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杉山清貴


杉山清貴


杉山 清貴(すぎやま きよたか、1959年7月17日 - )は、日本の歌手・シンガーソングライター(主に作曲担当)。横浜市磯子区出身、横浜市立岡村中学校、横須賀学院高等学校卒業。身長167cm、血液型はAB型。

来歴・人物

  • 杉山清貴&オメガトライブの前身となる「きゅうてぃぱんちょす」で第19回ヤマハポピュラーソングコンテスト(通称:ポプコン)に出場し、「GOSPELの夜」で入賞。ポプコン入賞後、メジャーデビューのオファーを受けながらもオリジナル楽曲の完成度に納得できず、誘いを断りデビューへの道を模索していた。後の所属事務所「トライアングル・プロダクション」(当時)の社長だった藤田浩一はポプコン入賞以降、同バンドに注目しており、デビューの条件としてプロによる提供楽曲の演奏を提示、バンドはこれを受け、「杉山清貴&オメガトライブ」と名を変え、1983年『SUMMER SUSPICION』でレコードデビューした。
  • ほか杉山清貴&オメガトライブ時代の代表曲には、1984年『君のハートはマリンブルー』、1985年『ふたりの夏物語 -NEVER ENDING SUMMER-』『サイレンスがいっぱい』などがある。
  • 1985年末をもって、オメガトライブを解散する。
  • 1986年5月に『さよならのオーシャン』でソロ歌手としてデビューし、20万枚のヒットとなる。
  • 趣味はボディボードで、現在はハワイを第二の拠点としている。彼のエッセイ本「ANOTHER STORY」(1989年出版)では彼の音楽への目覚めの時のことや「きゅうてぃぱんちょす」から杉山清貴&オメガトライブを経てソロデビューするまでのことが振り返られている。
    • 少年時代に強くビートルズに影響を受けた。小学4年生の時、ラジオでビートルズの『イエスタデイ』を聴き、ロックに目覚め、中学入学までにビートルズのレコードを全て買い揃えていた。そのビートルズの中でも、ジョージ・ハリスンにあこがれていた。そして、ジョージの持つフェンダー・ストラトキャスターが欲しくてたまらなかったが、中学時代に最初に買ったギターはフォーク・ギターだった。洋楽に傾倒する一方で日本のフォークロックにも強く興味を示しており、吉田拓郎や井上陽水を本気で聴いていた。
    • 高校時代にはアメリカンロックに夢中になり、サンタナのコピーバンドに所属していた。
    • その後、R&Bやブルースに傾倒し、オーティス・レディングのように歌いたいと思ったが「自分の声はキレイ過ぎる」と、酒を浴びるほど飲んでタバコを吸って声を潰そうとするが、すぐに元の声に戻ってしまう。こんなことを繰り返し、どんどん喉は強くなっていったと語る。
    • 「きゅうてぃぱんちょす」時代にはドゥービー・ブラザーズのコピーを主な活動としていた。
  • 漫画『湘南爆走族』の大ファンを公言しており、「湘爆の音楽を作りたい」と言い続けていたところ、1988年OVA『湘南爆走族4ハリケーンライダーズ』の主題歌『BOYS OF ETERNITY - 永遠の少年達 -』をリリースすることになった。
  • デビュー当初の杉山はサングラスを掛けていなかったが、その後、間もなくして常に黒いサングラス姿でメディアに登場している。これはデビュー間もない頃、ライブの前に痛飲して顔が腫れたため、それを隠すためだったが、ファンからは好評だったことから継続。トレードマークのようになっていたが、オメガトライブ時代、ザ・ベストテンにて『ふたりの夏物語』が第1位を獲得した際「サングラスを外した素顔で歌う姿が見たい」というファンからのリクエストに応え、トーク時にサングラスを外して歌った。
  • 私生活では一女の娘を持つ父である。

エピソード

  • 幼少期の初恋は『レインボー戦隊ロビン』のリリ。次に好きになったのは『ドロロンえん魔くん』の雪子姫。
  • アコースティックデュオ・ゆずの岩沢厚治と北川悠仁は、杉山の中学の後輩にあたる。ほかにも岡村中は、佐野元国や神取忍らを輩出している。

