライズ
  • 特別応援許可
  • 私設応援団

外部リンク

  • NPB.jp 日本野球機構
  • 日本野球機構 (@npb) - X(旧Twitter)
  • 日本野球機構 (npb.official) - Facebook
  • 日本野球機構(NPB)公式チャンネル - YouTubeチャンネル
  • NPB eスポーツ公式チャンネル - YouTubeチャンネル

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 日本野球機構 by Wikipedia (Historical)


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