BULLET CLUB(バレット・クラブ)は、新日本プロレスのヒールユニット。
所属選手は外国勢中心で構成しており、日本人選手としては高橋裕二郎、石森太二、外道、 KENTA、EVIL、ディック東郷、SHO、金丸義信、成田蓮が参加している。そのほとんどの選手が正統派ファイトを売りにした人気の高い選手達であり、前所属のユニットの選手・タッグパートナーを裏切って加入することが多い。また、突如として加入するパターンもある。一部の選手は、加入直前や加入前の時期頃に、不穏・不可解な行動やコメントをしており、それらが実質的な加入への伏線となっている。ユニットに加入すると同時にヒールターンする形にはなるが、ジェイ・ホワイトや外道、EVIL、東郷、高橋といった加入前からヒール色の強かった選手もいる。メンバーは、指でピストルの引き金を引くポーズを見せている。
結成当初は主にタイトルマッチなどで、メンバーが介入したり、凶器を使ったりといった反則行為が定着していた。それでもノーコンテスト(無効試合)にしないことは疑問点が多い。
現在もなお、そのような度を超した反則行為はもちろん、メンバーの対戦試合が行われると仲間の乱入で対戦を妨害したり、メンバーが敗北する3カウント決着寸前のところでレフェリーをリングから引っ張り出したりと、問題行動が多く目立っている。反則で勝利しても観客からブーイングが出るなど批判も絶えないゆえ、対戦相手からは極悪非道の軍団とも揶揄されるようになっている。
その一方で、考えの違いや仲間に対する不満などから、内部分裂・対立や追放も度々起きている。
2013年2月3日、タッグマッチながらプリンス・デヴィットが当時のIWGPヘビー級王者であった棚橋弘至からピンフォール勝ちを奪い、同王座への挑戦を視野に入れる発言をした。その1ヶ月後の3月3日、デヴィットはノンタイトルながら棚橋とのシングルマッチが組まれ対戦するも、敗戦した。その後、デヴィットはTwitter上で選手に対して無差別に挑発的なツイートを送り始める。4月5日、デヴィットはアレックス・シェリーを相手にIWGPジュニアヘビー級王座の三度目の防衛に成功した。だが、試合後にデヴィットはリング上で横たわるシェリーを踏みつける暴挙を敢行するなど、次第に残虐性を見せつけていく。
4月7日、INVASION ATTACKで田口隆祐とのタッグチームApollo 55としてKUSHIDA & シェリー組のTIME SPLITTERSが保持するIWGPジュニアタッグ王座に挑戦したが、田口がKUSHIDAに敗れベルト奪取はならなかった。その後、デヴィットが田口を強襲しApollo 55の解散を宣言した。同時に強襲に加担したバッドラック・ファレを「バウンサー(用心棒)」に就け、デヴィットは自らリアル・ロックンローラ(Real Rock'n Rolla)と称した。
5月3日福岡国際センター大会でデヴィットはファレとタッグを組み、田口 & キャプテン・ニュージャパン組と対戦。デヴィットはこの試合に勝利を収めた後、ユニット名を「BULLET CLUB(以降BC)」と命名した。さらに同日、行われた棚橋 vsカール・アンダーソンの試合後に乱入、試合を終えたばかりのアンダーソンとそのセコンドに付いていたタマ・トンガと結託し、リング上で棚橋を袋叩きにした。
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