略歴

  • 1980年 - 「きゅうてぃぱんちょす」として第19回ポピュラーソングコンテストに出場、「GOSPELの夜」を披露し入賞。
  • 1983年 - 「きゅうてぃぱんちょす」から「杉山清貴&オメガトライブ」とバンド名を変更。同年4月、VAPからシングル『SUMMER SUSPICION』でメジャー・デビュー(レコードリリース前の3月27日、第12回東京音楽祭ゴールデンアップル賞を受賞し、日本武道館での生放送で初披露)。
  • 1985年 - シングル『ガラスのPALM TREE』、アルバム『FIRST FINALE』を最後にオメガトライブ解散。
  • 1986年 - ソロ活動を開始。『さよならのオーシャン』でソロ・デビュー。
  • 1987年 - 『水の中のAnswer』がソロとして初めてオリコンチャート1位を獲得した。
  • 1990年 - ワーナー・パイオニアへレコード会社を移籍。
  • 時期不明 - トライアングルプロダクションからホリプロに移籍。
  • 2000年 - VAPへ再移籍する。
  • 時期不明 - ホリプロを退社し独立、「有限会社マスターワーク」設立、後に「株式会社アイランドアフタヌーン」に改組。
  • 2013年 - デビュー30周年、キングレコードへ移籍。
  • 2016年 - ソロ・デビュー30周年、キングレコードから『OCEAN』が発売。
  • 2019年 - ももいろ歌合戦(BS日テレ・ニッポン放送・AbemaTVなど)へ初出場。
  • 2020年12月 - ファンクラブをリニューアル。コミュニティ型ファンクラブ「Fanicon(ファニコン)」上に公式ファンクラブ「Island afternoon online」を開設。
  • 2020年12月27日 - 20年以上実施している野外ライブのスペシャル版「SUGIYAMA,KIYOTAKA High & High 2020 Special Edition in Winter」を東京国際フォーラム ホールCにて開催。2016年以来となるフルバンドでのライブの模様をWOWOWにて生中継した。

ディスコグラフィ

シングル

デュエット・シングル

アルバム

オリジナル・アルバム

コンピレーション・アルバム

ミニ・アルバム

ベスト・アルバム

カバー・アルバム

セルフカバー・アルバム

企画アルバム

ライブ・アルバム

合同ベスト・アルバム

  • 杉山清貴/オメガトライブ スーパー・ベスト(2006年8月23日、ワーナーミュージック・ジャパン)
    • 杉山清貴&オメガトライブと杉山清貴のベスト・アルバム
  • 杉山清貴 オメガトライブ ベスト&ベスト(2012年2月20日、ワーナーミュージックジャパン)
    • 杉山清貴、1986オメガトライブ、カルロス・トシキ&オメガトライブ、カルロス・トシキのベスト・アルバム

未発表曲

  • WE CAN(1993年)
    • 積水化学CMソング

タイアップ曲

アーティストへの提供曲

メディア

ラジオ番組(レギュラー)

  • 杉山清貴のマスタックス青春トライアングル(1985年4月 - 10月、TBSラジオ、土曜日22:30 - 23:00)
  • 杉山清貴のロッテリア・サウンドウェーブ(1986年 - 1989年4月、TBSラジオ)
  • 杉山清貴&松本和巳のセイ!ヤング21(2002年10月 - 2003年3月、文化放送、木曜日19:00 - 21:00)
  • 杉山清貴のオールナイトニッポン(1986年4月8日 - 9月、ニッポン放送、月曜日27:00 - 29:00)
  • 杉山清貴 海のチャンネル(JFN系列のラジオ番組)
  • 杉山清貴JP INDEX(エフエム富士のラジオ番組)
  • D埠頭PM4(FMヨコハマのラジオ番組)
  • bay area kids(CROSS FM、月曜日15:00 - 16:00)
  • α-MONTHLY COLORS(2003年6月、α-STATION、日曜日23:00 - 24:00)

ラジオ番組(ゲスト)

  • 中島みゆきのオールナイトニッポン(1986年7月14日、ニッポン放送)

