エクスプレス鳥海号(エクスプレスちょうかいごう)は東京都と秋田県由利本荘市を結ぶ夜行高速バスである。
本稿では改名前の愛称であるドリーム鳥海号(ドリームちょうかいごう)についても記載する。
運行会社
- 羽後交通
- 本荘自動車営業所担当、ツーマン運行。
- 電話予約は、横手市にある高速バス予約センターが担当する。発券は、本荘自動車営業所など、羽後交通の高速バス券が発券できる拠点であればどこでも可能。
- 関東バス
過去の運行会社
- ジェイアールバス東北
- 乗務員は福島支店担当、ワンマン運行(福島西ICで交代)。車両は秋田支店所属。
- ジェイアールバス東北側への運行に関する連絡先は、同社ホームページでは福島支店となっていた。乗車券の電話予約は、ジェイアールバス東北側では受付しない。
- 東京側の運行支援業務はJRバス関東東京支店が行っていた。
運行経路
現行
新宿駅西口(14番のりば) - 東京駅(乗車:八重洲南口、降車:日本橋口) - (東京発は宝町出入口、本荘発は呉服橋出入口) - (首都高速道路) - (川口JCT) - (東北自動車道) - (村田JCT) - (山形自動車道) - (鶴岡JCT) - (日本海東北自動車道) - (酒田IC) - (国道7号) - 象潟駅前 - 金浦駅前角 - 仁賀保駅前 - 西目高校前 - 羽後本荘駅前 - 本荘営業所
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- ※月山道路が通行止めの場合、旧運行経路で運行される場合がある。
旧運行経路(2001.2.28まで)
東京駅 - (首都高速道路) - (川口JCT) - (東北自動車道) - (村田JCT) - (山形自動車道) - (山形北IC) - (国道13号) - (新庄市) - (国道47号) - (立川町) - (国道7号) - 象潟駅 - 金浦駅前角 - 仁賀保駅前 - 西目高校前 - 羽後本荘駅 - 本荘営業所
運行回数
歴史
- 1992年(平成4年)2月11日: 『ドリーム鳥海号』として運行開始。
- 1996年(平成8年)2月28日: JRバスの担当が象潟営業所から秋田支店となる。
- 2001年(平成13年)3月1日: 山形北IC - 酒田IC間が高速道経由となり、所要時間を35分短縮。
- 2007年(平成19年)11月30日: 同日の本荘発便より降車場所が東京駅日本橋口となる。
- 2009年(平成21年)11月1日: 同日出発便よりコンビニエンスストア(ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクス)での乗車券発売を開始。
- 2011年(平成23年)
- 3月19日: 同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により運休していたが、この日の本荘発の便(東京発は翌3月20日)より羽後交通が関越自動車道経由で隔日運行を再開。
- 3月28日: この日の出発便よりJRバス東北も運行を再開、通常運行に戻る。
- 2014年(平成26年)4月1日: 運賃改定(運賃の詳細は運行各社のサイトを参照)。
- 2018年(平成30年)10月1日: この日よりJRバス東北が運行を休止、羽後交通の単独運行となる。
- 2019年(平成31年)4月1日:この日より関東バスが参入、あわせて愛称を『エクスプレス鳥海号』に改名。
- 2020年(令和2年)
- 4月1日:新宿駅西口まで延伸するとともに、カレンダー運賃(S・A・B・C・Dの5段階)を導入。これに伴い往復割引を廃止。
- 4月7日:新型コロナウイルスの影響に伴う需要減少等により、この日の出発便より当面の間運休。
- 2021年(令和3年)
- 8月6日: この日の出発便より、同年8月15日出発便までの期間限定で運行再開。
- 9月2日: この日の新宿出発便より同年9月30日新宿出発便まで(本荘出発便はいずれも翌日)、関東バスが週末限定で運行を再開。
- 12月24日: この日の新宿出発便より、年末年始の期日限定で運行を再開。
- 2022年(令和4年)
- 3月18日: この日の新宿出発便より、同年5月7日新宿出発便までの期日限定で運行を再開。
- 7月15日: この日の新宿出発便より、同年8月27日までの金曜日・土曜日・祝前日(本荘発はそれぞれ翌日、関東バス単独)限定で運行を再開(但し8月10日 - 8月15日は毎日運行となり、羽後交通も運行し、関東バスは2階建バスで運行した)。
- 12月28日: この日の出発便より、2023年1月6日までと、東京発1月7日、本荘発1月8日の期間限定で運行。
- 2023年(令和5年)12月29日 - この日の出発便より、同年12月30日までと、1月2日から1月7日までの期間限定で運行。
- 2024年(令和6年)
- 4月26日 - この日の出発便より、4月29日までと、5月2日から5月5日までの期間限定で運行(予定)。
車両
原則的にトイレ付独立3列シートの日野・セレガSHD、三菱ふそう・エアロクイーンが使用される。
羽後交通の運行開始当時の車両はボルボ・アステローペであった。JR系のバス事業者ではないものの、これがドリーム号では初のアステローペ導入と見ることもできる。なおこの車両の後方部(いわゆる1階席)にサロン室が設置されており、当時の路線バスとしては珍しく喫煙が可能であった。
なお、JRバス東北(運行休止)は日野・セレガHD、三菱ふそう・エアロエースを使用していた。
脚注
外部リンク
- 関東バス エクスプレス鳥海号
- 羽後交通 エクスプレス鳥海号 本荘~東京
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