テレビ番組

  • なんでもQ(2000年、NHK教育テレビ) - ザ・ビーチ・ボーイズ『サーフィン・U.S.A.』のパロディ曲『サーモンU.S.A.』を歌唱。西原俊次と共演
  • THE夜もヒッパレ(日本テレビ)
    • 本物サザン突然乱入・マックス興奮&M号泣▽タンポポ&ミーシャ山崎も新曲(2000年7月15日)
    • 少年隊が今夜…新仮面舞踏会2001発表▽大物M&久しぶりSのキンキに新妻J(2001年2月17日)
    • 祝8年目突入!!初登場1位はビーズ?福山?後藤真希?▽超セクシーMにジャニーズJr.ア然(2001年4月14日)
    • トキオ全員集合 長瀬・松岡ア然…野村沙知代が深田恭子?▽超人気Kがキンキ(2001年6月23日)
    • ビーズ&トキオ&安室チャゲ&アスカも新曲ネプチューン乱入で(秘)お色気娘が(2001年8月25日)
    • 「サマーソングリクエストSPECIAL」リクエストで決定!!夏の歌ベストテン発表▽サザン夏の名曲ライブに水着美人!?▽グッチ裕三vsパパイヤ鈴木(2002年6月29日)
  • 速報!歌の大辞テン!!(日本テレビ)
    • 「珍しいお宝ヒット曲のS63年」光ゲンジ・幻のアイドル3人組VS鈴木あみ・ドリカム・Jフレンズ(2000年1月12日)
    • 昭和61年1月のトップ10!〜今から18年前〜(2004年1月28日)
    • 復活!歌の大辞テン「冬のスーパーヒット曲 昭和vs平成のTOP20」(2005年12月25日)
  • オススメッ!「北海道 金森ホール」『杉山清貴のオススメッ・北海道 金森ホール』(2000年7月30日)
  • SMAP×SMAP(2000年11月20日、フジテレビ)
  • オレ達のWell歌夢(2001年9月3日、テレビ東京)
  • あしたのJ(2001年9月9日、日本テレビ)
  • カヴァーしようよ!(2002年7月29日、テレビ東京) - 安全地帯の「ワインレッドの心」をカバー
  • スイスペ!(2003年5月14日、テレビ朝日)
  • 2003 日本海夕日コンサート(2003年9月20日、テレビ朝日) - 2003年8月10日に行われたコンサートを放送
  • 決定!これが日本のベスト100(2003年12月14日、テレビ朝日)
  • スタジオパークからこんにちは(2004年2月6日、NHK)
  • 快適!ズバリ(2004年8月10日、2005年1月18日、テレビ朝日〈関東ローカル〉)
  • ザ・ベストテン2004(2004年12月30日、TBSテレビ)
  • ハート・オブ・ザ・シー with 杉山清貴 2004(2004年9月5日〈初回放送〉、チャンネルNECO) - 映画「ハート・オブ・ザ・シー」について語る
  • 1億3000万人が選ぶ 真夏の音楽の祭典 2005(2005年7月24日、日本テレビ)
  • 笑っていいとも!(2006年8月21日、フジテレビ) - テレフォンショッキングコーナーに出演。マイク真木からの紹介
  • みゅーじん〜音遊人(2006年10月1日、テレビ東京)
  • BLITZ INDEX(2007年10月23日、TBS)
  • 世界バリバリ★バリュー(2008年1月23日、TBS)
  • 朝のヒットスタジオ(2008年3月13日、フジテレビ) - 杉山清貴名義で「ふたりの夏物語-NEVER ENDING SUMMER-」を歌唱
  • 小熊のベア部屋(2009年7月8日、日本テレビ)
  • HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP(2009年7月13日、フジテレビ) - 「今聴きたい名曲HEY!HEY!HEY!」で「さよならのオーシャン」と「ふたりの夏物語 -NEVER ENDING SUMMER-」をメドレーで歌唱
  • おんがく白書 #12(2011年2月16日〈初回放送〉、CS大人の音楽専門TVミュージック・エア) - 不定期再放送あり
  • 究極ヒットパラダイス!〜アラフォー・エンドレス・サマー(2009年8月14日、NHK)
  • にっぽんの歌(テレビ東京)
    • 第41回夏祭りにっぽんの歌(2010年7月2日)
    • 第53回年忘れにっぽんの歌(2020年12月31日)
  • ミューズの晩餐 My Song, My Life #116(2010年7月10日、テレビ東京) - 千住明と共に出演
  • グッとくる歌謡祭(2010年10月10日、テレビ朝日) - 自身の"グッとくる曲"として荒井由実の「あの日にかえりたい」を挙げ歌唱。他に「君のハートはマリンブルー」を歌唱
  • 時代が選んだNo.1 永遠の名曲歌謡祭(2011年1月5日、テレビ朝日)
  • ライオンのごきげんよう(2011年4月19日・20日・21日、フジテレビ)
  • ミュージックフェア(2011年9月3日・10日、2016年8月6日、フジテレビ)
  • ガールズ・トラベラー〜女旅「自転車で巡るハワイ・オアフ島の旅」(2011年12月30日、テレビ東京)
  • FNSうたの夏まつり(フジテレビ)
    • 2012 FNSうたの夏まつり(2012年8月8日)
    • 2013 FNSうたの夏まつり(2013年7月31日)
    • 2015 FNSうたの夏まつり(2015年7月29日)
    • 2016 FNSうたの夏まつり(2016年7月18日)
  • プレミア音楽祭2012(2012年9月9日、テレビ東京)
  • ハモネプリーグ(フジテレビ)
    • 芸能人アカペラ王決定戦ハモネプ☆スターリーグ〜名場面全て見せますSP〜(2013年3月31日)
    • 芸能人アカペラ選手権 ハモネプ★スターリーグ3(2013年4月2日、フジテレビ)
    • チャンネルΣ・芸能人最強アカペラ王者決定戦ハモネプ☆スターリーグ(2013年10月5日)
  • 芸能人今でもスゴい!懐かしの100人すべて見せます生放送スペシャル!(2014年1月4日、フジテレビ)
  • 水曜歌謡祭(2015年7月8日、フジテレビ)
  • 北原輝久×テミヤン 湘風音楽堂Part1、Part2(2015年7月16日他、J:COMチャンネル)
  • クロスカヴァー・ソングショー#13 杉山清貴×辛島美登里〈前編〉・#14 杉山清貴×辛島美登里〈後編〉(2015年8月5日・12日〈初回放送〉、歌謡ポップスチャンネル)
  • 金曜7時のコンサート〜名曲!にっぽんの歌〜(2016年8月5日、テレビ東京)
  • ゴゴスマ -GO GO!Smile!-(2017年8月8日、TBS) - 「J-POPの王道」として紹介される。アルバム「Driving Music」の告知
  • 徹子の部屋(2018年6月5日、テレビ朝日) - 「南佳孝&杉山清貴」として出演
    • 第14回「徹子の部屋」コンサート『名曲満載!爆笑と感動の『徹子の部屋』コンサート』(2020年1月21日) - 2019年11月27日に東京国際フォーラム ホールAで行われたコンサートの模様を放送。「南佳孝&杉山清貴」として出演している。
  • ノンストップ!(2018年9月11日、フジテレビ) - 「行きつけ教えます」コーナーに出演。
  • ももいろ歌合戦(2019年12月31日、BS日テレ・ニッポン放送・AbemaTVなど)
  • MA HEADLINES(ミュージック・エア) - 不定期再放送あり
    • #452(2020年5月9日〈初回放送〉)
    • #504(2023年6月3日〈初回放送〉)
  • ザ・カセットテープ・ミュージック(2021年1月3日、BS12 トゥエルビ)
  • 新・乃木坂スター誕生! #21(2022年9月12日、日本テレビ)

ほか

映画

  • アイドルを探せ(1987年、松竹) - 藤谷靖夫 役
  • ハート・オブ・ザ・シー(2003年、第一通信社) - 本人 役 ※音楽提供
    • 『日本サーフィン連盟』のオフィシャル・ムービー、杉山自身も同連盟からオフィシャルミュージシャンになっている。

学園祭

  • 宇部フロンティア大学短期大学部(1986年 第27回)
  • 慶應義塾大学(1987年)
  • 明治学院大学(1994年)

その他

  • 24時間テレビ 「愛は地球を救う」10(1987年8月22日)SAVE THE CHILDRENコンサート

※1週間前に放送された事前特番では、スタジオライブを行っている。

  • ラオスフェスティバル2015(日本ラオス国交60周年イベント)ライブ(2015年5月24日)

※前日5月23日には楽曲提供した村田和人も同イベントに出演している。

関連項目

  • ホリプロの人物一覧
  • 大津あきら
  • 亜蘭知子
  • 佐藤準
  • 笹路正徳
  • 木戸やすひろ
  • 小島良喜
  • 石田燿子(杉山のファンである芸能人)
  • 佐野元国(中学校の同級生。槙原寛己がバックスクリーン3連発を被弾した時の捕手)
  • Hits on TV
  • クリスマスの音楽一覧
  • 東京都のご当地ソング一覧
  • 九州・沖縄地方のご当地ソング一覧
  • ならず者 (曲)
  • 横浜 7th AVENUE
  • 濵田酒造(濵田酒造とゆかりがある有名人)
  • ボーイスカウト(ボーイスカウト出身の著名人)
  • 両津勘吉(『こちら葛飾区亀有公園前派出所』96巻「それぞれの夏…の巻」にて杉山の名前が由来である両津の異名キャラが登場)
  • 林哲司
  • サカナクション(杉山清貴をイメージした「忘れられないの」のMVを作成)

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 公式サイト Island afternoon
  • 杉山清貴の「果報は寝て待て」
  • 杉山清貴 (@islandafternoon) - Instagram
  • Kt's Paradise 杉山清貴 official - YouTubeチャンネル
  • 杉山清貴 - YouTubeプレイリスト

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 杉山清貴 by Wikipedia (Historical)


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